愛の罠の漫画を全巻無料で読む方法と、4巻(最新刊)のネタバレ感想を紹介します。
切なかったり苦しかったりする色んな愛の形の短編集。
今巻も大人の男女をめぐる恋愛事情が4話も収録されていますよ♪
ネタバレの前に、まずは無料で読む方法から説明しますね。
愛の罠を無料で読む方法!
今回はコミック.jpというサイトを使って無料で読みました。
あまりなじみのないサイトだったので、使う前に色々と調べてみたので、まとめておきます。
- 大手の大企業が運営
- 初回登録は30日間無料
- 初回登録で1350円分のポイント
運営会社はmusic.jpを運営している大手企業でした。このサービスはCMも良く流れてたので私も知ってます。。身元がしっかりしてると使う方としては安心できますね。
初めて使う人は全員がこの特典を受けれるので気軽に使い始めることが出来ます。
初回会員登録特典として1,000円分のポイントが付与されます。さらに月額990円(税込)で毎月2000円分ポイントチャージされる月額プランを14日間無料で利用することができます。
もちろん無料体験中に解約すれば料金はかかりません。
愛の罠は最新刊まで全巻配信されているのでこれらの特典を使えば、2冊分も無料で読むことが出来るんです!
解約も簡単にできるので、まだ利用したことがないという方は一度試してみて下さいね♪
次に4巻のネタバレです♪
埋み火|ネタバレ
癌で夫を亡くした真奈美。
今は娘と2人で暮らしています。
夫には激しい恋心を抱いたこともなく、結婚当初は昔の恋人を想って泣いた夜もありました。
なのに不思議なことに、今では娘に「いつまでも家でくすぶってメソメソしてたってお父さんは喜ばないわよ」と言われるほど夫を愛しています。
昔の恋人・丹羽元春はひと回りほど年の離れた上司でした。
あそこまでのめり込んだのは、不倫という足枷があったせいかもしれません。
わざと奥さんが気付くように小細工をしてバトルになりました。
結局真奈美に彼を奪い取る力はありませんでしたが、今考えればそれでよかったのです。
夫と巡り合い、彼の穏やかな愛情に包まれて安らぎと幸福を手に入れることが出来たのだから。
ある日、真奈美は街で丹羽に声を掛けられます。
偶然を装っていた丹和ですが実は真奈美に似た娘を尾けて来たのです。
丹和は昔のように会って欲しいと話すのですが、その気のない真奈美ははっきりと断ります。
しかし諦めきれない丹和は真奈美の家にまで押しかけてきます。
妻に不倫がバレて以来、家の中は地獄でした。
毎日些細な事でわめき散らされ諫めれば激昂し手がつけられないのです。
そして最後には必ず真奈美とのことを持ち出して丹和を責めるのです。
丹和は妻との生活に耐えられず真奈美と一緒になりたいと膝をついて頼みます。
真奈美はそんな丹和の姿が情けなくて涙を流します。
あの時、丹和と結ばれていたとしてもきっと幸せにはなれなかったでしょう。
突き放してからというもの、丹和からは音沙汰がありません。
さすがに諦めてくれたのかと思っていた矢先、真奈美は庭先で丹和の妻に刺されてしまいます。
丹和の妻は、また真奈美と丹和が不倫していると勘違いしたのです。
幸い娘が気付いてくれたおかげで真奈美は大事には至りませんでした。
刑事に取り調べを受ける真奈美ですが、犯人の名前は口にしませんでした。
この嘘は真奈美なりのせいいっぱいの償いでした。
他人の家族をめちゃくちゃにし、彼らを苦しめ続けた自分への報いなのです。
春の国の住人|ネタバレ
東京にその年初めての雪が降った朝、多喜は夫の庸さんを亡くします。
仕事で山へ写真を撮りに行って車ごと崖下へ転落して死んでしまったのです。
多喜は庸さんを追って何度も自殺を試みました。
しかしいざとなるとどうしても最後の一歩を踏み出すことが出来ないのです。
そんな多喜のことを庸さんのいとこの渉は心配し傍で支えます。
渉の言葉は多喜の心を軽くしてくれましたが、庸さんを追って死ねなかった負い目は消えませんでした。
だから多喜は「もう二度と恋はしない」と心に決めるのです。
7年後、仕事で嫌な事があり泥酔する多喜。
渉に「好きだ」と告白され、多喜は渉の手をるのですが、心は庸さんを想ったままです。
渉にプロポーズをされても、やっぱり庸さんを裏切ることはできませんでした。
目には見えないけど多喜にはそばに庸さんを感じるのです。
その日、庸さんは多喜の前に現れ「多喜が幸福でいてくれないと俺も永久にこのままなんだよ」と話します。
多喜は涙を流しながら庸さんと最後のお別れをします。
それ以来、多喜が庸さんの姿を見ることはありませんし、気配を感じることもなくなりました。
気が付けばまた春が巡り、渉と結婚した多喜に初めての男の子が生まれます。
庸さんはもう多喜の恋人ではありません。
多喜は息子に庸と名付けるのでした。
密かに、雪の降る如く|ネタバレ
麻子が浩介に初めて会ったのは、友人・佐恵の結婚式でした。
佐恵の旦那でありながら麻子は密かに浩介に想いを寄せていました。
どうにもならない恋だということはよくわかっていました。
でもせめて一度でいいから好きだと言って欲しいと麻子は願っていたのです。
ある日、仕事がうまくいかず自分に自信がなくなっていた麻子を浩介は慰めます。
二人は体を重ね、いつしかそんな夢のような幸せが当たり前になっていきました。
このままひっそり愛し合っていけたらそれでいい。
しかしその関係が佐恵にばれてしまいます。
佐恵は泣きながら「浩介を返して」「別れて下さい」と頭を下げます。
これ以上はダメだと自分に言い聞かせる麻子。
せめて心の中でだけ想っていければいいと思いながら涙を流しながら眠りにつきます。
麻子は夢の中で妊娠している夢を見ました。
ニューヨーク支社で働きながら1人で子供を産んで育てると浩介に話す麻子。
しかし浩介は「おろせ」と言い、二人の愛を否定します。
麻子は悲しくて辛くて手を出してくる浩介の頭を鈍器で殴ってしまいます。
目が覚めた麻子は夢であることにホッとします。
その日別れ話を持ち出す浩介に、麻子は「私・・・妊娠したの。産みたいの。聞かせてあなたの答えを」と言って・・・。
海への階段|ネタバレ
佐知の母は繋いだ手も振りほどくような人でした。
佐知が成人するのを待って家を出て行った母。
母が出て行った日、父は酒を飲みながら「あいつには好きな男がいたんだ」と言っていたのを佐知は覚えています。
愛してもいない夫と娘など母にとってはただ疎ましかっただけだったのか。
あれから5年、佐知は父と二人肩を寄せ合うようにして生きています。
しかし未練でもなく恋しさでもなく、佐知はなぜだか今母に会いたいと思うように。
そこで佐知は何年か前におじいちゃんの遺した家を改造して小さなビストロを始めた母の元を訪ねます。
母は相変わらず素っ気ない人で、意外にも家の中は質素で男の気配もありませんでした。
母の住む場所はひときわ明るくまるで灯台のよう。
佐知は「ママの恋に興味があるわ。どんな人?その人に会わせてくれる?」と言うのですが、母からは「死んだわ、海で」という言葉が。
しかもそれはまだ父と結婚する前の話だと言うじゃありませんか。
佐知は自分や父を苦しめた相手が幽霊だと知り怒ります。
「じゃなぜ結婚したの?なぜあたしを産んだの?それでも母親なの!?」
ひたすら母を責め立てる佐知。
興奮したせいもあり佐知はお腹を抱えながらうずくまります。
佐知は彼氏の子供を妊娠していたのです。
「産むつもりなんかないわ!流産すればよかったんだ、いっそママの前で!」
佐知は母のせいで愛を信じることができず、また愛することが出来ませんでした。
結婚する勇気も子供を産む勇気もなく、いつもいつも不安で仕方がないのです。
母はそんな佐知の姿を見て涙を流し、本当のことを話してくれます。
母の恋人は漁師でした。
病室やかび臭い書斎の中ばかり行き来するような人に囲まれて育った母にとって、明るくて率直でたくましい生命力にあふれた彼が大好きでした。
しかし彼は船で沖に出たきり帰ってきませんでした。
彼を失った母は死ぬことばかり考えていましたが、お腹の中にいた佐知のおかげで生きる勇気をもらいます。
つまり佐知の本当の父親は死んだ漁師の彼だったのです。
母がどうしても堕胎に応じないのを知っていて佐知ごともらい受けたいと申し出てくれたのが今の父です。
母は佐知の中に恋人の面影を重ねていて、それを気取られたくなくて必要以上に佐知を遠ざけるしかなかったのです。
母は今も海で死んだ彼のために、この場所で一生明かりを灯してあげるつもりでした。
父の哀しみ母の哀しみ、そんなものがひたひたと佐知の胸を打ちます。
それは佐知もまた人を愛して親になろうとしているからなのでしょうか。
佐知の父から妊娠の話を聞いた彼氏は佐知の元へ行き、喜んで彼女を抱きしめるのでした。
感想
今回は不倫が多かったように感じます。
どんな理由があるにせよ不倫は反対だしあまりいい気分はしません。
なので1話目の奥様は刺されて当然のことをしたんじゃないかな?
冷たいかもしれませんが自業自得だと思っちゃいます。
2話目のお話はすごく綺麗で泣けました。
亡くなっても尚、彼を想い続けれるなんて素敵すぎます!
最後は幸せそうな姿が見れたのも良かったです。
漫画を読んでみたいと思った方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪