11225巻無料

1122(いいふうふ)5巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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恋人・美月との別れ話の最中に剣山で局部を刺されてしまったおとや。
おとやは正直に全てを打ち明け、いちこと2人で夫婦再構築に励むのですが・・・!?

その一方で美月は新しい命をお腹に宿していて・・・。

では5巻のネタバレです!

25話

いちことおとやはお互いを改めて愛しく思い夫婦の再構築に励むのですが、おとやは美月に言われた「私と別れても他の人とセックスなんかしないでほしい」という言葉が呪いとなり機能しなくなってしまっていました。

それでもおとやは”できること”を愛情を込めてやってくれるのですが、いちこあまり感じることができません。

(あれ?こういう感じでしたっけ?)

と思ってしまったのです。

一方、美月は病院で妊娠5週ということが発覚。

最近は旦那・志郎と一度だけ。

排卵期でもなければ避妊もしていました。

だけどあの時しかありえないのです。

しかし誰が信じられるでしょう、不倫していた妻の言うことを。

EDでおとやが悩んでいる一方で、いちこもまた”できない”ことに悩んでいました。

するとお決まりのインナーいちこが登場します。

インナーいちこは「礼くんに相談してみれば?」と助言するのですが、いちこは時間が経てばなんとかなるものだと信じていました。

(わたしたち向き合って歩み寄ってるんだもの)
(前とは違う。夫婦だし、心を合わせて・・・)

それからサプリメントを飲んだり、ムードを出したり、おもちゃを使ったり色々試しました。

だけどやはりうまくいきませんでした。

(セックスってこんなに深刻にするものでしたっけ?)
(わたしたち結局またふりだしに戻るの?)

その頃、美月のしんどそうな様子を見て志郎は妊娠に気づきます。

やはり志郎は自分の子だなんて簡単には信じられませんでした。

26話

簡単に信じてもらえるとは美月自身も思っていません。

「美月がその子を産んだら俺は確信の無いまま責任を負って養うのか?」

美月だって志郎には及びませんが、働きたいとは思っています。

だけど実際、妊娠出産するとムリだと志郎は言います。

家族も家のことも自分の仕事より下に見ている志郎の態度についカッと来て美月は気持ちをぶつけます。

「ひろのこともあなたの親のことも私に投げっぱなしで、自分は見ないふりして面倒から逃げてばかり!偏りのある子育てもクセの強い義父母との付き合いも面倒なんか毎日山盛りだよ!」

それでも産みたいと思うのは、やっぱり幸せと喜びが勝るからです。

妊娠が分かった時、不安で動揺もしましたが、それでも希望を感じたからです。

「志郎さんはわたしに諦めて欲しい?」

志郎は黙って部屋から出ていきます。

しかし翌朝、美月の枕元に炭酸水と水を持って来てくれました。

おとやは機能しないことに悩みどんどん落ち込んでいきました。

仕事帰りたまたま声をかけられた占い師に「健康面での不安と恐怖を感じる」と言い当てられるおとや。

さらにこれから一波乱ありそうだ、と。

27話

いちこは悩んだ末、礼くんに「夫婦間のレス」について相談することに。

EDは難しい問題のようで成人男性の3分の1と言われているよう。

精神的なものが原因ならEDのカウンセリングを受けるなど助言されるのですが、結局これといった解決策は見つかりませんでした。

だけど他の人に話すだけでもだいぶ気持ちがラクになったいちこ。

礼くんと会った帰り道、仕事のコンペに通ったと連絡を受けます。

大喜びのいちこですが、その後すぐに母親から子宮に腫瘍が見つかったと報告されます。

しかし見つかったのは腫瘍ではなくポリープで、手術も簡単にできるそうなのですが、仕事で大事なミーティングが入っていて手術当日は付き添えそうにありません。

おとやにそのことを話すと、いちこの代わりにと引き受けてくれます。

いちこの仕事を応援したい気持ちと、EDや仕事の弱みをこれ以上見せたくない気持ち。

そして名誉挽回したい気持ちがおとやにはありました。

いちこの母の手術が無事に終わった時、おとやは義母に申し訳なさそうに言われます。

「あの子はもうきっと子供は難しいねぇ。ホラもういい歳だべ。あんまり歳とって産んでもねぇ?おとやさん子供好きださねぇ、優しいからいいお父さんになるのに、なんだか申し訳なくってね。」

おとやはとても自分のせいだとは言えませんでした。

(お義母さん、違うんです)
(俺たちがセックスできないのは俺のせいですよ)

(俺はこの先も勃起も射精もできないかもしれなくて子供とか無理かもしれないです)
(いちこちゃんじゃなく俺のせいで)

28話

おとやの無数の傷口は湯に浸かっても痛まなくなりました。

痛まなくはなりましたが、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

そんな中、未だ生け花教室を続けているおとや。

いちこは信じられませんでした。

「なんで今も未練たらしく2人の思い出の場所にせっせと通ってんの?おとやん何がしたいの?」

もともと生け花が目的だった為、美月がいなくなった今も続けていたおとやですが、それがいちこの逆鱗に触れてしまいます。

その時、礼からメールがあります。

自分でも気づかぬうちに前のめりになり鼻息荒めでニヤニヤしながら返信しているいちこ。

するとインナーいちこに突っ込まれます。

「礼くんには色めき立ってるよね。それって恋なの?欲情なの?」

その頃、美月はつわりの影響で入院間際だと忠告され、産むを望んだ選択に迷いが出ていました。

(エゴなんだろうか私も)
(今ですら仕事も育児もままならないのに2人目を望むなんて)

精神的にも肉体的にも辛い中でも、義母からの連絡は鳴りやまず。

突然家に来るというので、美月は史郎に頼ります。

すると志郎は仕事を早めに引き上げて帰って来てくれ母にはっきりと言ってくれたのです。

「母さん、これから言いたい事は俺に直接伝えて。美月じゃなくて。俺マメなやりとりとか苦手だけどこれからはできるだけちゃんと返すから。」

さらに理由をつけて母を帰し、美月を休ませてくれます。

「美月ごめん、ベッドで休んでて。」

29話

おとやは無神経だった自分の行動を反省し、生け花教室をやめるといちこに話します。

しかし昨夜と打って変わっていちこは目をキラキラさせながら「続けていい」と言っているのです。

礼と会う約束をしてから、いちこはそんなことなどどうでもよくなっていたのです。

一方美月は、なにもできない自分にとうとう弱音を吐きだします。

「わたし間違ってたかもしれない。妊娠して産みたいって言ったけど、やっぱりそんな権利ないし無理なのかもしれない。」

今日はひろをお風呂に入れることができませんでした。

母の作ったご飯を食べずにお菓子を食べるのを止めなかったし、動画も見せっぱなし。

夜も全然寝ないで騒いだので、頭が痛くて耐えられなくてひろのことを叩いてしまいました。

そしてこれが初めてではありません。

「ひろだってまだまだこれからも大変なのに、こんな体調で自分のことすらできなくて、子供に八つ当たりして最悪。できるわけないのに私なんかが。なんで産みたいなんて言えたんだろう。やっぱりバカなのかな?」

すると志郎は今までとは明らかに違った態度で美月を支えます。

「今まで一人でみてくれてありがとう。俺もっと早く帰れるように会社に話すよ。ひろに合うシッターと家事代行も探そう。美月前に言っただろ。俺たち変わらなきゃいけないって。それがやっと少しずつわかってきたんだ。」

正直不安もありますが、それでも志郎は引き受けたいと思っていました。

ひろのことも、生まれてくる子のことも、美月のことも。

「大変だろうけど一緒にやってみないか。」

いちこと礼が会う当日。

礼はいちこが悩んでいたレス解消の周りの成功例を参考になればと教えてくれます。

レス歴1年以上で悩んでいたB子さんは、数年ぶりに観たおじさまシンガーの色気にあてられ、火照った身体で帰宅してすぐに寝ていた夫に欲情をぶつけました。

以来、ご無沙汰になるとそのアーティストのライブに行き、自らを鼓舞するのです。

あとはお互いにもうなくてもいいというスタイルの枯山水型のカップル。

しかしそういう人たちは礼くんに施術してもらっているのでしょう。

実際いちこも礼くんがいてくれたらセックスや性欲を必ずしもパートナーと満たさなくてもいいのかなと思ったりしていました。

だけど礼はもう今月でお店を辞めてしまうのだそう。

大学院進学のお金が貯まるまでと決めていたのです。

今日いちこと会う約束をしたのは、ちゃんと会って伝えたかったからでした。

いちこの残念そうで寂しそうな顔を見た礼は、元気づけるためにいちこの隣に座ります。

カフェで2人が楽しそうにしているところを、偶然コーヒー豆を買いに来たおとやに見られてしまいます。

30話

おとやに見られてしまったことに気づくいちこ。

2人は目が合いますが、おとやは何も言わずその場から去っていきました。

礼とは距離も近かったし手も握っていました。

友達と言うには少し無理な関係。

しかしいちこは多分大丈夫だと楽観的に考えていました。

おとやはヤキモチとか妬かないタイプだし、もともと風紀も自由だからです。

一方、浮気現場を目撃してしまったおとやは、今までのことを思い返していました。

ある時期からレーシーになった下着。
挫折しないトレーニング。
急に変わる主張、妙に輝きだす目。

繋ぐと浮かぶ星座みたいに、おとやの知らないいちこが浮かび上がるのです。

(なんなんだアレ)
(わかるわけない俺に)

(確実なのは、俺は長いこといちこちゃんのあんな顔を見てないということ)

おとやは夜、いちこが眠っている隙を狙ってスマホを盗み見します。

いちこはそれに気付くのですが、すでに礼とのやりとりを見られてしまったあとでした。

誤魔化しきれずいちこは本当のことを打ち明けます。

いちこがお金を払って男を買ったと知ったおとやはショックを受けます。

引き止めるいちこの手を払いのけ、軽蔑の眼差しで家を出ます。

夫婦という名のリングの上で、ノックアウトされて崩れ落ちたのは、いちこだったかおとやだったか。

6巻へ続く

感想

おとやんの公認不倫が終わり夫婦円満元通り・・・なんてうまいこといくわけがありませんでしたね。

結局、夫婦の間に第三者が関係してしまったらその時点で三角関係になって、疎外感や嫉妬を感じてしまうのが普通の感情なのでしょう。

今巻の中で議題になっていた「セックス外注」は私はやっぱりナシだと思う。

家庭にセックスは持ち込まない、だけどお互い尊重し合える。なんてやっぱり寂しいし結婚する意味あるのかな?と思いました。

いちこに軽蔑の感情を抱いてしまったおとやが、今後またいちこを愛せるのか疑問なところ。

一方、美月たち夫婦は史郎の改心でよい方向に!次巻も楽しみです♪

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