パーフェクトクライム10巻

パーフェクトクライム(Perfect Crime)10巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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実写ドラマ化も決定しさらに人気が出てきましたね♪
ファンの私としては実写化されるのがとても待ち遠しいです(*^▽^*)

ではまず前回のあらすじから。

ようやく結ばれた東雲と香織。
しかしお互いの感性に惹かれ合って認めているからこそ、今は納得できるまでそれぞれの持ち場(香港と日本)で仕事を頑張る事を決意。

遠距離の交際がスタートした矢先、東雲に似ているクライアント(朝日奈)と出会い・・・!?

10巻|ネタバレ

(似てる・・・!東雲さんに)

あまりに似すぎていた為、驚きを隠せない香織。

部屋のコンセプトや希望を聞くのですが、好みまで東雲にそっくり。

イメージがまるで東雲の部屋なのです。

ローテーブルのないリビングまで一致していました。

(偶然にしては出来すぎのような・・・)

千夏は香織のことを心配します。

「東雲さんとか重ねて見ちゃったりしませんか?」

確かに一瞬、そこに東雲が現れたかと思い、動揺してしまった香織。

しかし遠距離だからといって近くのそっくりさんに彼を投影するなんてありません。

香織が愛しているのは香港にいる東雲だけだから。

(なんだか不思議な感覚がする人だった)
(また何か起こりそうなそんな予感がして怖い・・・)

クライアントの希望を聞いた小野は、すぐに東雲の部屋と雰囲気が似ていることに気が付きます。

香織の不安そうな顔を見て小野も香織を心配します。

その日の夜、香織はスカイプを使って東雲にビデオ通話をします。

「香織、なにかあった?こんな時間にビデオ通話なんて。」

香織のことを気に掛ける東雲ですが、香織は「顔が見たかっただけ」だとごまかします。

そして朝日奈のことが気になり香織は「兄弟っている?」と聞いてみます。

「兄弟?いないよ。俺は天涯孤独だから。」

悲しさ、寂しさではなく、何も感じていないような冷たい表情の東雲。

(私達にはまだお互い知らない事がたくさんある・・・)

朝日奈のことを話してみようかと思っていた香織ですが、なんとなくやめた方がいい気がして言い出すことができませんでした。

それ以上踏み込んで聞いてはいけない空気だったのです。

(彼は遥斗に繋がりのある人なのかな)
(考えすぎかもしれないけど、でも遥斗と似すぎていて・・・)

香織はあれが他人の空似で済むレベルだとは思えませんでした。

小野に図面を仕上げてもらい、小野と香織は2人で打ち合わせに行きます。

初めて朝日奈を見た小野は驚きの表情を隠しきれません。

すると朝日奈は「そんなにあなた方のお知り合いに似てるんですか?」と微笑みます。

「もしかしてその人は前島さんの彼氏とか?」

「やっと納得できましたよ。危うく僕に興味があるのかと勘違いしてしまうところでした。」

朝日奈のことをそんな目で見ていたのだと気づいた香織は反省します。

打ち合わせが終わり、「あれは確かにびびるわ」と小野は香織に言います。

しかし東雲に兄弟はいないはず。

その日の夜、香織は礼子と青木さんと一緒に食事に行きます。

礼子は相変わらず2人の遠距離交際にずばずばとアドバイス。

そして話の流れから東雲の家族の話に。

香織は思い切って青木に彼の家族のことを教えて欲しいと頼みます。

どうしてもと食い下がる香織に、青木は自分の知っていることを教えてくれました。

東雲の両親は彼が7歳の時に離婚しました。

東雲は母親に引き取られて育てられたのですが、21歳の時に母が白血病で亡くなり天涯孤独となってしまったのです。

青木も東雲に兄弟のことを聞いたことがあるのですが、「思い出したくもない」と拒絶されました。

あの頃の東雲は「もう日本には未練なんてない」、「日本に俺の居場所はない」といつも言っていたそう。

そこまで聞き、香織は続きは聞けるときになったら東雲から直接聞いてみることに。

2人と別れ、香織が1人家に帰っていると、朝日奈から呼び出しの電話がかかってきます。

香織は警戒しながらも仕事だと割りきり会いに行くことに。

(もしかしたら私は今から遥斗の闇に足を踏み入れることになるのかもしれない)

そんな気がしていました。

ホテルのラウンジで待ち合わせ、無駄話すらさせないほど早速仕事の話を切り出す香織。

その時、朝日奈が倒してしまったグラスが香織のスカートにかかってしまいます。

スカートは見事にびしょびしょに。

香織は「大丈夫」だと言うのですが、朝日奈は強引に自分の泊っている部屋へと香織を連れていきます。

ドライヤーだけ借りて早く帰ろうとするのですが、朝日奈がそうさせてくれません。

香織をバスローブに着替えさせホテルのランドリーサービスへ出すと言ってききません。

(どうしてこんな事に・・・)
(もうすぐ22時。遥斗心配するよね)

成り行きとはいえホテルの部屋で2人きり。

(やっぱり早く帰ろう)

香織がドライヤーで服を乾かしていると朝日奈がやってきて、香織が持っていたスカートを奪います。

「ホントに強情な女」

香織はどうして朝日奈がこんな強引なやり方をするのか分かりませんでした。

弱気な顔をしてはいけないと、香織は気丈に振る舞おうとします。

(たとえどんな罠を仕掛けられても私の中の遥斗は揺るがない)

クリーニングが終わるまで2人はルームサービスを取り食事をすることになります。

朝日奈はやたらと東雲のことを探るような会話をふってきました。

香織が「彼は日本に戻る気がないみたい」と言うと朝日奈は明らかに動揺してします。

朝日奈は東雲のことを知っていると思った香織は核心に迫ります。

「もうとぼけないで下さい。朝日奈さんと東雲遥斗はごく近い関係、血縁関係なんじゃないですか?」

朝日奈は隠すことなく血縁関係にあることを認めます。

「僕は遥斗の双子の弟です。」

親の離婚で7歳の時に離ればなれになった2人ですが、正真正銘実の兄弟でした。

そして香織が察している通り、朝日奈が香織に近づいたのは、香織が東雲の心の扉を初めて開いた人だと思ったからでした。

「あなたならきっと遥斗の心の扉も開けられる。そんな気がしたもので僕は前島さんをもっと知りたくなったんです。」

「・・・私をもっと知って・・・。」

朝日奈の目的はなんなのか?

朝日奈は東雲の敵なのか?

「あ、一つだけ言っておくとしたら僕は遥斗のことは嫌いじゃない。遥斗は僕の事が大嫌いみたいですが。」

笑顔を見せる朝日奈ですが、その表情はどこか悲しそうに見えました。

「あの・・・朝日奈さんと遥斗の間に一体何があったんですか?」

一方、東雲は仕事を早く終わらし帰るところでした。

ここのところ毎日残業続きで香織とゆっくり話せてなかったので、今日こそはと思っていました。

しかし帰ろうとしたとき、香港現地スタッフのトップクラスデザイナー・美杏(メイアン)に相談に乗って欲しいと声をかけられます。

「会社じゃちょっと」と言うので、2人はご飯に行くことに。

美杏は泣きながら東雲に悩みを打ち明けます。

「支社長と、その、関係を持ってしまって・・・っ。」

酔っていたからしてしまっただけで、美杏は支社長を好きなわけではありませんでした。

しかし支社長はそれからもしつこく、美杏はずっと断っていました。

すると支社長に「デザイン課から外されたいのか」と言われ、美杏は悩んでいたのです。

美杏は支社長のお気に入りである東雲を頼ります。

ですがこういう問題は個人間で動けばこじれるだけ。

冷たいようですが東雲は自分ではなく本社に相談するべきだと助言します。

美杏と別れ21時、日本は22時。

(もう香織は家に帰ってるかな・・・)
(会社のパソコンもオフラインできっと心配しているだろう)

東雲が電話をかけると香織ではなく、朝日奈が出て・・・!?

「前島さんならちょっと訳あって今着替えてるよ。」

11巻へ続く

感想

前回せっかく想いが通じ合って付き合ったのに、全然2人のいちゃラブがない!笑

まさかの双子の弟登場で、一息つく間もなく罠の予感です。

東雲さんと朝日奈さんの間に過去、なにがあったのでしょうか?

敵?味方?深まる謎もこの漫画の面白い所ですよね♪

漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪

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