極婚-超溺愛ヤクザとケイヤク結婚-2巻ネタバレ

マンガ、極婚-超溺愛ヤクザとケイヤク結婚-の2巻ネタバレを紹介しています。

このマンガは分冊版で発売されているので、2巻=2話という内容になっています。

無料で読むことも出来るマンガなので、自分で読みたい人は下のリンクを使って下さい。

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極婚2話|婚約

学生の頃に思いを寄せていた九条さんはヤクザになっていて、組を継ぐために結婚を申し込まれる。

そんな非現実的な状況に置かれているのにドンドンと目の前の男性に惹かれてしまいます。

しかし、少し冷静になってみると、その人は拳銃を突きつけられても動じない正真正銘のヤクザ。

ただ絵を描いて普通の暮らしがしたかった蓮見はなんでこんなことになってしまったんだろう。と考えてしまいます。

不安そうな蓮見を元気づける為か、彼は翌日、合わせて欲しい人がいる。と言って母のお墓を訪れました。

そのお墓の前で改めてプロポーズされます。

「俺と結婚してください」

決して組を継ぐための道具としてでは無い。と伝えるための彼なりの誠意でした。

しかし簡単には決めることが出来ず、困った顔をしていると高校の時から好意を持っていてくれたこと、借金を肩代わりしたのもそれを利用しようと考えたのでは無いと言ってくれます。

自分なりに精一杯考えて答えを出そう。もっと九条さんを知ろう。そう決めます。

九条さんはこの後予定が詰まってるようで、プレゼントを手渡すと仕事に戻っていきました。

「これでウチの会社のゆるキャラを作ってよ」

プレゼントを開けると、中にはずっと欲しくて手が出せなかった高級色鉛筆が入っていました。

仕事で絵を描けるということに幸せを感じる蓮見。

帰りは秘書の人が送ってくれることになります。

帰り際、九条さんがヤクザをやってることにどうしてもイメージが合わない蓮見は思い切ってその事を聞いてみます。

秘書さんは堅気の方らしく、組のことは詳しく知らないらしいのですが背中に刺青を入れた経緯は教えてくれました。

九条さんが若頭を襲名し自分の組を持った直後のこと、ヘマをした部下を庇うあまり白咲代行とモメたことがあったようで、落とし前を付ける為、刺青を入れるように命令されたのだとか。

部下には仕事を選べるようになった時に苦労するから。と刺青をいれるなと言っていたのに、組の連中の為なら自ら泥をかぶり、危ない橋も渡り、鬼にもなる。そんな仁義に熱い人なのだと知ります。

話を聞いてもっと九条さんの事が知りたくなって、おもい思い切って自宅を訪ねてみます。

「九条さんは何故ヤクザなんかやってるんですか?」

実は彼の父は刃桜組という組長さんらしく、幼いころからヤクザに囲まれて育ってきた九条さん。

近くにいて感じたのは極道になりたくてなった奴なんて一人も居ないってことだったそうで、それを変えたいと思ったのです。

現組長である父は余命1年の宣告を受けており、何としても自分が跡目となり組を解散させたい。そう考えていたのです。

もちろん、解散後の居場所を作る為に会社の方も並行して大きくしていってる。

それだけ大きなものを背負っている彼の事がもっと好きになる蓮見。

彼女は頼まれていたゆるキャラのデザインを見てもらいます。

キリンをデフォルメしたような可愛いかキャラで九条さんも気に入ってくれました。

インスピレーションを得たのは彼の背中の刺青でした。

麒麟は本来穏やかな霊獣。ですがいざとなれば闘いも辞さないという所が九条さんにピッタリだと思ったからです。

「借りたお金は絵で稼いで必ず返します。」

今日からの一年で蓮見は絵の収入基盤を作ると宣言し、一年後、ヤクザを辞めた九条さんと普通の夫婦になってればいいなぁ。なんて話をします。

「結婚しよ」

「はい」

これから想像以上の一年を迎えるであろう覚悟は置いておき、今は大切な人を分かり合えた余韻にひたる蓮見なのでした。

3巻に続く

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