薔薇王の葬列4巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
前回、兄・エドワードは家臣への相談なしに秘密裏にエリザベスとの結婚を決めてしまいました。
国の安泰のためフランス国王の義妹と新王・エドワードの結婚話を進めていたウォリックは、エリザベスが正式に王妃の座に就いたことを知り、怒りに震えます。
一方、リチャードはバッキンガムと出会い、自分が王になる可能性があることを知ります。
そんな中、村人が前王・ヘンリーの首を持ってきたとの知らせがあり・・・!?
ではここからネタバレです♪
4巻|ネタバレ
愛する父の仇であるヘンリーが捕らえられていると知らせを受けたリチャードは、血相を変えてヘンリーが閉じ込められている扉の前へ。
リチャードは剣を抜き怒りの感情をむき出しにしています。
「お前を殺しに来た・・・!」
ふと扉の向こうから聞こえる前王ヘンリーの声が、想いを寄せるヘンリーと似ていることに気が付きます。
その時、エドワードが現れリチャードに「剣をしまえ」と命令。
いくら兄と言えど王の命令とあらば逆らうことはできません。
リチャードは大人しく命令に従いその場から離れます。
(何を考えているのだ俺は)
(前王とあいつの声が似ているなどと・・・前王は父上の敵だぞ!)
いつ激情に駆られ行動を起こすか分からないリチャードをしばらくロンドンの外へ・・・とエドワードが検討していた時、ちょうどウォリック伯から自身の城で預かると申し出があります。
エリザベスはウォリックを警戒し預けることを懸念しますが、これはエドワードから彼へのメッセージでもありました。
「お前を信頼している」と。
そうしてリチャードはウォリックの城で娘のアンとイザベラと共に暮らすことになります。
リチャードが気になっているアンは、リチャードを乗馬に誘ったりと距離を縮めようとします。
またリチャードもアンといることで心が穏やかになりました。
ヘンリーのように心を乱されることはないし、アンといると全てを忘れられる気がしたのです。
一方、ウォリックは密かにジョージを国王にしようと画策します。
ウォリックから、エドワードに世継ぎが生まれれば、今の地位が脅かされることになるとほのめかされたジョージ。
兄に対して不満を募らせていたこともあり、ウォリックの言いなりになってしまいます。
ウォリックはイザベラとジョージを、アンとリチャードを結婚させようと企んでいました。
単純なジョージはすぐに丸め込むことができたのですが、猜疑心の強いリチャードにはそうはいきませんでした。
ウォリックとアンが話をしているところを聞いてしまったリチャードは、アンが自分に近づくのは政略結婚のためだと勘違い。
アンが本当に自分を好きなことなど知らず、ショックで自分から離れていきます。
「アン、もう無理をすることはない。解放して差し上げます。」
ウォリックの作戦は失敗。
これではリチャードを仲間にするどころか、今後リチャードの指示はまず得られないでしょう。
そこでウォリックはランカスター家と手を組むことに。
マーガレットに、「エドワードを捨てヘンリーを再び王位の座へ」と話すウォリック。
マーガレットはその言葉が嘘ではない保証として娘を差し出すよう交渉します。
そうしてウォリックの長女・アンは、マーガレットの息子・エドワードの妻として差し出されることになってしまいます。
口約束はしましたが、ウォリックにとってランカスターと組むのは最後の手段。
ヘンリーなど現王以上に王の器ではありません。
リチャードのことが諦めきれないエドワード王子は、ランカスター家が再び王座を手に入れ、リチャードを自分のモノにと考えています。
そしてついにウォリックが動き始めます。
王の許可も得ずにジョージとイザベルは結婚。
同盟を組んだウォリックとジョージは、王に不満を持つ者達を集め反乱を起こし、王はウォリックに捕らえられてしまいます。
ウォリックに政権を握られることを阻止すると決意したリチャードは、正体を隠す為女の姿に扮装し、ケイツビーと共に王を助けに向かうのですが・・・!?
5巻へ続く
感想
エドワードに裏切られたウォリック伯の次の一手がなんとも大胆。
それにより恋愛脳王はサクッと失脚してしまいました。
エドワードもジョージも王には向いてないよなぁ。
アンとリチャードのくだりは束の間でしたが、とても微笑ましくて可愛らしかったです。
なのに2人の間に生じた誤解に胸が苦しくなりました。
エドワード王子もアンも一途でいい子なだけになんだか不憫だわ( ;∀;)
どんどん面白くなってきた展開に次巻も目が離せません!
漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね♪