マンガ、けだものたちの時間～狂依存症候群～5話のネタバレを紹介しています。
このマンガは誰でも無料で読むことが出来るので、自分でよみたい人は下のリンクを使って下さい。
5話｜触る
監禁から三か月。
いつものように彼がバイトから帰ってくると、触られる愛理ですが少し嫌そうな顔をすると宏和は「もう触らないよ」と微笑みます。
昨日までと全く違うあつかい、理解が出来ず、父親に植え付けられたトラウマが蘇ります。
どうしようも無く不安定な精神状態を少しでも和らげたくて、宏和に過去を打ち明けました。
母は愛理が父に抱かれているのを知りながら、愛莉を父に抱かれて感じる様な汚い女だと言っていました。
もっとも頼るべき人に突き放されてしまった愛理は、その事を誰にも知られてはいけないのだと、心を閉ざします。
年齢が上がるにつれて、何人かの男性と付き合いましたが、直前になると”お前は汚い女だ”と過去のトラウマが襲い掛かってきて誰とも長続きしませんでした。
同級生たちが幸せそうな初体験を話す傍らで、自らは誰にも言えない凄惨な初体験と今なお続く、支配。
初めて話したのは、誘拐犯の宏和でしたが、話すと心からすっと憑き物が取れたように楽になります。
大粒の涙を流す愛理はその日初めて自分の意志で宏和に抱き着くのでした。
5話の感想
愛理過去を同じ境遇を持つ宏和に打ち明け、2人の距離は一気に近づいたようです。
本当の恋人同士のように傷を癒し合う2人は、やっと呪いから解放されたかのような穏やかな雰囲気でした。
2人の関係がどう変化していくのか、最期まで一気に読んでいきます。
