さんぶんのいち8巻無料

1/3さんぶんのいち8巻(最終巻)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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慎と復縁した紫陽花。
幸せいっぱいの中、初めて迎える2人きりで過ごす夜がやってきます。

「慎くんのモノになりたい」と思った紫陽花は、ついに慎と・・・!?

ではネタバレです♪

36話

もう一度付き合うことになった紫陽花と慎。

ラブラブな2人を前に、遊は複雑な感情でした。

そんな遊を察した小田は遊を元気づけようとします。

小田の気持ちに気付いていない遊は「弱ってるときに優しくすんな、勘違いする」と言っています。

気持ちには気付かないのに、ちゃんと髪を切ったのは気づいてくれる遊に小田はドキッとするのでした。

一方、復縁してから積極的な慎にドキドキの紫陽花。

「紫陽花が生きててくれないならオレの人生なんてなんの意味もない」

彼女ありきの人生なんて男のくせにダサいと言う慎ですが、紫陽花にとっても生きるということは慎に会えるということでした。

そして二人は進路の話に。

まだなにも決めていない紫陽花は、慎が日本に帰ってきた時に会いやすい場所がいいと考えていました。

「進路が慎くん次第なんて情けない」と言う紫陽花に、慎は優しく「一緒に考えようか」と言ってくれます。

とりあえず大学の選択肢を増やすために、紫陽花は受験勉強を頑張ることに。

夏休みを利用していつメン5人で勉強合宿をすることになります。

37話

高3最後の夏、5人は古民家コテージを借り1泊2日の勉強合宿に来ています。

勉強に集中しないといけないのに、やらしい妄想ばかりしてしまう紫陽花。

慎は紫陽花にこっそりキスをし「やっぱ2人きりで来ればよかった」と言っています。

見えない進路や、来年から始まる慎との離れ離れの生活に不安もある紫陽花ですが、今はこの幸せを噛み締め目一杯楽しむことに。

夜はみんなで花火をするのですが、遊は一人縁側に座っていました。

遊のことを気にする小田は、遊の隣に座ります。

「フラれて終わった恋愛って人生の中でなんか意味あんのかね。」

遊はこんなに辛いなら最初から好きになんなきゃよかったと思っていたのです。

小田は「意味ないなんてことはないんじゃないかな」と話します。

想っても叶わなかった遊と、想われても叶えてあげられなかった紫陽花。

2人で同じ痛みを分け合えたからです。

小田の言葉で少し気が楽になった遊。

小田はそんな遊に告白します。

正論っぽいことを言って自分はどうなんだよと思ったのもあるし、失恋した時に別の誰かが自分を好きって言ってくれたら少しは元気がでるかもと思ったからです。

「返事とか求めてないから」と小田は言いますが、遊は気になって眠れませんでした。

眠れないのでリビングに行くと、金属アレルギー反応が出て同じく眠れない紫陽花がいました。

慎から貰ったピアスを大事にしている紫陽花に、遊は「俺のやった帽子は秒でかぶんなくなったけど」と言います。

紫陽花が「部屋で大切にしまってある」と言うので、慎の気持ちを考えた遊「捨てろ」と言うのですが、紫陽花は捨てる気などありません。

あの帽子は遊の気持ちだからです。

遊が好きになってくれたことは、紫陽花にとって誇りでした。

きっとこれからの人生の中で何度も思い出して背中を押してくれるような、宝物みたいな出来事だったからです。

遊は涙目になりながら紫陽花を抱きしめ今まで振り回したことを謝ります。

そして慎とのことを応援するのでした。

38話

翌朝、2人して寝不足の紫陽花と遊。

しかもいつも紫陽花がつけているはずのピアスをつけていないではありませんか。

慎はモヤモヤして紫陽花に聞きます。

遊との仲を疑っているわけではありませんが、モヤモヤしている気持ちを放置して紫陽花との関係が悪くなるのが嫌なのです。

理由を聞いた慎は安心して深いため息をつきます。

「紫陽花はなんにも悪くない。ただオレが嫉妬深いだけ。」

しかし「紫陽花とキスした」と言っていた遊を思い出した慎は嫉妬して紫陽花に長いキスをします。

そして慎の提案で急遽2人だけでもう一泊泊まることになります。

夜になり紫陽花が一人でお風呂に入っているとゴキブが現れます。

驚いた紫陽花は裸ということも忘れそのままお風呂を飛び出し慎に抱きつきます。

裸の紫陽花に抱きつかれた慎は我慢ならずベッドへ。

慎が大好きな紫陽花は、今夜100%慎のものになる覚悟はできていました。

39話

慎のモノになりたいと思っていた紫陽花ですが、いざとなるとやっぱり怖くて恥ずかしくて。

震える紫陽花を見た慎は、「急いですることじゃなかったよね」と中断します。

紫陽花の無防備な姿を見た慎は、もっと大切にしなきゃと思ったのです。

「もう少し待つよ。この先も時間はいくらでもあるんだし。それにオレ達”一緒に寝る”ってだけでも十分初めてだよね。」

強引に強行してくれても良かった紫陽花ですが、慎の優しさと想いやりが嬉しくて涙を流します。

紫陽花は「君の幸せの為に私にできる事はなんだろう」と思いながら眠りにつくのでした。

翌日、慎は早く自立して紫陽花のいる日本で暮らしたいと話します。

好きなことを仕事にして頑張っている慎を近くて見てきた紫陽花は、自分も慎のように夢を追いかける努力をしていこうと考えるようになっていました。

紫陽花はヘアメイクの仕事をするために、専門学校へ行く事を決めます。

最終話

高校最後の1年間はあっという間に過ぎ、今日は卒業式です。

式が終わり、遊は小田を連れ屋上へ。

「なぁ小田、お前卒業してからもたまには連絡しろよ。オレもするから。」

好きになれるかどうかは分かりませんが、このまま疎遠になるのは嫌だからです。

曖昧な返事で申し訳ないと遊は言いますが、小田には十分最高の答えでした。

その頃、慎と紫陽花は「久々スタバでも行く?」と話していました。

紫陽花は財布から前に慎に貰ったスタバのカードを出します。

それを見た慎は財布の中から紫陽花に貰った手紙を出します。

ずっと財布に入れて持っていてくれたことにびっくりの紫陽花。

「あの頃しれっとしてたけどオレ好きだったんだろうな。紫陽花のこと、きっと最初から。」

あの頃の紫陽花は、自分の事を”平凡でつまんない子”だと言っていましたが、慎から見たらすごく可愛かったし特別な女の子だったのです。

今でも紫陽花は「慎くんは王子様だけど私はやっぱ平凡女子だから!」と言いますが、周りから見ると2人は”理想のカップル”になっていました。

スタバで飲み物を買い、シーキャンドルを眺めながらしみじみとする紫陽花。

慎は寂しげな表情の紫陽花を抱きしめ「アメリカに行ってもなるべくすぐ戻ってくるよ」と言います。

「結局オレは紫陽花が笑ってくれればそれでいい。それが一番のオレにとってのご褒美だよ。だから一生オレの側で笑っててよ。オレはそのための努力ならなんでもするから。」

慎は手で輪っかを作り「見えないなぁオレたちがかけた南京錠」とシーキャンドルの方を眺めます。

見えるわけないよと言う紫陽花に、慎は「小さい輪っかを通すと見えることってあるし」と言い指輪の中を覗かせます。

指輪のプレゼント、そして慎の気持ちが嬉しくて大号泣の紫陽花。

そして月日は流れ、二人は永遠の愛を誓いあい、二人の子供を授かります。

今日はいつメンを呼んで、家で同窓会も兼ねて慎の映画の公開前お披露目パーティーです。

完結

感想

キラッキラの青春ラブストーリー!

とにかくピュアで眩しすぎました。

裏で支えていた遊を見ると切ないですが、どこまでも紫陽花のことを一番に考えている慎はやっぱり素敵。

そして大人になっても集まれる仲っていいなぁ♪

幸せそうな様子が見れて良かったです。

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