中卒労働者から始める高校生活14巻ネタバレ

中卒労働者から始める高校生活14巻のネタバレを紹介します。

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45話から48話

「別れよう」

莉央の父の要求通り、その言葉を告げます。

自分と付き合わなければこんなケガをすることも無かった。全ては自分のせい。

「好きなのに・・・離れないでって言ったのに」

大粒の涙を流しながらそう訴えかける莉央ですが、片桐はすでに心を決めているようで「幸せに」とだけ答え。その場を去ります。

莉央の前では決して涙を見せることはしませんでしたが、病院を出てすぐに涙が溢れてしまうほど片桐もまだ彼女のことが好きでした。

家に帰ると妹も自分のせいでこんなことになってしまったと涙を流しています。

「違うよ。お前のせいじゃない 兄ちゃんが悪かった」

母が死んだときも妹を必要以上に悲しませないために自分の感情を押し殺し決して涙を見せなかった片桐。

ですが真彩はそんな事、お見通しのようで、翌日は家で泣けないから、と一人河川横で泣いていました。

たまたま通りかかった五十嵐が声を掛けますが、今は誰とも一緒にいるつもりは無いようで、その場から逃げ出します。

自分のせいでみんなが不幸になった。こんな自分には誰からも好きになってもらう資格なんかない。嫌われても仕方ない。

そう言いながら逃げ出し、五十嵐が「キライになんかなってねー」と叫んでもまったく聞く気が無いようで、仕方なく五十嵐は彼女を捕まえてキスをするのでした。

「五十嵐君って真彩の事好きだったの?」

突然のキスに驚いたおかげで少し落ち着きを取り戻したようで、近くのベンチに腰を掛け兄たちが分かれた話をします。

そんなこんなで話はそれていき、五十嵐の気持ちの話になります。

「もう一条に告ってきてよ。もう前と同じではいられないよ」

真彩は前に進むことが出来るのでしょうか?

一方、莉央も片桐と別れてから部屋に引きこもりがちになり、元気もありません。

見かねた一条が片桐を呼び出し莉央の状況を伝えます。

「親父が犯罪者だからってなんだよ!?」

親のことは子供には関係ない。そうでないと自分も自由に出来ない。

ライバル関係にある2人ですが、今の状態はおかしいと思った一条なりの言葉で片桐の背中を押します。

それでも、片桐の気持ちは変わらないようです。

そんな二人の様子を心配した若葉は一条から事情を聴きます。

中庭に居る片桐の元へ向かい、気持ちをぶつけます。

何も知らないくせに知ったかぶりをして味方のフリをして、そんな自分がショックだと言います。

知らずに無神経なことを言い、片桐の苦しさも、真彩の苦しさも何も知らずに勝手に言ってしまった。

片桐の事が好きだけど、それでもこんな終わり方はおかしい、莉央は今もずっと待ってる筈。

恋敵に対してですが、誠心誠意の言葉で片桐の背中を惜します。

「解ってくれるのにな みんな・・・解ってくれるって俺だけ解んなかった」

負い目を感じ続けてきた自分の人生が間違っていたのだと気が付いた片桐。

彼の向かう先は!?

15巻に続く

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