デブとラブと過ちと!3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※デブとラブと過ちと!の漫画は全巻無料で読むことのできる漫画です。
下の記事で説明しているのでネタバレの前に読んでみて下さいね♪
11話|夢子の母
「ケースケはママが好き!」と優から聞いた夢子は落ちこみトボトボと歩いていました。
しかもズボンが破れていて周りの人からは笑われています。
夢子が赤面して慌てていると南が現れ背広でお尻を隠してくれました。
南は夢子が乗るタクシーに一緒に乗り込みます。
そして圭介の子供だと勘違いしている夢子に、子供は前園弘樹と梨香子の一人息子であると話します。
どういう理由かは知りませんが、現在優は梨香子の実家で面倒を見ていて、時々圭介が遊び相手になっているようなのです。
優が前園課長の息子だと知った夢子は元気を取り戻します。
そしてもし不倫だったとしてもそれが彼の望む幸せなら潔く諦めるつもりです。
南はそのまま夢子の家へ。
夢子の母に、夢子は自殺未遂ではなく他殺の可能性があると刑事が伝えると、母は動揺し近所の体裁を気にしています。
南は母の話を無視して夢子の部屋へ。
「この部屋の中が唯一息のできる場所だったのかもな」と南は言って他に気付いたことを夢子から聞き出します。
夢子は時々頭に刺すような痛みが走り、映像のようなものが見えていました。
割れた鏡の中で泣いている夢子。
そしてスマホのカメラに映る圭介。
刃物、叫び声、怒鳴り声・・・・。
しかし詳しくはやはりまだ思い出せません。
今までは記憶が戻るのが怖かった夢子ですが、今は圭介のおかげで怖いとは思っていませんでした。
早く記憶を戻して圭介の無実を証明したいのです。
南は夢子に「以前のあんたの方が自分のことよくわかってた」と茶化したことを謝ります。
そして「もし過去を思い出したら”以前のあんた”が守っていたものをぶっ壊すことになりかねない。それでも怖くないと言えるか?」と夢子に訊ねます。
「もちろんよ」と即答する夢子に、南はニヤリと笑いある頼みごとをします。
12話|交友関係
南の頼みは事故現場につき合って欲しいというものでした。
約束の日、夢子は事故にあった時間にあわせ16時に西東京のさざれ村へ。
わざわざ家や会社から離れた聞き覚えのない場所に、夢子は不安がよぎります。
着いた場所は廃ホテルでした。
廃ホテルを見た瞬間、夢子は頭に刺すような痛みが走ります。
「私・・・ここ知ってる気がする。」
寒気を感じながら夢子は中へと入り現場へ。
そこには夢子の靴跡の他に24cmの女性もの、そして27cmの男性ものの3人の靴跡がありました。
足元の部分には夢子の指紋が付着していて、落ちまいと掴んでいる形でついていました。
自殺しようという人間があんなところにしがみつくとは思えません。
夢子は頭痛に耐えながらもなんとか思い出そうと頑張ります。
「女の人が悲しそう、泣いてるわ。私は何かを否定しててでも伝わらなくて悲しくて・・・。」
気付けば夢子の目からはボロボロと涙がこぼれていました。
夢子の負担を考え捜査は一旦中止することに。
帰り道、夢子は「月下美人」の花に目が止まります。
花に詳しいわけではないのに、なぜだかその花だけ知っていました。
香りに覚えがあるものの思い出せません。
夢子は憶測で考えてもらちが明かないと思い、卒アルを開きます。
自分に友達がいなかったなんて信じられない夢子でしたが、卒アルにはどこにも写真が無く、寄せ書きも真っ白。
それでも夢子は「きっと近寄りがたい存在だったのね」とどこまでもポジティブです。
その後、偶然コンビニで同じ中学だった男性に会い声を掛けられた夢子。
夢子のキャラがあまりに違い過ぎて「幸田って話せばすごく楽しい人だったんだね!」と笑います。
コンビニからの帰りも隣の家のおばあさんに声を掛けられ、小さい頃は食いしん坊でよく家に来ておはぎを食べていたと話してくれます。
しかし夢子の母に「これ以上太らせないで」と怒られてからはそれっきりだと。
同級生とお隣さん、二人に会えて少しだけ自分の交友関係がわかった夢子。
夢子は思い出せないならもっと自分で調べてみようと考えはじめます。
13話|昔と今
夢子はさっそく企画部の同僚に「記憶がなくなる前」の自分を聞きます。
とにかく存在感ゼロでコミュニケーションが取りづらく、メイクどころか肌や髪の手入れもしてなくて、服が壊滅的にダサかった。
だけど無遅刻無欠席で大きなミスはなく仕事は真面目にしてたと聞きます。
つまり以前の夢子はよくも悪くも目立たず空気のような存在だったと。
ポジティブな夢子はそれを言われ落ち込むどころか「さすが私!昔は空気、今は太陽!どっちもなくてはならない存在だもの!」と自信満々で言っています。
次に夢子は社内を調べることに。
どこに行ってもピンと来なかった夢子ですが、使われていない8階フロアには身に覚えがありました。
その時、休憩をしていた圭介が現れます。
圭介は「見せたいものがある」と夢子を8階フロアにある旧ラボへ連れて行き見晴らしの良い景色を見せます。
企画部にいた時の話を楽しそうに話していた圭介でしたが、「あの頃から色んなことが変わってしまったな」と暗い表情に変わります。
夢子は「変わったことばかりじゃない」と圭介を励まします。
「昔も今もこの景色はずっと福社長を勇気づけてくれているもの。」
「記憶はなくなっても昔も今も私は副社長が好きということよ。」
告白のような言葉に、夢子は赤面しながら「友達として!」と否定します。
夢子が気分よく休憩から戻ると、TTデザインのデザイナー・出川が押しかけてきました。
「企画部の幸田夢子って誰?もう我慢できない!私のデザインの何が悪いっていうのよ!このデブ!」
14話|世界で一つだけの
出川さんは長年夢子の会社のパッケージデザインをしてくれているベテランデザイナーです。
今回、デザインしたものを夢子にダメだしされ文句を言いに来たのでした。
夢子は率直に「印象に残らない。つまらないわ」と出川に言います。
もともと無茶ばかりを言われ不満がたまっていた出川は怒って仕事を辞退すると言います。
社長が引き止めるものの「もう限界だよ、前園くん」と言い去ってしまいました。
TTデザインが一番安く、しかも今からでは納期も間に合わず、社内はバタバタです。
夢子は責任を取るために自分でデザインを考えてみることに。
デザインを参考にするために、資料館へと出向いた夢子は、そこで出川のデザインしたパッケージを目にします。
デザインをすることの大変さ、出川の思いを知った夢子は、出川に謝り「もう一度力を貸して欲しい」と頭を下げて頼みます。
2日後、出川は夢子が納得するような素敵なデザインを持ってやってきてくれます。
その時、夢子は出川から「圭介が全部壊した」という言葉を聞いて・・・。
15話|悲劇のはじまり(前編)
今から5~6年前、出川も中堅になり任せられる仕事も増えてきた時でした。
そのうちの一つが夢子の働く会社・サイバラでした。
企画部の新人・圭祐は、自分の考えた新商品に自信満々で出川からみると生意気でした。
ぶつかりつつも力を合わせて発売までこぎつけたのですが、結果的に全く売れず生産中止になってしまいます。
圭介に甘い前園社長でしたが、それは前園が圭介の努力を知っているからでした。
失敗を恐れて挑戦しなくなるより、生意気くらいが丁度いいと前園は思っていました。
こじれたのは社長の娘であり前園の妻である才原梨香子が現れてからでした。
あれは出川が前園たちと出会って2年後くらいのことです。
大学卒業後、イギリスに短期留学していた梨香子が、社会勉強の為父の会社の企画部で働くことになります。
梨香子と圭介は大学のサークルが一緒でくされ縁というやつでした。
4人で一緒に仕事をすることも増え、しょっちゅうラボに集まっては遅くまで残業したり、週末は前園の家に集合し他社商品の試食勉強会をしてりしていました。
梨香子は当時こっそり前園と交際をしていましたが、父には縁談を進められていました。
しばらくし梨香子は圭介との子供を妊娠します。
梨香子と前園は必死に社長を説得し、結婚をすることができました。
愛し合っていて、命が宿って、幸せだと思っていました。
だけどこの結婚こそが破滅の始まりだったのです。
4巻へ続く
感想
なんでもポジティブに変換できる夢子ちゃんが羨ましいです!
ポジティブで明るい人は見てて元気貰えるし大好き。
自分の考え方ひとつで世界は変わるんだな~って思いました。
自分次第で変えられると勇気をもらうことが出来る漫画ですね♪
事件に関しても少しづつ核心に近づいてきて続きが気になります。
漫画を読んでみたいと思っていた方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪