あつもりくんのお嫁さん(←未定)6巻のネタバレ感想と、漫画を全巻無料で一気読みする方法を紹介しています。
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同じ大学を目指すと決心し受験勉強を頑張ることにした錦。
ところが、雪鹿が家を継ぐと宣言し、複雑な心境の敦盛は錦と駆け落ち旅行へ行きました。
改めて自分の想いを自覚した敦盛は、錦に「結婚しよう」とプロポーズして・・・?
21話
久しぶりに昔の夢を見た敦盛。
父と2人で父が学生時代に通っていた喫茶店にご飯を食べに行くのですが、そのオムライスがふわとろですごく美味しかったのを覚えています。
これは敦盛の中で最初で最後の父とのいい思い出でした。
物心がついた頃から跡継ぎとしてしか見られていなかったのが息苦しく家を出た敦盛。
敦盛はただ息子として話をしたかったのだと気が付きます。
敦盛の気持ちを聞いた錦は、敦盛は父のことが苦手なのではなくどうしていいか分からないだけなんだと知ります。
錦は敦盛のことがもっと知れたようで少し嬉しい気持ちに。
豪華な旅館の朝食を食べながら「贅沢も受験終わるまでお預けだね」と話す錦。
錦はせめて学校での昼食は一緒に食べようと錦に提案します。
「錦不足だとやる気が出ない」という敦盛の言葉を聞いた錦は、敦盛に前より必要とされているようで心がほわほわ温かくなります。
二人から結婚の報告を受けた蓮人は、驚きつつも同じ境遇だった敦盛の決意に「すごく勇気のいる選択」だと言い2人を祝福します。
蓮人は今も親が選んだ人しか信用できないし、それが最良だと思っていました。
その話を聞いてしまったやちょは「私の世界は先輩でいっぱいなのに、先輩の世界に介入することも許されない」と落ち込みます。
そんなやちょを見た錦は、敦盛の選択はこれでよかったのかと改めて考えるように。
自由を選択する敦盛の変化を、敦盛の家族はきっと喜ばしく思っていないでしょう。
すっかり浮かれていた錦ですが、今一度自分にできることをきちんと考えることになります。
そんな中、父に許可を貰った敦盛がサプライズで錦の家まで会いに来てくれます。
敦盛は錦に指輪をプレゼント。
「錦、オレは錦に会えて色々気づけたんだ。足を引っ張るなんてことはない。」
敦盛のその言葉が嬉しく錦は「立派なお嫁さんになるね!いっぱい幸せにする!」と宣言します。
22話
敦盛はもう一度錦に会って欲しいと父に頭を下げて頼みます。
敦盛の態度に「何も変わんないと思うけど」と言いながらも了承してくれます。
そうして錦は敦盛の両親と会うことになるのですが、敦盛の家を見た錦はすっかり圧倒されます。
家はビルだし駐車場も広く、家の中にはエレベーター、家の廊下も長くまるで迷路です。
緊張しまくりの錦でしたが、敦盛も同じ気持ちだと知り少し落ち着きます。
そして敦盛の父の趣味部屋に飾ってある絵馬を見た錦は、敦盛の父が本当はちゃんと敦盛のことを好きなんじゃないかと気付きます。
なぜなら絵馬には敦盛が「お父さんみたいな立派なお医者さんになりたい」と書いた絵馬が飾ってあったからです。
敦盛の両親に会った錦は、祖父へのお礼の気持ちも込めて食事に誘います。
一度は断られるのですが、敦盛に「一緒に行きたいです」と言われ仕方なく行くことに。
実は錦は西条さんからロイヤルは敦盛の父の思い出の場所だと聞いていたのです。
そうして敦盛の父と敦盛は錦の祖父が働く喫茶店・ロイヤルへ。
錦がオムライスを振る舞うのですが、その味は錦の祖父と全く同じ味で敦盛の父も感動しています。
敦盛は自分の気持ちを素直に父にぶつけ逃げずに向かい合います。
素直に気持ちを話すことで父の本音も聞くことができました。
父はやはり敦盛のことを息子としてずっと大切に想っていたのです。
店を出た父は錦に「君が大人になって敦盛への気持ちが変わってなかったら皆で来てもいいね」と話します。
あの時の背中を錦は一生忘れないでしょう。
23話
敦盛が実家に戻る準備をしていると、雪鹿が手伝いに来てくれます。
「どうして戻る気になったの?」と聞く雪鹿に、敦盛は「親父と向き合う気になったからだ、雪鹿とも」と話します。
「俺は逃げずにこの家を継ごうと思ってる。」
「ずっと雪鹿の生き方に憧れていた」という敦盛の言葉を聞いた雪鹿は嬉しくて「敗北してたと思ってた相手からまさかのだよ」と笑います。
今日は久しぶりのデートの日。
この日の為に錦は色々と準備をしてきており、いつもに増して気合いが入っていました。
まず2人は合格祈願に天満宮へ。
受験が終わるまでデートは今日で最後。
敦盛が大学に合格すればそこから2年遠距離になり、今なんかよりずっと会えなくなります。
寂しく感じる錦ですが、敦盛と同じ道を見ているので平気だと思えるのです。
公園へ行き、錦が作って来たお弁当を食べる二人。
錦は敦盛の父へとこっそり買った絵馬を「喜んでくれたら」と渡します。
そして敦盛へもサプライズで腕時計をプレゼント。
敦盛は顔を赤くしながら「今まで貰ったプレゼントで一番うれしい」と喜んでくれます。
二人は愛を確かめるように何度も何度もキスをするのでした。
24話
敦盛が地方の大学に進学して2年が経ちます。
今日は錦の合格発表の日。
この2年間、死に物狂いで勉強し頑張ってきました。
そのおかげもあり錦は敦盛と同じ大学を合格することができます。
さっそく敦盛に会いに行く錦。
敦盛は車で迎えに来てくれます。
錦の実家に合格の報告に行く前に、大学へ寄り、そして次に敦盛の住んでいる家へ。
敦盛がやたらと隠している部屋が気になり強引に開ける錦ですが、その部屋にはむしろ何も置いてありませんでした。
「錦の部屋になればいいと思ったんだ。・・・一緒に住みたい。」
敦盛は錦に内緒で錦の部屋を用意し待っていたのです。
春になれば同じ大学、しかも同棲生活。
敦盛と一緒にいるといつもその瞬間が一番幸せに思えるのです。
錦の実家には宝くんもいました。
錦と敦盛にまだ会いたくないと言っている父に、宝は今までのお礼を言い「一人の人間として錦の幸せを願いたい」と話し父の背中を押します。
錦の父は素直になり錦の大学合格を喜び、そして「錦をよろしく頼みます」と敦盛に頭を下げます。
父は泣いているような怒っているような喜んでいるような、不思議な顔をしていました。
でも最後は笑ってくれました。
その日、敦盛は改めて錦にプロポーズをします。
「錦、今までありがとう。でももう待てない。錦が高校を卒業したらすぐに結婚式を挙げよう。」
「今が一番幸せ」を何度も更新させるこの人を、錦は自分だって幸せにしたいと強く思うのでした。
最終話
今日は錦と敦盛の結婚式。
式に呼ばれているやちょとかのちゃんも準備に大忙しです。
式の前の顔合わせで敦盛の母と二人きりになった錦。
母は錦に「敦盛さんがなぜ結婚を急いだか心当たりあります?」と聞きます。
敦盛の母は冬に一度倒れていて、それが理由なのではと思っているのです。
あの時、敦盛に初めて母親扱いされ心配されて、柄にもなく嬉しかったことを打ち明けます。
そして錦と付き合うようになってから笑顔増えた敦盛を見て、母はこれで良かったのだと思っていました。
「敦盛のこと絶対に幸せにします」と言う錦に、母は「あなたも必ず幸せになりなさい」と言うのでした。
皆から祝福され無事に幸せな式を終えることができた錦と敦盛。
その後、二人は同じ医院に勤め錦のお腹には新しい命が宿っていてました。
完結
感想
すごく感動的な最終巻でした。
敦盛の父の言葉、母の言葉、弟の言葉に何度も涙腺崩壊しそうになりました。
錦も敦盛も真っすぐで努力家で素敵だなあ。
最終回の満足度が高いのは嬉しいですね。
二人の白衣姿が見れたのも良かったです。
本編の他に番外編も収録されていて、こちらも面白かったですよ。
ぜひ漫画の方も無料で読んでみてくださいね♪