私を笑わないで3巻

私を笑わないでの漫画を無料で読む方法と、3巻のネタバレ感想を紹介します。

どんどん痩せていくひかりと、どんどん太っていく愛莉。
体重で悩みを抱える2人は、次第に会話も減りすれ違っていって・・・!?

3巻のネタバレの前に、漫画を無料で読む方法から説明しますね♪

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次に3巻のネタバレです!

23話

「愛莉ちゃん最近元気無い気がするけど大丈夫?」

仕事場の森口さんは愛莉のことを心配するのですが、愛莉は元気なふりを装います。

痩せられなくて悩んでいるなんて相談したって、どんな言葉が返ってくるか容易に想像できるからです。

甘えるなデブ
食べ分運動しろ
意志が弱いんだよデブ

そんなの愛莉だって分かっているけど、この猛烈な食欲をどうやって抑えればいいのか分からないのです。

(私は痩せたいって思ってるのにどうして脳は食べ物を求めるの?)
(私の意思ってどこにあるの?誰か助けて・・・)

24話

「愛莉、今日は一緒にご飯食べよう?」

ひかりに誘われる愛莉ですが、とても憂鬱な気分です。

とりあえず気休めにサプリを適量に飲んでいると、ひかりに「薬飲んでるの?」と心配されます。

”ビタミン系”のサプリだと聞いたひかりは、お肌によいサプリを聞くのですが、愛莉には素っ気ない態度で返されてしまいます。

(愛莉・・・なんだか態度が冷たいような)
(相談・・・のって欲しかったのに)

サプリで失敗した愛莉が次に手を出したのは、燃焼系の美容機器でした。

靴に下着、とにかく痩せるとうたっている美容具を買いあさり試します。

しかしどれも痛く気になって仕事に集中できません。

色々な物を試す愛莉ですが、どれも効果はなく、そろそろ金銭的に余裕がなくなってきました。

(毎日毎日無駄食いして無駄遣いして・・・)
(私って無駄ばっかり・・・)

一方、ひかりはバイトのおばちゃん達に痩せすぎを心配されていました。

おばちゃん達はひかりが少食なのはダイエットだと思っているようです。

ダイエットだと否定すればするで病気扱いされショックを受けるひかり。

(もうやめてよ!酷い事言わないでよ!)
(また食欲無くなっちゃう・・・)

25話

食べる努力をしているひかりですが、まだ100gしか増えておらずため息をつきます。

(早く太らなきゃ)
(何か食べなきゃ・・・)

焦ったひかりは夜、愛莉をラーメンに誘います。

乗り気ではない愛莉に、「早く太りたいの!」と主張するひかり。

その言葉にイラっとした愛莉はついに爆発してしまいます。

「太ってる私によくそんな事言えるね。いいよね、ひかりは簡単に痩せられてさ。私だって痩せて綺麗になりたいよ!」

好きで痩せたわけではないひかりはショックを受け、同時に愛莉が太っていることで悩んでいたことに気づきます。

愛莉の気持ちを考えてあげられなかった自分を責め涙を流すひかり。

(隼史の時と同じじゃん・・・)
(こうして私は嫌われていくんだ)

ひかりは愛莉のことでますます食欲がなくなってしまいます。

26話

高岩と飲みに行き、家に帰ると愛莉の部屋が空きっぱなしでした。

部屋には大量のダイエットグッズが。

呆然としていると後ろから愛莉が「勝手に人の部屋覗かないでよ!」と怒鳴ってきます。

それから2人は一切会話をしなくなってしまいました。

お互いの存在を無視するようになってしまい、欠かさなかった挨拶もしなくなってしまったのです。

修復不可能だと感じたひかりは、ルームシェアの解消を切り出します。

部屋は給料の良い愛莉の方が残ることに。

愛莉は繁盛期には他店に派遣されるくらい優秀で今はひかりよりずっと給料がいいのです。

(愛莉は黙っててくれてたけど本当は私気づいてた)
(ずっと2人で支え合ってきたつもりだったけど、本当は精神的にも経済的にも私が一方的に愛莉に甘えていただけだった)

(愛莉には私なんか必要なかったんだ・・・)

27話

ひかりは次の物件を探すのですが、あまり貯金もなく予算内で見つかりませんでした。

そこで頼りたくない実家に足を運ぶことに。

母は相変わらずあかりのことを邪険に扱い、あかりの部屋もすでに物置化されていました。w
少しの反論も許さず何を言っても何をしても結局文句ばかり母。

もう二度とこの家には戻らない!

あの時そう決意して家を出たのに、どうして期待したんだろうと涙を流すあかり。

(あの親は変わらない、そんなの分かってたはずなのに馬鹿みたい)
(今度こそ本当に二度と戻らない)

(私にあの人は必要ない)
(今度こそ完全に断ち切る!)

28話

あれからも高岩はあかりのことを気にかけていました。

あかりが部屋を探していると知った高岩は「社員寮とか無いんですか?」と店長に相談をします。

その時、高岩はあかりの母親について話しを聞きます。

あかりの母親は俗にいう毒親でした。

あかりがまだ高校生バイトの頃に、一度母親が食べに来た事があったのですが、母親はまるで粗探しにきたように、あかりにダメ出しを始めたのです。

しかも帰りにはあかりに支払いを強要していました。

あかりはなにも反論せず母親に従うだけでだったのです。

事情を知った青山は、その日もあかりをご飯に誘います。

29話

数日後、この日も仕事終わり高岩と外でご飯を食べていました。

高岩と楽しく食事をするおかげで体重も順調に増えていました。

またご飯を美味しく食べられるようになってきたのです。

「これからもずっとこうしたいなぁ・・・。」

思わず本音がこぼれるあかり。

あかりはもう高岩のことが好きになっていたのです。

一方、毎晩お酒を飲み帰ってくるあかりに対し愛莉はイライラしていました。

母親のせいもあり愛莉にとってお酒をしょっちゅう飲む人にいいイメージがないのです。

30話

なかなか部屋が決まらずにいたある日、高岩から「俺と一緒に住もうよ」と誘われます。

「青山が好きだから。だから青山に彼女になってほしいと思ってるし一緒に住みたいと本気で思ってる。」

高岩はずっと前からあかりの事が好きだったのです。

そうして無事付き合うことになった2人は、本気で一緒に住むことに決め2人で暮らす為の部屋探しを始めます。

その日からあかりは毎晩遅くに帰るようになります。

鼻歌を歌いながら帰ってくるあかりが気に入らない愛莉。

そんなことどうだっていいはずなのに、なぜかイライラしてしまうのです。

(妬み?・・・情けない)

31話

あかりと高岩は盛り上がりその日はホテルへ。

たくさん愛し合い幸せな一夜を過ごします。

その夜、愛莉が1人で家にいるとGが現れます。

(もうやだ!あかり・・・今日は早く帰って来て・・・!)

しかし愛莉の密かな願いも虚しく、結局ひかりは帰ってきませんでした。

(男の所に泊まったのかな・・・)
(なんだ結局ひかりには私なんていなくても大丈夫なんじゃん)

(私なんて必要ないんだ・・・)

あかりが部屋を出ていく日、愛莉は朝から居ませんでした。

(別れの挨拶も無しなんだね・・・)
(私達ってこんなものだったのか・・・・)

3年前、ここに2人で越してきたときのことを思い出すあかり。

互いに親から解放され希望に満ちていました。

その時に一緒に買った思いでの料理の本は置いていくことに。

そうしてあかりは寂しそうな表情で部屋を出ていきます。

32話

あかりが出て行った夜、「これで良かったんだ」と言い聞かす愛莉。

あかりが出ていき清々するはずなのに、なぜか心が晴れません。

イライラしてまた甘いものに手を出してしまう愛莉。

「う、うう・・・私が辛い時はひかりがママになってねって言ったのに・・・。」

あかりが出て行った今、帰っても1人。

きっとまた食べ過ぎてしまうだけ。

(帰りたくないな・・・)

帰り道、楽しそうに食事をしている人達を見ていると涙が出てきました。

愛莉だって「美味しいね」と微笑みあって、適量食べて満足して、そんな風に普通の食事がしたいのです。

(私はもう一生このままなの?)
(ブクブク太って1人で死んでいくの?)

(もう嫌だ、こんな人生嫌だ)

その時、知らない男性に引き止められます。

「遅れてごめん!頼むから許して泣かないで!」

意味が解らない愛莉に男は「こんな夜中に1人で泣いてるなんてダメだよ」と耳打ちします。

愛莉は気付けば周りから「可哀想な人」だと見られ目立っていたのです。

(確かに・・・デブが1人で泣いてるとか痛すぎる・・・)

男の演技にあわせ人気のない所まで移動します。

「良かったらオレが勤めるお店でちょっと飲んでかない?」

33話

あかりを助けてくれた男はホストだったのです。

「楽しくお酒飲んで愚痴ったらスッキリするよ!」

初めは抵抗があったあかりですが、家で1人で過ごすくらいなら誰かと居た方がマシだと考えついていくことに。

そのホストは他に比べカジュアルな感じで、席は全部半個室になっていました。

男の名前は透夜と言い、とても優しく親切でした。

まずは生ビールで乾杯をする愛莉たち。

しかし普段お酒を飲まないあかりには、とても美味しいとは言えない味でした。

食べ物の持ち込みはオッケーだと言うので、持っていた廃棄のお惣菜やスイーツを2人で食べることに。

「超うまい!超幸せ~!」

本当に美味しそうに食べる透夜を見て、愛莉も自然と笑顔になるのでした。

4巻へ続く

感想

拒食症と過食症になってしまった女の子たちのお話です。

痩せたいと思いながらも食べるのが止まらないという気持ちは共感できます。

ストレス感じていると尚更ですよね・・・。

2人が摂食障害になっていく過程がリアルに描かれているので、正直しんどさはありますが興味のある内容だったので引き込まれました。

あかりは彼が誠実そうなのでひとまず安心かなぁ。

愛莉が出逢ったホストの彼はちょっとまだ信用できないです。

正反対のようで体重に問題を抱えている2人が、この先どんな結末を迎えるのか楽しみです!

漫画が気になっていた方は、ぜひ無料で読んでみて下さいね♪

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