二月の勝者ー絶対合格の教室ーの漫画を4冊分無料で読む方法と、3巻のネタバレ感想を紹介します。
生徒を第一志望校に絶対合格させる最強そして最悪の塾講師・黒木蔵人。
黒木には算数の偏差値を10上げる奇策があるようで・・・!?
3巻のネタバレの前に、漫画を無料で読む方法から説明しますね。
二月の勝者を無料で読む方法!
今回はコミック.jpというサイトを使って無料で読みました。
あまりなじみのないサイトだったので、使う前に色々と調べてみたので、まとめておきます。
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18話|三月の作戦
黒木は偏差値をあげる為、Rクラスの佐倉に「4月の模試までに模試の”過去問”を使い指示通りの指導をするように」と話します。
ただ模試の過去問を使うのは、よくある普通の模試対策。
過去問をやるだけで偏差値が上がるなんてそんな甘い話じゃないはずです。
不思議に思いながらも佐倉は言われた通り、帝都圏模試の過去問を生徒たちにチャレンジしてもらう事に。
結果は想像以上にひどいもので、普段ならできている基本的な問題のミスも多くケアレスミスが目立っていました。
黒木はその結果を見て「バカ」だと口に出します。
「基礎の計算問題の重要さが未だにわからないような”できない子”は、”できる子”の真似自体が無意味。」
そこで黒木は模試の半分を破り、一番正答率が高い基礎中の基礎問題である前半部分だけを残して、算数の偏差値が30台の4名に限定でもう一度解かせてと佐倉に指示します。
19話|四月の成果
2日後、問題は半分量でも時間は同じ50分で解いた結果、4人中3人が10点以上アップしていました。
難しいのに配点が低い後半の問題を切り捨て、前半の基本の計算問題を確実にとったのが理由です。
出来る問題を選んでやる方式と違うのは、そもそも問題数が少ないことで焦りを取り除くことができたからでした。
しかしこの方法、本番の入試では勿論使えません。
あえてここで黒木がこんなやり方をさせたのは、基本問題をおろそかにしないことの重大さを体感させたかったからでした。
自分の実力で点数と偏差値をあげることが出来た、生徒達にとってこの体験はどんな喜びにも代えがたいものでしょう。
どんなご褒美よりもこれにかなう喜びと原動力はないのです。
問題は、逆に点数が下がってしまった石田王羅くん。
黒木は佐倉に点数が下がった理由を宿題として出します。
そんな中、佐倉はRクラスの浅井紫に学校の宿題である作文「将来の夢」について質問されます。
「小1の時には花屋さんって書いたらママ喜んだんだよね、でも小4でも花屋さんって言ったら、それじゃあ困るわねぇって言うの。どうして花屋さんだと困るのか教えてよ。」
20話|五月の夢
黒木に、来週の保護者向け個人面談ウィークまでに、生徒の性格や好きな事、趣味、特技、習い事、志望校を把握するように言われる佐倉。
そこで佐倉は生徒達と親睦を深める為、一緒にお弁当を食べることに。
そこでたまたま志望校の話になり、女子たちは制服の可愛さで学校を選んでおり、男子は野球が好きな子は野球に力を入れているところ、親が医者の子は医学部に強い学校、もちろんまだ決めていない子もいます。
聞いていて分かったことは、生徒達が口にしてた学校と実際に模試の判定で提出してる学校名が必ずしも一致しないということ。
つまり親の希望と子供の希望が違うということです。
だとすれば優先すべきは親の希望なのか?はたまた子供の希望なのか?佐倉は悩みます。
21話|五月の回顧
佐倉は子供の頃の夢を同僚たちに聞いてまわります。
社会科講師の木村先生はお巡りさん、算数・理科講師の橘先生はプロ野球選手、桂先生は社長だと話してくれました。
夢の話をしているのを耳に挟んだ黒木は、「まさか小学生の夢なんかを志望校選びの理由付けにしてはいないですよね?」と言います。
「子供は裏切ります。言うことを真に受けてはいけません。」
仕事終わり佐倉はいつものファミレスでケーキを食べながら桂に愚痴っていました。
子供を信用しないような人が子供を教える仕事をしていることに納得がいかないのです。
その時、隣のテーブルの人が大量の紙類を床に落としてしまいます。
拾うのを手伝う佐倉は、それが今年2月の入試問題だということに気が付きます。
彼はフェニックスのやり手イケメン塾講師でした。
仕事帰りにも過去問の研究をしている彼のことを佐倉は見習わなきゃと思います。
翌日、佐倉は休みを取りあまり調子がよくないおばあちゃんに会いに山梨へと向かいます。
久しぶりに帰った地元には学習塾が増えていて佐倉は驚きます。
地方にまで中学受験の波が広がっていたのです。
22話|五月の嘘
実家に帰り、さっそく祖母のいる部屋に行くと、祖母の周りには教え子たちがいました。
もう教職を退いて20年もたっているのに、未だに生徒が訪ねてくる祖母のことを感心する佐倉。
祖母は佐倉に「学校の先生になったんだってねぇ。よかったねえ子供の頃の夢が叶って」と嬉しそうに話します。
佐倉は違うとは言えず「そうだよ、先生になったよ。おばあちゃんとお父さんと同じ先生になったよ」と話します。
その会話を聞いていたいとこの修二は祖母に「学校の先生」と報告したことを謝ります。
祖母は古い人なので塾の印象があまり良くないのです。
夜は修二たち家族と一緒に夕ご飯を囲みます。
修史の奥さんは息子を小学校受験させるつもりで、佐倉にどうやって勉強のモチベーションを保たせるのか質問します。
佐倉が色んなことに興味を持たせるのが大事だと話すと、さっそく県立科学館へ行くことに。
23話|五月の出会い
いとこ家族と一緒に科学館へ来た佐倉。
そこで佐倉は先日ファミレスで会ったフェニックスの灰谷に会います。
いとこ家族とはぐれてしまった佐倉は、灰谷と一緒に回ることに。
灰谷は宇宙マニアで休みの日に思いつきで地方の宇宙関連の施設に行くのが趣味でした。
宇宙飛行士が夢だった灰谷は、子供のように無邪気に宇宙について語ります。
たまに授業を脱線して子供たちに話してしまうほど大好きなのです。
黒木先生の話になり灰谷から「ド近眼」だと聞いた佐倉は「もしかして近眼のせいでサッカー辞めたとか?」とさりげなく言うと、灰谷は表情が変わり「そのことどこまで聞いてるんですか?」と聞いてきます。
リフティングを見たことあるくらいだと佐倉が話すと、灰谷は「桜花では随分とご自分を出しているんですね」と。
「ま、だからって黒木先生のことを知った気にならない方がいいですよ。あの人に気を許してはいけません。」
「あの人は、平気で子供を裏切る人間です。」
その言葉を聞いた佐倉は「子供の夢を真に受けるな」と言っていたことと関係があるのかと思い話すのですが、それは全く関係ありませんでした。
夢については灰谷も黒木と全く同意見でした。
「子供の夢を中学受験で指針にするなんて論外ですよ。夢など関係ありません、常に偏差値の高い学校を目指すべきです。」
夢なんて叶えられるのはほんの一握り。
ならばせめて色んな職業を選べる高い学歴を子供たちに与えてあげるべきなのです。
最後に灰谷は「黒木のことで困ったことがあれば連絡ください」と名刺を渡します。
24話|五月の回答
塾で灰谷の意見を桂に話すと桂は「うちはうちのやり方があるから気にしなさんな」と言ってくれます。
しかし佐倉は逆にこれだけ時間もお金もかけてトップ校じゃなくてもいい理由がわからなくなってしまいます。
そんな佐倉に「私立中高の学費、6年間で500万円前後のお金をかけて手に入れたいのは学歴”だけ”なのか?」とヒントを与えます。
生徒が志望校として挙げている学校を、偏差値以外のところでチェックしていると、佐倉は学校により様々な特色があることに気が付きます。
そして紫の第一志望である「光花女子」のパンフを見て、紫本人の希望も親の希望も両方満たすいい学校を見つけたとさっそく紫に進めるのですが、紫には「本気で花屋を目指してるわけじゃない」と言われてしまいます。
紫は適当な夢をとりあえず書いとけ的なノリで言っていただけなのです。
早とちりしてしまった佐倉ですが、この路線でいいかもと道が開けます。
誰にでも偏差値の高い学校を勧めるより、子供本人に合いそうだと思える学校を勧める方がいいと思ったのです。
25話|六月の成長
佐倉は保護者面談に向け、保護者から貰った志望校アンケートとお勧め学校リストを生徒別にまとめ、他の先生たちに見て貰います。
佐倉の志望校選びが良いと思った桂は、面接のリードを佐倉に任すことに。
ノーマークの学校を勧められ最初は戸惑ったRクラスの章太郎くんのご両親ですが、佐倉の話を聞き前向きに。
第一志望校は変えずに、お守りの併願校の候補として2校を検討することになります。
面談も無事に終わった6月下旬、ついにクラス替えが発表されます。
サッカー少年・佑星くんと、鉄道大好き匠くんはRクラスからAクラスへ。
代わりに礼央ちゃんと圭くんはRクラス落ちに。
クラスの入れ替えがない子供たちも席が前後に動いたりと心境の変化は様々です。
クラス替えもしたところで、いよいよ受験の「天王山」である夏期講習が始まろうとしています。
26話|七月の衝突
7月、夏期講習が始まる前に、黒木はAクラスを担当している橘先生に忠告します。
算数の偏差値全員アップを頼んだのに、伸びていないからです。
この危機的状況に、橘先生も対策を考えていないわけではありません。
5年生の時に使う塾のテキストに戻った宿題を提出することで、基礎が一通りおさらいできて理解の甘い単元や苦手な分野をあぶりだす作戦です。
悪くない方法ですが、これでは保護者のクレームが増えて対応に追われてしまいます。
黒木はそんな保護者を手っ取り早く黙らせるために、5年生のテキストから出題のテストを行いAクラス上位3名をΩに特別に加入させる提案を打ち出します。
誠実ではない方法に橘は反論しますが、黒木は人事異動の圧をかけ橘を黙らせます。
そんな中、橘は友人から黒木のある噂話を聞き・・・?
翌日、生徒たちには「Ω選抜テスト」の内容が書かれた用紙が配られます。
上位を狙う生徒、自分には関係ないと思う生徒、そしてこんなチャンスの時にAからR落ちしショックを受ける生徒。
礼央がRクラスに落ちたと知った母親は、先生の指導力を疑います。
礼央の成績が下がったのは橘先生のせいだと不満が生まれて・・・。
27話|七月の問答
夏休みと同時に今日から夏期講習が始まります。
世の中の小学生がそれぞれの夏休みを楽しんでいる間、受検をする子たちは13時30分~20時30分まで1日7時間という長丁場を塾の中で過ごすのです。
初日ということもあり気を引き締める意味で、黒木が直々に各クラスに挨拶することに。
どの生徒にもしっかり基礎を積み上げれば、偏差値58までは引き上げられると話した黒木。
しかしもっとすごい、最終的に偏差値58の「壁」を破る「下剋上」サッカーに例えると「ジャイアントキリング」を成しえそうな生徒が一人いました。
ヒントはこれまで見てきた中に全てあると黒木は言いますが・・・?
4巻へ続く
感想
話題になっていたので読んでみたのですが、これめちゃくちゃ当たりでした!
最初は興味の薄いジャンルだったので期待していませんでしたが、めっちゃハマります(笑)
生徒や塾講師一人一人個性的で、話の内容もなんだかリアル。
そして子供たちを見ているとすっごく応援したくなる。
子供がいる人は親の気持ちで、いない人も自分が受験生だった頃を思い出して興味深く読める漫画だと思います。
興味がある方はぜひ無料で読んでみてくださいね♪