コールドゲーム2巻無料

コールドゲーム2巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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政略結婚を命じられた王女・アルナは、侍女のカミラと入れ替わり護衛の騎士としてE国へ。
自分以外の5人の王妃たちによる正妃の座争奪戦が行われる中、親しくしていた第5王妃・リズィーが第2王妃・アンによって処刑されてしまい・・・!?

2巻|ネタバレ

アンの仇を取る為、スミレはアンに立ち向かうことを決意。

そこでアルナは第1王妃・カザリンを味方につけようと考えます。

大国Sの王女であり先代の王の正妃でもあったカザリンはやはり特別で、第2王妃のアンが唯一おいそれと動かせない相手。

しかしカザリンにはその考えを一瞬で見抜かれてしまいます。

「大方アンの毒気にあてられ妾に泣きついてきたのじゃろうが去ね!あの娘の本性を一目で見抜けなかった時点でお前の主に勝ち目はない」と邪険に扱われてしまいます。

カザリンとスミレがそんな話をしている所に、アーサーが入ってきます。

王妃の部屋に無断で侵入してきたアーサーに蹴りかかるスミレですが、逆に押さえつけられ頭突きをくらわされてしまいます。

アーサーとカザリンは旧知の仲の様子。

スミレはカザリンに忠告だけしその場を後にします。

2人になりアーサーに敵意をむき出しにするスミレ。

しかしアーサーの笑った顔が一瞬とても綺麗に見えて思わず見とれてしまいます。

その隙を狙われスミレはアーサーに唇を奪われてしまいました。

「スミレ、命の危険を感じたらさっさと逃げろ。それは恥ではない。恥じるべきは今のこの混乱をどうにもできんこの国の方だ。と、リズィーを助けてやれずすまなかったな。」

その後、スミレは何度もカザリンの元へ足を運ぶのですが会うことさえも拒否されてしまいます。

最近のカザリンはご機嫌斜めで、カザリンが輿入れの時についてきたS国の神父ですら王宮に入れてもらえていませんでした。

スミレがカザリンの周りをウロウロしているせいで、外国人同士で何か企んでいるのではないかと警戒されているのです。

それは同じ王宮にいるアンの耳にも入らないわけがありませんでした。

カザリンやアルナがいくら王族でも国内のアレコレを支配する力は、アン達大貴族の方が強いのです。

そんな中、開かれた晩餐会。

4人の王妃たちは順位通り王陛下のいるホールに動くのですが、カザリンはアンを降格させ代わりにB国女・アルナを第2王妃としたのです。

もちろんアンは血相を変えて反論するのですが、カザリンには逆らえませんでした。

確かに”王妃”を名乗りながら協会には認められず公的な身分にないという意味では5人皆同じですが、だからこそ前国王妃・カザリンの権限は消えておらず、5人の中で唯1人の”正式な王妃様”なのです。

アンのしたことは前国王妃を外国人とみなし、アルナ同様行動を規制するなど甚だしい侮辱。

自身の力を信じすぎアンはそんなことも見えなくなっていたのです。

それをほんの少し煽ったのはスミレです。

カザリンがアルナを第2王妃に引き上げてくれたのは強敵にならないと侮られているからこそでしょうが、アンと戦うのに立場が有利になるのに越したことはありません。

(正妃の座などどうでもいい。だがアン、お前には絶対に座らせない)

王陛下の御前に向かうアルナとスミレですが、途中で護衛であるスミレは止められてしまいます。

遠目からなのでよく分かりませんが、似ていた気がするのです。

魔界小僧、アーサーに。

後ろの方で待機していると、法衣から察するに相当高い身分にいる男に話しかけられます。

「不思議、あなたよく似てるわぁ。アルナ様の姉君なのにね。」

スミレは否定しますが、うかつにも顔で素性がばれそうになりホールから抜け出します。

その時、スミレは何者かに襲われ誘拐され地下に監禁されてしまいます。

(王女”アルナ”ならともかく今の私を攫う目的って?)
(邪魔だったとか?アン・・・?)

その頃、スミレがいないことに気付いたエドワード達。

エドワードの父の元にはバカバカしい額の身代金の要求が届いていました。

王妃付きの外国人とはいえ城が一つ買える額に、エドの父は見捨てるという判断をしますが、エドワードは納得しませんでした。

父の判断を無視して王に直接「スミレを捜して欲しい」と交渉しに行きます。

王の部屋には王によく似た金髪金眼の従兄弟・ケイがいました。

ケイはアーサーの代役であり、つまりアーサーがE国の王だったのです。

エドワードはそれに気が付いていました。

しかしアーサーにもスミレを攫った人物が誰だか見当もつきません。

疑われていたアン王妃ですが、昨晩直前まで自分が”第3位”に降格されることを知らなかったため報復するには急すぎるので違うでしょう。

それに女1人のために王が動くわけにはいきませんでした。

王妃なら国家の威信に関わるため助けないという選択肢はありませんが、王妃付きの女1人では身動き取れないのです。

そこで要求された身代金には到底足りませんが、イチかバチかある金だけ持って受け渡し場所へと向かいます。

王として公的に助けることはできませんが、私的にアーサーも付いてきてくれます。

約束の場所にはとても弱々しい姿のスミレがいました。

もちろん要求した金に足りていないのはすぐにバレてしまいます。

しかしアーサーが機転を利かせ、持っていた金をばら撒き敵側のごろつきを金で雇ったのです。

金で雇われていたごろつきだった為すぐに裏切り、アルナを取り戻すことができました。

自分の身ぐらい自分で守れると思っていたスミレは、何もできなかった自分が悔しくて涙を流します。

そんなスミレにアーサーは言います。

「悔しさに涙を流すことはできている。強さを望むかまだ先を望む気概はあるか。ならば戦う場を俺が与えてやる。俺がおまえの王だ。」

3巻へ続く

感想

第1王妃・カザリンが言ったアンへの降格の一言はスカッとしました。

だけど相手は腹黒アンなのでこれからの報復が怖いわ。

スミレを攫った人物の黒幕は結局分からずじまい。

ネタバレでは省略していますが、スミレが側にいないことで不安になったカミラがなにかしでかしそうで怖いです。

変に覚醒しなきゃいいけど・・・。

3年後の伏線もあったりと気になるところがいっぱい!

次巻から話が展開していくみたいなので楽しみです♪

漫画を読みたい方は無料で読む方法を参考にしてくださいね(*^▽^*)

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