蒼竜の側用人3巻

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前回ルナエラへの巡行とカディアスへの帰郷を終え、平和な日々を送っていたルクルとユリウス。
そんな中、上空を飛ぶ純黒の竜が現れて・・・?

黒龍の正体は一体・・・!?

3巻|ネタバレ

ガラの手によってバラバラにされていた政治体制が復旧し、遠方へ無理矢理追放されていた役人の皆が国に戻ってきました。

外交官の1人・ミンファはルクルに嫉妬していました。

「不公平じゃない?どうしてあなたばかりユリウス様の寵愛を受けるのかしら?」

「見た感じ武術に長けているわけでもなさそうだし、あなたに女としての事を求めている訳でもないのね。」

ミンファに言われた言葉がずっと頭から離れずモヤモヤとするルクル。

ミンファはルクルの本性を暴こうとその後もチクチク嫌味を言い続けます。

しかしルクルは嫌な態度一つ取らずむしろミンファに美の秘訣を聞いてきました。

「どうしたらミンファ様みたいに綺麗になれますか!?」

「私ユリウスの好きなものを全然知らなくて、せめてちょっとでも身だしなみを整えれたらと思いまして。」

真っすぐすぎるルクルに拍子抜けしたミンファは、お詫びに一つだけアドバイス。

「分からないなら本人に直接聞きなさい。それが女の愛嬌ってものよ。」

ミンファの助言通り、ルクルはユリウスに好みの髪形を聞きます。

ユリウスはどんな髪型でも見てみたいと言ってくれました。

そんなある日、城下で買い物をしていたルクルの頭上に突如純黒の竜が現れます。

黒竜は真っすぐに宮殿へと飛んでいき、ユリウスの前に現れます。

そして竜の姿から人間の姿へ。

(この竜、まさか俺と同じ)
(この男も呪いを受けている?)

(しかも自らの意思で姿を変えられるのか!?)

男の名は”ハイネダルク”。

アズファレオの地を奪いに来たと言うのです。

追い払おうとするユリウスですが、ハイネの力は強力で逆に尻尾を砕かれてしまいます。

駆け付けたルクルはユリウスのケガを見て思わず飛び出していきます。

しかしルクルもハイネの術に掛けられ動けなくなってしまいました。

その間もハイネはユリウスを挑発し楽しんでいます。

(この人が何をしたいか分からない)
(でも止めなくちゃ)

ルクルは唇を噛み切り術を解いてユリウスを庇います。

「ユリウスを傷つける事は許しません!」

ハイネは竜の姿に変わり、ルクルを攫って行きました。

気絶していたルクルが目を覚ますとハイネのあじと(レギオン)にいました。

「もう術はかけない。かけずとも逃げ出すことは不可能だろうからな。」

竜の顎(レギオン)には、ハイネの他に4人の仲間がいました。

その人たちは”繋呪”(竜の姿に変わる呪い)の事を詳しく知っている様子です。

ルクルは繋呪のことを聞き出そうとするのですが、もちろん教えてくれません。

そこでルクルは奥で休んでいるハイネに直接聞きに行くことに。

ハイネはよく見ると傷だらけでした。

「どうしてそんなにユリウスの事を憎むんですか?」

ハイネは何も知らないルクルにアズファレオの戦の話をしてくれます。

アズファレオの東、ルナエラと接する白銀の国「エル・ファトル」。

豊かな鉱山を持ち、そこから採れる鉱石の多くは、不思議な力を宿していました。

その鉱石から作られた「エル・ファトルの剣」は聖剣とも魔術剣とも呼ばれ、精霊的な力を帯びたものでした。

「その剣が欲しい」この国の力をより盤石にする為に。

四方を大国に囲まれたこの国の王のそれは切なる願いだったのかもしれません。

アズファレオとエル・ファトル、この国の間にはいずれにも属さない国がありました。

その一つが「ミダ」です。

進軍中、アズファレオの軍はミダでエル・ファトル軍の奇襲を受けました。

小さな国・ミダは一夜にして燃え、地図から姿を消したのです。

ハイネはそのミダの生き残りなのです。

ハイネは復讐のためアズファレオとエル・ファトルとの間に不和を起こし潰させ合おうと考えていました。

しかしその戦争はユリウスのせいではありません。

それでもハイネは同罪だと思っています。

「苦しめて苦しめて苦しめてやりたい。」

「その為にレギオンがある。そのために俺がいるのだ。」

ハイネは不機嫌になりルクルを部屋から追い出します。

(こんなドロドロした思いユリウスには向けさせない)
(でもどうしたらいいの)

その時、ルクルはハイネの仲間の呪術師・マユと出会います。

「ハイネは怖くないよ。ハイネが助けてくれなかったらマユもラキアも死んでた。」

マユはハイネのことを助けたいと思っていました。

しかし繋呪には治療の呪術が効かないため、傷を治してあげられないのです。

マユの気持ちを知ったルクルは、ハイネの傷を治してあげることに。

「あなたがした事は絶対に許せません。でもこんなに怪我をしている人を放っておく事はできないです。」

「あなたのお手入れをします。その代わり怪我が治ったら、私に竜の呪いについて教えて下さい!」

その頃、ユリウスはルクルを助けるため新たな力を手に入れていました。

その代償に呪いがまた一つ深くなったのだとしても・・・。

4巻へ続く

感想

今巻は新キャラが登場&話が大きく動きます。

ユリウスとルクルの関係性が変わる巻なのかと思っていたら、新たな黒竜・ハイネの襲来。

国家間の問題や、竜の呪いについてなど、シリアスな展開に。

ユリウスは新たな翼を手に入れるのですが、翼が無かったことに今更気づきました(笑)

力を手に入れた代償にユリウスはどうなるのか、次巻も楽しみです!

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