その男、運命につき6巻無料

その男、運命につき6巻(最終回)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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松平から「特別」なんて言われ、おまけにキスまでされて、栞のモヤモヤは頂点に。
しかしその怒りが他の女たちと同じ扱いをされたからだと気づいた時、栞の中である感情が芽生えました。

離れたら会いたい「好き」という気持ちが栞を行動させた時、ついに松平からも「好きだ」と告げられて・・・!?

では最終巻のネタバレです♪

23話|転職線

手相占い師「新宿のアンジュ」は今夜もたくさんのお客様の悩みをほどくお手伝いをしています。

今夜最後のお客様は”転職線”をとても気にしていました。

「手相の線で転職線とかありますか!?あるならどんなのですか!?手に描いて教えて下さい。」

彼女の身に着けているモノから見て、お金には困っていない様子。

(給料はいいけど転職したいとは・・・人間関係か?)
(むしろもっといい給料の仕事に就きたいとか?)

そう思ったアンジュは、トラブル線、不倫線、金運、一応詐欺師線もチェックしようと色々考えていました。

今までは相談された悩みだけ鑑るのがアンジュだったはず。

これでは、この思想はまるで”松平健”のよう。

仕事中なのについ松平のことを考えてしまうアンジュ。

「最後のお客様でよかった・・・。」

占い中に松平を思い出すなんてたるんでる証拠だとアンジュは反省します。

松平と両想いだということが分かった栞ですが、これからどうしたいのかどうすればいいのか分かりませんでした。

翌日の昼休み、部長に頼まれ松平を資料倉庫に呼びに行く栞ですが、そこに松平はいませんでした。

いつもなら女を連れ込んでいるはずなのに。

扉の前であっけにとられていると後ろから松平の悪口をいう声が聞こえてきました。

腹を立てていると松平が資料倉庫にやってきます。

栞が「さっきの、女より男の方が嫉妬深いってホントですな。」と話すと松平は「嫉妬の数だけ幸せになったお客様がいるってことだろ。光栄だな。」と言っています。

そんな中、三星不動産に結婚後の新居を探しに男女がやってきます。

彼女は昨夜の転職線のお客さんでした。

栞は気づいていませんが、なんと彼女は三星グループ・岩崎社長の娘だったのです。

今の会社でリストラ候補の彼を彼女は父のコネを使って三星へと転職させてあげたのです。

しかし彼の転職線の上には遮断線が。

遮断線とは手相の上を切るようにある細かい線で、その運気を遮ってしまうのです。

(手にない手相を教えるなら遮断線のことも言わなきゃいけなかった)
(アンジュでのミスは栞の弱さが原因、だから栞が責任を取る)

(どう思われてもとにかく伝わるまで伝えるんだ!)

栞が立ち上がった時、彼の方が先に「転職したくない」と彼女に話し始めます。

彼女が嬉しそうに話すたびに言い出せませんでしたが、申し訳ないと思ったままでは三星にはもちろん彼女の気持ちにも応えられるわけがないと思っていたのです。

そうして彼は今の会社でもう少し粘って頑張ってみることに。

彼女は嫌な顔一つせず彼の意見を尊重し応援してくれました。

2人は「次に来る時は自分たちで三星さんの新築マンションを買います」と言い仲良く帰っていきました。

その日、栞は松平に再度迫られます。

「お前が帰ったのは俺たちの関係を変えたくないからかもしれないが、俺は違う。諦めろ。お前しか抱きたくない。」

松平はそう言って栞にキスをします。

24話|粘着質線

新宿のアンジュの今日最後のお客様は、以前資料倉庫の前で松平の悪口を言っていた男・矢島でした。

矢島は「お前の占いのせいで不倫相手にフラれた」とアンジュにいちゃもんをつけてきます。

矢島の手相には、粘着質線が。

(文句言うために行列に並んだのか?さすが粘着質線、粘り強い)

ゲリラ豪雨のおかげでそれ以上は絡まれませんでしたが、雨のせいでウィッグは重いしメイクは落ちかけ。

こんな豪雨じゃ栞に戻っても誰も見てないだろうと、アンジュはその場で栞に戻ります。

雨に濡れながら片づけていると松平が迎えに来てくれました。

実は昨夜、栞はキスをされたあと松平の部屋へ連れていかれベッドに押し倒されました。

最初は抵抗していた栞。

「なんであたしなんですか!?どんな美人にも不自由しない下半身クズ将軍がおかしいだろ!」

確かに栞は地味で不愛想で可愛げもありませんが、松平にとっては違いました。

「それがどうした。オレにとっては最高の女だ。」

「嫌ならやめる」と選択をゆだねられ、栞は松平を受け入れます。

初めての栞に気遣う松平ですが、栞は松平になら任せて大丈夫だろうとむしろ安心していました。

豪雨の翌日、矢島が嫌味交じりで松平に絡んできます。

松平の成績は顔のおかげだと話す矢島に、近くで聞いていた栞は腹を立て言い返します。

「お客様を侮辱するのはやめてもらえますか。松平の成績は顔だけだと仰りたいようですが、お客様達はそんなバカな理由で一生の買い物はしません。」

栞の顔を見た矢島は「新宿のアンジュ=栞」だということに気づいてしまいます。

そんなことなど知らない栞と松平。

松平はその日の仕事終わり改めて栞に告白します。

「矢島さんに言い返したやつ、オレをかばうというよりお客様の立場になってあれはなかなか良かった。つき合えよ。返事は急がない、考えとけ。」

確かにあの時の言葉に嘘はありません。

だけどあの時の栞は純粋に松平を、松平の大事なものを守りたいと思ったのです。

なのに翌日、松平は懲戒解雇処分となっていました。

最終話|手よりも目で

松平は栞にさえもクビの理由を教えてくれませんでした。

「緒形、今日で奴隷は終わりだ。オレは今の部屋を出るがお前の家賃は今まで通り出すから安心しろ。」

理由も教えてくれない、引継ぎも任せてくれない松平に、栞はショックを受けます。

そんな中、栞は松平がクビになった理由を矢島から耳にします。

松平がクビになったのは、副業禁止の三星不動産で部下(栞)の副業を知りながら黙認していたからでした。

社長にチクったのはもちろん矢島です。

社長は報告の義務を怠った松平を半年間の減給、そして占い師の副業をしていた栞を解雇処分としますが、松平は全ての非は自分にあると説明し自分を解雇とする代わり、栞が新宿のアンジュということは表に出ないようにと社長に頭を下げたのです。

全ては栞と栞の秘密を守るためだったのです。

理由を知った栞はすぐに松平の部屋へ。

「なんで・・・っ!ずっと三星で頑張ってきたのにお客様の幸せのため誰よりも。これからどうするんですか・・・!」

松平は新しく個人不動産を起ち上げるつもりでした。

入社した時から考えていたことで、経営に必要な資格は揃っています。

佐々木建設や西郷様をはじめお世話になった方々への挨拶もすでにすませてありました。

「独立するぞ。緒形も来い。」

栞をクビにしなかったのは、依頼退職なら退職金が出て借金返済にあてられるからでした。

そして松平の元でなら副業禁止ではないのでアンジュも自由です。

「営業としてのお前が必要なんだ。」

「覚悟しろ、一生そばにいてやりますよ。」

完結

感想

仕事もラブもハッピーエンドの良い終わり方でした。

栞には松平さんくらい押しが強い人が絶対に良いと思うし、なんだかんだでとってもお似合いの2人。

1話ごとの手相ネタも面白かったし、ラブは一直線に進んでいくのでまどろっこしさがなくて良かったです。

できれば付き合った後の2人も見たかったですが、ラストの隣同士でお店を構えている様子を見ると、その後の2人もきっとラブラブなんだろうな~と思いました♪

次回作も期待です!

本編の他にも巻末には短編が2つも収録されていてこちらも面白かったです。

漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪

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