PとJK16巻(最終巻)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
功太の父親を殺した”ちい先生”との出会いにより、ぎくしゃくした関係が続くカコと功太。
そんな時、カコが手伝う養護施設でお祭りが開催!
大神やジローたちも参加し、みんなで楽しい時を過ごします。
カコはお祭りに来ていたちい先生と久しぶりに再会し、ちい先生のことを理解したいという気持ちを伝えますが、拒否されてしまい・・・。
そんな中、養護施設付近で刃物を持った男が目撃され、カコ大ピンチ!?
ではここから最終巻のネタバレです♪
59話|大切なもの
「そんなもん本気で信じたんですか?」
ちい先生はカコに、信じるのは自由だけど裏切ることだって自由だと突き放します。
その時、刃物を持った男がちい先生の腕を刺してきました。
近くにいた唯は一花を連れて慌ててその場から逃げ出します。
騒ぎを聞いた養護施設にいた人たちは外へと非難し、外には通報を受けた警察が来ています。
その頃、カコは逃げ遅れた子供たちを守るためまだ施設の中にいました。
唯からカコが逃げていないと聞いた大神は、カコを探しに行こうとするのですが、体が竦んで動けない一花を放っておけず、一花を抱えて施設の外へ。
大神は外にいた功太に状況を伝え謝ります。
しかし功太は「お前はやるべきことをした、そのことを誇れ」と言い、警察として施設の中へ。
「カコは絶対に助ける。」
功太に助けに来てもらったカコは、まず自分の事より先に子供たちの安全を優先させます。
そしてちい先生が刺されたことを伝えるカコ。
カコに「きっとまだ生きてる!お願い!」と頼まれた功太は複雑な顔をして走り出し・・・。
60話|功太と幸太
無事に外へと非難することができたカコ。
外で心配していた大神たちはカコの姿を見てホッとします。
ちい先生と功太のことを心配するカコに、「俺なら見殺しにするかもな」と大神は言います。
「大神さんはそんなことしない」と断言するカコ。
功太だってそんなことするはずないと信じるカコと大神。
その頃、ちい先生は気が立っている犯人にボコボコにされていました。
犯人はちい先生に食い止められていたせいで1人も殺すことが出来なかったからです。
苛立つ犯人はちい先生の首元に刃物を向けます。
その時、功太が助けにやってきます。
銃口を向ける功太に犯人は「このガキに当たったらヤベーよな!」と言うのですが、ちい先生は「撃って下さい」とあの時の罰を受けるつもり満々です。
せっかく功太が犯人を説得しているのに、ちい先生はあえて犯人を挑発しています。
功太はちい先生を助ける為に犯人の腕に発砲。
見事に命中し身柄を確保することができるのですが、ちい先生は犯人の持っていた刃物をとり自殺をしようとします。
それを命がけで止めに入った功太は負傷してしまいます。
幸い傷は浅く少し切れただけでした。
会ったらまずなんて言おう、なんて言ったらいいだろうと緊張していたカコ。
まともに話すのは久しぶりで、色んな言葉を考えていましたが、言葉よりも先に手を繋いでいました。
61話|PとLJK
カコは助けてくれたこと、そしてちい先生のこともお礼を言うのですが、功太は険しい顔で黙ったまま。
功太はちい先生との決着をつける為、ちい先生が入院している部屋へ。
「おまえそんなに殺されたかったか?誰かを人殺しにしてまで人に裁かれようとするな。」
功太は、自分の中にある罪は自分でしか裁けないと思っています。
ちい先生も、そして自分も。
功太はずっと後悔をしていました。
あの時、音楽を聴いていなければ、電話を掛け直していれば、俺が「こうた」じゃなければ、きっと父親は死なずにすんだ、と。
自分のことを許せない苦しみをちい先生にぶつけて軽くしようとしていたのです。
しかしちい先生も罪の意識で苦しんでいることに気づいてしまった功太。
もちろん一生許すことはありませんが、功太はちい先生を憎むことをやめたのです。
「俺は自分の罪を背負って自分のために生きていく。いつか出口が見えるまで。もう二度と俺たちの人生は交わらない。それでいい。」
ちい先生もこれからちゃんと罪を背負っていくために、自分がしたことを功太から聞き向き合うのでした。
その後、ちい先生は最後にカコにもお礼を言い、一生の別れを告げます。
カコが功太の名前を呼んだ時、ちい先生にとって呪いでしかなかった名前が、なんだか少しいいもののように思えたからです。
事件から月日が流れ、今日はカコたちの卒業式です。
卒業式を終えいつものメンバーでわいわいがやがやしながら功太のいる交番へと行きます。
62話|永遠の愛
1年後、今日はカコと功太の結婚式。
2人の関係に最後まで気づかなかったジローは、改めて驚いています。
大神は「幸せな姿見れんなら本望」だと2人を祝福します。
カコは式が始まる前に、功太に「わたしのこと好き?」と聞きます。
なぜなら今まで一度も言ってくれたことがないからです。
耳元で囁く功太の言葉にニヤニヤのカコ。
その後、2人は子宝に恵まれ可愛い娘と3人で暮らしています。
3人は功太の両親のお墓参りへ。
そこで娘が転んだのを見た功太は「代わってやれたらいいのに」とギュッと抱きしめます。
その時、功太はようやく父の気持ちが分かったような気がして「ありがとう」と呟きます。
やっと少しだけ出口が見えた気がしたのです。
功太は父親の通るはずだった刑事の道を諦めました。
父親の見るはずだった景色を自分が代わりに見るんだ、見なきゃいけないと思っていた功太ですが、それよりもっと見たい景色ができたからです。
完結
感想
前巻では功太くん少し大人げないぞ、と思っていましたが無事解決できて良かったです。
そして今巻でも平ちゃん素敵でした。
言葉、行動どれも素敵で存在に何度救われたことか・・・。
私としては功太くんより断然平ちゃん推しです!笑
重い展開が続きましたが、最後は明るくハッピーに終わり大満足!
作者さんのあとがきも読んでて面白かったぁ~(*ノωノ)
まだ読んでいない人はぜひ漫画の方も読んでみて下さいね♪