赤髪の白雪姫20巻

赤髪の白雪姫20巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を説明しています。

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前回、皆は休暇を貰い、ゼンは白雪やオビと共にリリアスを訪れ休みを満喫します。
一方、帰省した木々の地元で催される収穫祭にミツヒデも参加。

その場で木々がミツヒデに求婚をするのですが”ゼンを守る”という生涯の誓いを理由に、ミツヒデはその申し出を断り、木々もそれを受け入れたのでした。

では、ここから20巻のネタバレです!

96話

ある日、白雪とゼンは、オビが女の人と一緒にいるところを見かけます。

驚いているとオビはそのまま一人でどこか行ってしまいました。

オビに女の影を感じた2人は気になってオビの後をこっそり尾けることに。

オビはひたすら歩いたあと、櫛屋へと入っていきました。

動揺を隠せないゼンと白雪。

2人がお茶をしているとオビに尾行していたのがバレてしまいます。

怒っているであろうオビを前に白雪とゼンはとってもきまづい空気に。

しかし怒っているのは演技で、オビは2人をからかっていただけだったのです。(櫛屋に入ったのもわざと)

基地で会っていた女性は、オビのお見合い相手でした。

隠す事もなかったのですが、自分の居所という感覚がない場所にいると調子が鈍るようで、そういうのを引きずったままゼンたちに会うのはやめておこうと思っていたのです。

断ったし、今回きりだと話すオビ。

3人で飲みながら雑談をしていると、突然白雪が話しを切り出します。

「ゼン、オビ、話しておきたい事がある。セレグでの事ではっきりと知った。何かが起こった時、それぞれに役割も領分もあって、踏み入れられない場所がある事。だけど別の場所に居てもこうして同じ場所に居ても私は皆の方を必ず向いているからね。」

3人で手を取り合った後、ミツヒデと木々を見つける白雪。

2人も少し前にリリアスに到着し、同じお店にいたのです。

97話

木々とミツヒデも合流し、5人で飲むことに。

今朝が早かった白雪は眠くてうつらうつらし始めたので、オビに途中まで送ってもらい先に帰ることに。

2人がいない間、木々はゼンに「ミツヒデにフラれた」ことを報告します。

ゼンは木々を連れだし詳しく話を聞くことに。

「私と結婚するのはゼンと結婚することに近いそうだよ。」

「木々、泣いたか?」

ゼンは昔胸の内で「もし城に来た木々が誰かに泣かされたりでもしたら、ミツヒデと試合をさせるか、木々の反撃に加勢する」と決めていました。

しかし相手がミツヒデの場合は想定していませんでした。

木々は「泣かされていませんよ、殿下」と笑顔で答えます。

「聞いてください、ゼン殿下。私はこの先もミツヒデと共に白雪とオビと共にゼン殿下の側にあるものです。だから今、ミツヒデを頼みます。」

98話

ゼンとミツヒデも先に帰り、オビと木々2人だけに。

オビのお見合いに気づいた木々は「縁談相手探す気ならハルカ公爵あたりに相談すれば?」と言うのですが、オビはそんなつもりありません。

「俺の情はお嬢さんのところにあるんで。」

オビがそれを話すとは思わなかった木々は驚きます。

その頃、ゼンとミツヒデは一緒に居ました。

「お前、この先もちかけられる縁談はどうするんだ。」

ゼンの問いに「これまで通り断る」とミツヒデ。

「ずっと独り身でいる」と話すミツヒデにゼンは納得できない様子。

「俺にも遂げたい本望がある。俺はゼン様を守る為に生きていく。」

ミツヒデにとってそれが全てなのです。

ミツヒデは剣を奪われた時の事が頭にとどまったままでした。

木々はそれに気づきゼンにミツヒデを頼んだのです。

「勝手に思い詰めるなおまえは!!」

ゼンはミツヒデのみぞおちに頭突きをくらわします。

セレグの時みたいに危険が及ぶ場所に出ていくことは謝りますが、ゼンは何が何でもどんな場面でも切り抜けようと思っています。

それはミツヒデ達に背負わせたくないから。

居たい場所があるからです。

「おまえはそういう守り方をずっとしてくれている。」

ゼンは、夜1人になって思い出さないように、ミツヒデとオビを同室にすることに。

朝起きて務めに集中して剣の稽古をして誰かと食事をして眠る。

決めた道があれば意味の無い繰り返しにはなりません。

そうしているミツヒデから、ゼンは多くを学んだのだから。

「あんまり木々に心配かけるなよ、ミツヒデ。何かは察しているようだったぞ。」

翌日、ミツヒデは朝食に木々を誘い「心配かけてすまん、ありがとうな」と言うのでした。

99話

リリアスに皆揃って4日目になります。

午前中、オビは薬室の掃除を手伝い、ゼンは変装をして青年騎士の稽古を行います。

木々は散歩の途中、買い出しに出たリュウと白雪にたまたま会い、一緒にお昼を食べることに。

それぞれ自由に過ごしたあと、夕食を一緒にとることに。

ゼンと白雪は指定されたお店に一緒に行くのですが、まだ3人は来ていませんでした。

100話

実は残りの休暇を2人でゆっくり過ごした貰おうと考えたミツヒデ達の気遣いだったのです。

当然、2人でゆっくりしてもらうため、ミツヒデ、オビ、木々は遅れて合流することに。

そんなことなど知らない白雪とゼンは、個室の部屋に案内されます。

お店の人から預かっていたオビ達からの手紙を受け取りようやく状況を把握する2人。

2人は素直に3人からの気遣いを受け取ることに。

ご飯を食べゆっくりしていると、外が荒れだし大吹雪に。

2人が宿の前を見に行こうとするとお店の人に「外出禁止」と言って止められます。

泊る予定のなかった2人ですが、オビ達はちゃんと宿泊の予約もとっていたのです。

実はオビ達も同じ宿に待機していました。

2人きりの時間を楽しんでもらった後、適当なところで遅れて合流する予定だったのです。

そして男女で部屋を割って泊る計画だったのですが、これではいつ行こうが気まずい感じに。

その頃、白雪とゼンは想定外のお泊りにギクシャクしていました。

布団を敷き雑談をしていると外から楽団の演奏が聞こえてきました。

白雪が見に行こうとゼンを誘うのですが、引き止められます。

「少し後でもいいか」そう言ってゼンは白雪にキスをします。

2人が部屋の外に出ると、前方にはオビ達3人がいました。

101話

ゼンを挟んで男3人で眠ることに。

翌朝、白雪が目覚めると外は晴れていました。

木々に髪を結ってもらう白雪。

「木々さんは・・・セイラン家の総領なんですよね。」

出逢って数年たちますが、白雪にはあまりそっちの印象がありません。

「いつか王城に来た時の話を聞かせてくれると嬉しいです。」

木々は総領として過ごす時間が今より多くなる頃にそれまでの事を全部話すと言ってくれました。

その頃には、木々に会うのはこれまでとは別の形になっているでしょう。

「ゼン殿下たちの側で会える方がいい?」と聞く木々。

白雪は国のどこででも木々が健在で会えることが一番だと思っていました。

「木々さん、居場所というのは多分繋がっていると思います。自分のそれまでと縁のある人達とクラリネスに来てそう思いました。」

リリアスを去る当日。

ゼンは挨拶をして周り白雪、オビ、リュウに見送って貰うのでした。

「楽しかったぞ!雪が解ける頃、城で会おう!」

21巻へ続く

感想

久しぶりに5人全員揃っていたのが嬉しかったです!

5人の空気感やっぱり好き。

最近は殺伐とした話が続いていたので、休暇編のほのぼのは良かった。

料理もおいしそうだし、衣装も可愛いし、テンション上がりました。

それと私はまだ木々とミツヒデの関係に納得していませんよ!笑

ひとまず落ち着きましたが、2人の関係は今後に期待しています。

漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね(*^▽^*)

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