Perfect Crime11巻

Perfect Crime(パーフェクトクライム)11巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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前回10巻では、東雲にそっくりな双子の弟・朝日奈が登場しました。
香織を強引に部屋に誘い込み、東雲に揺さぶりをかける朝日奈の「前島さんならワケあって今着替えてるよ」という言葉に東雲は・・・?

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ではここからネタバレです!

11巻|ネタバレ

「は?どういう事だよ、恭一。」

朝日奈は、さらに東雲に揺さぶりをかけます。

「何もしてないからご心配なく。だけど彼女は本当に素敵な人だね。遥斗が惚れた理由が解ったよ。」

2人の状況が全く把握できず、不安になる東雲。

仕事人間だった父と寂しがり屋で弱かった母との間にできた双子の兄弟の東雲と朝日奈。

仕事ばかりだった父は、家の中の事を母に任せっきりで、まるで母子家庭のような生活だった幼少時代。

東雲と朝日奈が7歳の時、母の浮気が発覚。

母は帰らない父の代わりに別の男の温もりを求めていたのでしょう。

両親は離婚することになり、2人は父親に引き取られることになるのですが、子供心に母は1人では生きていけないと感じた東雲は、父ではなく自ら母親についていきました。

その後、離れ離れになった東雲と朝日奈が再会したのは18歳の時でした。

偶然にも同じ大学に通っていた2人。

朝日奈に誘われ父に会いに行くのですが、父には「もう君は俺の息子じゃないだろ」と拒絶されてしまいます。

東雲は何も言い返せませんでした。

父は浮気をした母を選んだ東雲の事をどうしても許せなかったのでしょう。

(仕方ない。俺は母と共に父を捨てたのだから)
(ここにはもう俺の居場所はない)

それから東雲は朝日奈までも避けるようになってしまいます。

自分が朝日奈と繋がっている事すら父は嫌がるだろうと思ったからです。

そして大学を卒業する前の年、母が白血病で他界。

母の最期の言葉は、東雲を闇へと落としました。

天涯孤独の身、もう二度と父や朝日奈と会うことは無い、そう思っていました。

なのに本社で香織と出会い愛し、彼女が小野のものになったと思い込んで日本を去る事を決めた日、東雲の前に朝日奈が現れたのです。

東雲は「他人と話すような事なんてない」と朝日奈を追い返します。

その時、朝日奈は「解ったよ。今はまだいい」と帰って行きました。

東雲はその時の言葉を思い出し、嫌な予感を感じます。

子供の頃から顔だけでなく趣味趣向もそっくりだった2人。

(まさか俺の大切なものを、香織を奪おうとしているんじゃないのか?)

同じ顔、同じ感性、同じような性格の恭一に出会った香織が、揺らぐ可能性だってないとは言い切れません。

(香織は恭一を選んでしまうかもしれない)
(もうあんな思いをするのは嫌だ・・・)

家に帰ると香織から折り返しの電話がかかってくるのですが、東雲は出ることができませんでした。

(言い訳なんて聞きたくない)
(彼女を失うのが怖い)

留守電のメッセージを聞くと、「大切な話がある」とのことでした。

(恭一の事なのか・・・?)
(あいつと会って今まで何してた?)
(着替えするような事?一体何なんだよ。)

香織はスカイプで事情を話そうとするのですが、疑心暗鬼に陥っている東雲には香織の言葉が信用できませんでした。

「香織、もう・・・俺たち終わりにしようか。」

香織は悲しくて涙を流しながら自分の気持ちを伝えます。

「例え同じ顔同じ感性であっても私が選ぶのは朝日奈さんじゃない。私が好きなのは、東雲遥斗だよ。」

嬉しいはずの言葉も今の東雲には素直に受け取ることができませんでした。

それでも東雲のことを一途に想い続ける香織。

離れていればこれからもこういう問題には何度も直面するでしょう。

香織は東雲に日本に戻って来て欲しいと思っていました。

彼が日本に戻らない理由が仕事だけなら香織も香港に、と考えたかもしれません。

だけどそうではないと知った今、どうしても問題を解決しまた日本に帰って来たいと思ってもらいたのです。

香織は朝日奈と連絡を取り、どうして勝手に電話を取ったりしたのか訊ねます。

朝日奈がそうした理由は、東雲を追い詰めるためでした。

「遥斗は頑固なんで僕に前島さんを奪われるという恐怖を与えてやらないと多分・・・そこから動けない。」

そのせいで仲がこじれてしまった香織ですが、香織は拒絶されても東雲のことを信じていました。

そんな香織を見た朝日奈は、「あなたに出会えた遥斗が羨ましいです」と言います。

「僕もあなたのような人と出逢えたらここから歩みだせるのかな。」

もしかしたら彼も東雲と同じように心に深い闇を抱えているのかもしれないと、香織はそんな気がするのでした。

そんな中、東雲は美杏に付き添って本社がある日本に帰国します。

香織には日本へ行くとは伝えませんでした。

辛そうな東雲を見て美杏はそっと手を重ねます。

「そんなに会いたくないなら、別れちゃえばいいのに。」

本社の入り口で偶然、冬木部長とはちあわせる東雲。

3人でいるところを香織にも見られてしまいます。

美杏は香織に近づき敵意をむき出しにして言います。

「東雲さんをこれ以上苦しめないで下さい。」

東雲のフォローもなく不安に感じる香織。

(一体どういうことなの!?)
(どうして日本にいるの?それにあの女性は誰?)

不安で泣いていると東雲が追いかけて抱きしめてくれます。

「ごめん、怖かったんだずっと。香織までが俺よりも恭一を選ぶんじゃないかって・・・。」

怖くて踏みだせなかった東雲。

だけどこのまま香織の手を離すなんてできません。

動けたのは冬木に背中を押されたからでした。

「ちゃんと過去にも向き合うよ。恭一から聞いたんだろ?俺の両親の事。」

自分でも本当は解っていました。

こんなことをいつまでもトラウマにしてる年齢ではないと。

だけどどうしても消せないのです。

「恭一にはどうあがいても勝てないって、そう考えてしまって。香織を傷つけてしまった、ごめん。」

東雲は香織と一緒に朝日奈の元へ会いに行きます。

朝日奈の口から語られる、2人が抱えていた心の闇とは・・・!?

12巻へ続く

感想

今巻では東雲と朝日奈の生い立ち、関係性が描かれているのですが、どうして東雲がそこまで朝日奈を嫌っているのか謎のままです。

朝日奈さんはなにも悪くないと思うんだけど(;・∀・)

母の最期の言葉にヒントがあるのでしょうか?

なんにせよ次巻で抱えていた闇が明かされるようで気になって仕方ないです。

波乱ばかりで疲れてきたのでさっさと解決して幸せな2人が見たいです。

遠距離ってやっぱりうまくいかないね。

漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪

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