けだものたちの時間~狂依存症候群~3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
3話では誘拐犯・宏和の壮絶な過去が明らかにされていますよ!
※漫画は好きな巻を数冊分無料で読むことが出来ます。下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
3話|秘密
監禁から3カ月、「耐える」「諦めない」と頑張ってきたあいりですが、もうそろそろ限界でした。
そんな中、宏和が突然「死ねよ」と言い、あいりの首を絞めてきます。
「どうせ何不自由なくのほほんと育ってきたんでしょ。どう苦しい?」
翌日、宏和はあいりに新しい化粧品を買ってきますが、あいりは何もいらないから解放して欲しいと泣きながらお願いします。
しかし当然解放などくれるはずがありません。
一度は心が折れかけていたあいりですが、もう一度説得することを考えます。
とにかくなんでもいいから情報を聞き出そうと会話の糸口を探るあいり。
宏和にはあっさりと勘付かれ、ついに犯されてしまいます。
「はじめては誰とヤッたの?何歳の時?」
宏和はあいりを犯しながら何も応えないあいりの顔面を殴ります。
するとあいりからは想像もしていなかった言葉が。
「お父さん!15歳でお父さんに!!」
その瞬間、あいりの姿が自分と重なり宏和の手が止まります。
翌日、宏和は初めて自分のことを話してくれました。
宏和の父は物心がつく前に蒸発、母は7年前に首を吊って死にました。
家のゴミも母が持ってきたもので、ゴミを漁っているか家に籠っているか、とにかく頭のおかしい人でした。
宏和へのDVは悲惨なモノで、殴られるのは当たり前、11歳の頃には初めてレイプをされました。
漫画、アニメ、ゲーム禁止。
真冬の深夜に全裸で外に放り出されたり。
宏和の話にあいりも共感します。
煙草を押し付けられた痕を互いに見せ合う二人。
初めて宏和の裸を見たあいりは、虐待の傷を見て涙を流します。
そしてあいりは「辛かったね」と宏和を優しく抱きしめるのでした。