放課後、恋した。最終巻の8巻が発売されたのでさっそく読んでみました。
ここではその結末までのネタバレや好きな巻数を無料で読む方法なども紹介してるので使ってみて下さい。
29話から最終話|結末までのネタバレ
”この気持ちは誰に負けない”
「好きだよ。」
渚に告白されて、夏生も返事を返します。
「好き。私の方がもっとずっと前から・・・」
やっとの思いで実った恋が幸せ過ぎて涙が溢れてくる夏生を渚がぎゅっと抱きしめます。
こうして恋人同士になった二人。夏生のケガも治り、マネジャー業も翌日から始めます。
懐かしい体育館の匂い。今までと違うのはそこに恋人が居るということ・・・
ついつい見とれてしまい、渚の方も夏生に良い所を見せようと気合が入ってるようです。
練習終わりには、ベスト4入りと夏生の復帰祝いに祝勝会を開きます。
そこで突然、渚が付き合ってる宣言をして、夏生は心臓はドキドキが止まりません。
幸せの絶頂の2人。渚はバスケ部の顧問で夏生の兄にも大事にする。と宣言します。
一方、夏生にフラれた桐生はと言うと、女子バレーの打ち上げに誘われます。
そこでちはるとイ二人っきりになり、夏生とのことを話します。
「正直、嫉妬する覚悟がしてたけど、ああよかったなぁて思っちゃったんだよね。」
もう夏生の事は吹っ切れているようでした。
渚と夏生は二人っきりのクリスマスを楽しみます。
食事をして楽しい時間を過ごし、楽しみにしていたイルミネーションは大混雑で門限に間に合いそうに無かったので、代わりに渚が特別な場所に連れて行ってくれます。
「ここ兄貴と小さいころよく遊んでたんだ」
防波堤に並べられたヨットにはイルミネーションが施されていて、夏生もキレイだと喜びます。
自然と話は渚のお兄さんの話になり、いつか会ってみたいと話す夏生。
「ごめんなぁ。話は出来てももう会わせてやれない。事故で死んだんだ3年前」
大学生だった兄、渉は大学の寮で暮らしていました、当時、中学生だった渚はレギュラーが取れて初めての試合にどうしても来てほしくて、兄を誘うのですがそれが悲劇の引き金になってしまいます。
「久世!!今すぐ病院に行け!お兄さんが事故に巻き込まれたらしい」
試合中に監督に呼び出され、すぐさま病院に駆け付けますが、その時にはすでに渉は息を引き取ってていたのでした。
この前、夏生が足を怪我したときも、その時のことを思い出して「試合に来るな」とキツく言ってしまったのです。
でも兄を無くして自分の気持ちに向き合えず捨てたものを、何度も拾ってくれたが夏生でした。
「だから今は大事なもの全部、受け止める覚悟が出来た」
夏生はこれからも、何度でも渚が捨ててしまった時はそれを拾い、ずっと一緒に居ようと誓うのでした。
季節は流れ、2年生になった二人。
バレー部は新入生たちへ勧誘をしたり、新体制に向けての心構えだったりと大忙しです。
2か月後のインターハイで引退となる三年に変わって、渚が部長。キャプテンは桐生と発表されます。
キラキラした春・・・長いようで短い、瞬きをするのももったいない。
好きなもの、夢中になれるもの・・・
一歩、踏み出せば新しい自分が見つかる・・・
空よりも海よりも
青い青い時間がまっているよ
―完―
感想
渚と夏生の事をもう少し見ていたい気持ちもありましたが、最期はキレイに完結してくれて良かったです。
最後の言葉は本編に書かれてるのを簡単にまとめたものなのですが、その言葉と一緒に描かれている回想シーンがまた良かったです。
キラキラした青春がまぶしくて、読んでいてちょっと甘酸っぱいような、そんな気持ちになれてそれもまた良かったと思いました。
放課後、恋した。は無料で読むことも出来るので、是非この方法を使ってマンガ版も読んで下さい。