きみが心に棲みついたS3巻無料

きみが心に棲みついたS3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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前回、星名の側に居たいがために彼が関わるプロジェクトにやる気を出すキョドコですが、気の強い八木との相性は最悪。
難航するプロジェクトに、星名は飯田とのメンバートレードを提案します。

繊維会社にコネがある飯田が有利に思われましたが、八木が選んだのはキョドコが粘り強く交渉し手にした生地でした。

無事にプロジェクト続投が決まったキョドコですが・・・!?

ではここから3巻のネタバレです!

11話

プロジェクトに続投することになってはや3週間。

八木はこれまでどおり仕事にも自分にも厳しく、それは相変わらずキョドコにも。

試作品が出来上がり微調整のため、キョドコが着てみることに。

肌ざわりも着心地も思っていたよりずっとよく、キョドコは感動します。

試着室から出ると星名がいました。

星名は吉崎とキョドコのことが気に入らずかなり不機嫌な様子。

「もうやったわけ?吉崎とはもうセックスしたのか聞いてんの。」

否定するキョドコ「相手が誰でも寝るくせに」と星名は冷たい目で言います。

「誰とでも寝るのは、星名さんの方じゃない」とキョドコは言い返すのですが、星名にはあっさりと開き直られてしまいます。

「ああ俺は誰とでも寝るよ。気に入った相手とならな。」

だったら一度も星名に抱かれたことのないキョドコは・・・。

さらに星名は”デート”の約束も忘れたふりをしてなかったことにしようとしています。

(最初からあの人私との約束なんて守るつもりなかった)
(都合よく使える女なら別に私じゃなくても誰でも良かったのよ)

(それなのに私あんな人のために必死になっていつまでも執着して・・・)
(本当にどうしようもない女だ)

12話

キョドコは星名から卒業し生まれ変わることを決意します。

だけど夢の中でさえも星名に振り回されっぱなしです。

(もっと自分に自信をもとう)
(星名さんの顔色うかがってばかりの毎日から抜け出すんだ)

そんな中、堀田に誘われ飲みに行くと、そこに吉崎もいました。

今回は人の意見に流されず迷わずテキーラを注文するキョドコ。

「悪酔いするなよ」と忠告されたにも関わらず、キョドコはべろべろに酔っ払ってしまいます。

駅に向かっている最中、道端に倒れるキョドコを吉崎は背負って、堀田の元に送り届けます。

吉崎の優しさに期待してはいけないと自分に言い聞かせるキョドコ。

(優しさと取り違えちゃいけないんだ)
(吉崎さんにとってこれ以上重い存在にはなりたくないから)

13話

子供の頃、私(星名姉)には、不細工で要領の悪い弟(星名)がいた。

姉は、見え透いた嘘を並べ平静を装う不細工な弟が無性に気味が悪いと思っていました。

父に殴られる弟を見ても何故だか可哀想に思えず。

そう、姉は弟のことが嫌いでした。

どことなくしたたかさが見え隠れする不細工な弟が大嫌いだったのです。

久しぶりに姉から呼びだされ待ち合わせ場所に向かう星名。

呼び出された理由は、これまで姉が母のいる刑務所へ足を運んだり、その間パートを休んだりしてかかったお金の請求でした。

「どーせ漣くんあの人の世話する気ないでしょ?だったら金銭面くらい協力してもらわないとこっちとしてもやってらんないわよ。」

請求された金額は300万、それにしても額が大きすぎます。

母の為と言いながら結局姉は自分の容姿を変える為のお金が欲しかったのです。

一重瞼のつり目、長年のストレスで変わり果てた体型の姉。

星名は笑い300万円の請求を聞き入れます。

「ただしお母さんに俺の居場所教えたらブッ殺すよ?醜いお姉ちゃん。」

14話

星名に資料室へと呼び出されるキョドコ。

キョドコは勇気をもって星名を拒否するのですが、星名は逃がしてくれません。

「仕事が波に乗ってきたと思って調子のってんのか?それともマジで吉崎に乗りかえるってか?」

キョドコの反応を見て吉崎が原因だと察する星名。

星名はそんなキョドコが気に入らず、地面にたたきつけ顔を殴ります。

「おまえさぁ吉崎みたいな男に本気で相手されるとでも思ってんの?キョドコみたいな女遊び相手にもなんねぇだろうよ。」

そんなことキョドコ自身もわかっています。

「迷惑かけるの嫌だから吉崎さんにだけは絶対本気にならない。だってあの人本当にいい人なんだもん。」

キョドコはもう今までみたいに吉崎さんを困らせたりしたくないのです。

「いい人ってほんと薄っぺらい言葉だよな。吉崎が本当にいい奴かどうかお前の為に俺が証明してやろうか。」

その時、キョドコを探していた八木が資料室に入ってきます。

キョドコのただごとじゃない様子を見た八木は、キョドコに理由を問い詰めます。

しかしキョドコは嘘を言って星名との関係を隠します。

15話

市ノ瀬が星名の存在を知ったのは、数年前の研修会。

声をかけてきたのは星名の方でした。

初めて話した彼はとても感じが良く、2人はすぐに打ち解けます。

研修が終わった後、市ノ瀬は星名に飲みに誘われます。

酔いが回ってきたとき、星名は明日のプレゼンについて話を振ります。

先に自分の企画から話し、油断をさせたあと市ノ瀬の企画を自ら喋らせたのです。

その時市ノ瀬は「彼なら信用できそうだしきっといいライバルになれる」そう思っていました。

しかしそれは市ノ瀬の浅はかな思い違いだったのです。

翌日、朝から市ノ瀬はお腹を下しトイレから出ることが出来ませんでした。

治まった頃にはすでにプレゼンは終わっていて、しかも星名には自分のプレゼンを盗まれていました。

彼の罠にまんまとひっかかってしまったのです。

どうにかして巻き返しを図ろうと頑張った市ノ瀬ですが、次の企画では大失敗し、対して星名はどんどん業績をあげていきました。

市ノ瀬は精神的に病んで出社も覚束ない状態に。

上司から東京支社への異動を勧められ心機一転やり直せると信じていました。

職場で彼に再会するまでは・・・。

仕事終わり帰っていると駅で飯田に声をかけられます。

飯田に想いを寄せていた市ノ瀬は、飯田と星名の関係を知り引き留めようとします。

「行かないで下さい!俺っ飯田さんが心配で心配で心配で・・・!みせかけに騙されてるよっアイツは星名は非道な男なんだよっ!」

市ノ瀬の忠告も虚しく、飯田は市ノ瀬を気持ち悪がり、星名の元へ行ってしまいました。

16話

星名に呼び出され、先日飯田が叔父と飲んでいたバーへ向かいます。

牧村に席を外させ、お店で星名と飯田は2人きりに。

星名は飯田にキスをして、防縮加工剤の件についての話をふります。

市ノ瀬の言葉が一瞬頭をよぎる飯田ですが、星名を信じることに。

「よかったら今度、叔父も交えて食事しましょ。きっと星名さんなら叔父も話があうと思うわ。」

その後、市ノ瀬は課長に直談判に行き、堀田の所の担当を降りることに。

堀田はまだ何一つ仕事をしていない彼に納得がいかず、八木に愚痴りに行きます。

すると八木からも星名とキョドコについて質問されます。

17話

星名が来てからキョドコも飯田も変わったと話す堀田の話を聞き、2人に男女の関係があると確信をする八木。

思い返すとプロジェクトの当初から怪しいところはありました。

大学時代にキョドコを酷い目にあわせた先輩は、もしかしたら星名かもしれないと思った堀田たちは、星名の出身大学を調べることに。

星名とキョドコが同じ大学卒だと知る堀田と八木。

とりあえずはしばらく様子見でタイミングを見計らって聞くことに。

一方キョドコは、北海道へ取材に行った吉崎からのメールを心待ちにしていました。

吉崎から連絡があるかないかでその日一日の心の天気が決まってしまうのです。

吉崎と日曜に会う約束をしテンションが高まるキョドコですが、吉崎が星名と一緒に飲んでいる事を知り一気に青ざめて・・・!?

4巻へ続く

感想

星名の周りにいる人はみんな不幸になっていきますね。

市ノ瀬くんまで酷い目に遭っていたとは・・・。

飯田を心配し忠告したのに、盲目な飯田は星名を信じることに。

飯田はもう手遅れなので、せめて唯一の癒しである吉崎くんは逃げ切って欲しい。

あんないい人が星名の毒牙にかかるなんて辛すぎる。

八木さんと堀田さんが星名の本性に気づいたのは頼もしいですね!

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