ムーちゃんと手をつないで~自閉症の娘が教えてくれたこと~の漫画を無料で読む方法と、2巻のネタバレ感想を紹介します。
自閉症の娘・むーちゃんを持つ彩は、家族崩壊の危機を乗り越え強い母になろうと日々奮闘中。
新しい家に引越した彩たちは、むーちゃんを新しい療育施設に転入させるのですがそこはとんでもないスパルタ園で・・・?
ネタバレの前に、漫画を無料で読む方法から説明しますね♪
ムーちゃんと手をつないでを無料で読む方法
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次は2巻のネタバレです。
4話
まだ暑さが残る9月、彩とムーちゃんは引っ越し先の療育施設に転入しました。
ここは親子で通う母子通園の療育施設。
母子分離療育を行っていた虹の森学園とは違い、子供の成長には母親との関りが重要であるという考えから預かり保育は一切やっていない園です。
今日からムーちゃんはここに週3で通うのですが、初日からムーちゃんはギャン泣きで前途多難。
周りの子たちは皆先生の言葉を理解していて、ムーちゃんより色々できています。
その光景を見た彩は、まるで自分とムーちゃんだけ赤ちゃんの時から時が止まっているかのように感じてしまいます。
息つく間もなく次の活動、母親たちは用具の準備片づけ、お茶出しに掃除までやるのでほとんど仕事のよう。
いいえ、仕事というより部活のようでした。
彩とムーちゃんは新入部員で、彩はひとりぼっち、ムーちゃんはただ泣いているだけ。
話を聞いた夫は「ムーちゃんはムーちゃんのペースで成長してるよ」と言いますが、彩にはそう思えません。
頭では他の子と比べても仕方がないと分かっていても、療育施設でさえついていけないことがショックだったのです。
涙を流す彩に夫は「特急みたいな人生だけが幸せなのか?道草しながら歩かなきゃ見れない景色だって沢山あるだろ?」と言います。
実際、夫は総合職から一般職へ異動して出世コースからは外れましたが、今までよりも早く帰れて家族で過ごす時間も増えて良かったと思っています。
そういう生き方もあるのだと教えてくれたのはムーちゃんです。
夫の言葉で気持ちが軽くなる彩。
彩は療育施設のキヨ先生にもう少し”レベルの低いクラス”に替えて欲しいと相談するのですが、キヨ先生には「他のクラスの枠が空いてない」「でもムーちゃんなら今のクラスで大丈夫!」と言われます。
先生の笑顔でなんとなく誤魔化されてしまったその日から2週間。
ムーちゃんは泣くことはなくなったものの、未だ活動に参加しませんでした。
クラスを替わりたいことを他の母親に話すと、自閉症の子が入れるクラスで一番易しいクラスが今の青クラスなのだということを教えてくれます。
キヨ先生は彩を気遣って「他のクラスの枠が空いてない」と言ってくれたのでした。
一番易しいクラスにもついていけないほど重症なのだと落ち込んでいると、キヨ先生に「ムーちゃんのお母さん早く!」と呼ばれます。
行くとそこには小豆で遊んでいるムーちゃんの姿が。
ムーちゃんは先程の小豆遊びで友達が遊ぶのをちゃんと見ていたのです。
キヨ先生はムーちゃんの成長を一緒に喜んでくれました。
笑顔で遊ぶムーちゃんの姿を見た彩は、母子通園は大変だけど子供のいきいきした姿を間近で見られるいい所だと気付くのでした。
5話
星のうた学園に入園し一ヶ月。
ムーちゃんにはむりだろうと諦めていた幼稚園ですが、希望すれば療育施設と幼稚園の両方に通うことが出来るのだと知ります。
出来ればムーちゃんを幼稚園に行かせてあげたい彩。
普通の子供たちの中に入って色んなことを沢山見て聞いて経験して、少しでも成長してくれたらと思っています。
そうすればいつか喋れるようになるんじゃないかと期待してしまうのです。
先生になんて言われてもやはりいつかはムーちゃんの言葉を聞いてみたいのです。
そんな中、花ちゃんママに経験談を交え「いいことばかりを聞いてこんなはずじゃなかったって後悔しないようにね」と言われます。
悩む彩ですが、どうせ何かを後悔するなら自分の思いを大切にした結果がいいと考えるように。
彩は自分の思う通りの育児をすると決め、幼稚園探しを始めます。
6話
幼稚園探しを始めた彩は「美咲台幼稚園」を候補に入れるのですが、話によると美咲台は教育内容が高度な幼稚園のようで、この辺ではとても人気の幼稚園のよう。
それに過去に重度の自閉症児が入園したことはありません。
とりあえず彩はキヨ先生がくれた公立幼稚園一覧を上から順に電話をかけるのですが、全16か所のうち15か所は門前払い。
あとはもう美咲台幼稚園しかありません。
厳しい現実を目の当たりにし不安で押しつぶされそうになる彩。
休日開放している小学校の校庭で泣いていると、偶然にも津川先生に会います。
近隣住民の津川先生は休日はここでジョギングをしているのです。
彩は津川先生に「こんなこと先生として言うのはどうかと思いますが、あなた見てるとイライラします。いつも被害者面して。母親なら子供の前くらい笑顔でいる努力して下さい」と言われてしまいます。
腹を立てる彩ですが、悔しいけど図星すぎて言い返す言葉がありません。
彩はもし残念な結果になったとしても笑顔でいようと心に誓います。
不安でいっぱいだった彩ですが、無事に美咲台幼稚園の入園が決まります。
まずは入園までの間、週一でプレに通うことに。
7話
11月、幼稚園への入園手続きが終わるころには療育施設でも皆それぞれの春に向けてウキウキそわそわ。
入園に向けてそれぞれ新たな課題も生まれていますが、ムーちゃんには課題の他に彩が思いもしなかった問題が潜んでいたのです。
ムーちゃんはつま先歩きの影響で、かかとが年相応に育っていませんでした。
さっそく治療にかかることになりますが、これにより彩のスケジュールは超過密なものになっていったのです。
週3日は療育施設へ親子で通い、週1回は幼稚園のプレに親子で通い、残った平日1日に車で片道1時間かかる病院への通院。
家の中のことがおろそかになり夫とも喧嘩に。
心が折れそうになりながらも、彩は津川先生の言葉を思い出し自分を奮い立たせます。
色々考えた結果、彩は療育施設を週3から週2に減らすことを決めます。
津川先生に嫌味のようなことを言われ、怒りのボルテージが溜まる彩。
夕飯の準備をしているところに、夫が弁当を買って帰って来たのがきっかけで、彩の怒りは爆発します。
泣きながら不満をぶちまける彩ですが、夫だって何も考えていないわけではありませんでした。
彩に少しでも楽をしてもらおうと3人分の夕飯を買ってきたのです。
「ママは自分で自分を粗末にしてるんだと思うよ。疲れてるのに疲れたって言わないで。子供のため子供のためって目一杯予定入れて。飯なんか俺は弁当でもいいんだよ。なんでそんなに無理して毎日作るんだよ?」
ムーちゃんとパパだってママが笑顔の方がいいに決まっています。
二人は仲直りをし、頑張りすぎは禁物だと彩は学ぶのでした。
8話
ある日突然、ムーちゃんは夜驚が始まります。
夜泣きとは違い絶叫に近い泣き方で突然起き、抱っこしても反り返って泣きわめいて大暴れするのです。
実体験を笑いながら話す花ちゃんママを見て、そんな大変な時期もあるのに週4日も療育に来ていてすごいと尊敬する彩。
「花の将来は私にかかってるから」と花ちゃんママは言っていましたが、彩にはそんなことを考える余裕すらありませんでした。
ムーちゃんが自閉症だと認めるのに必死で、療育施設に慣れるのに必死で、幼稚園を探すのに必死で、将来のことなんて・・・。
しかし普通に考えれば、いつか必ず彩はムーちゃんより先に死んでしまいます。
この手を放して、ムーちゃんを残して。
そんな中、彩は津川先生が子供と一緒に笑いながら歩いている所を目撃します。
てっきり独身だと思っていた彩。
別にいてもおかしくはありませんが、正直あんなのが母親!?と思ってしまいます。
夜驚がまだ終わってもいない中、今度はムーちゃんの便遊びが始まってしまいます。
家の中でうんちは踏むは、部屋中うんちなすりつけるは、転がっているはカオスな状態。
彩は夜驚と便遊びの対応でどんどん疲弊していきます。
その度に津川先生の言葉が頭に浮かんでくる彩は、ついに我慢しきれず津川先生に不満をぶちまけてしまいます。
「先生に障害がある子供を持った親の気持ちなんて分かるんですか?」
「当事者でもないあなたになんか絶対にわからない!わからない人に笑顔でいる努力しろとか言われたくありません!」
津川先生とのトラブルで療養に行くのが嫌になった彩は・・・?
3巻へ続く
感想
津川先生キツイけど言ってることは正論だし難しい問題ですね。
でもやっぱり言い方って大事だと思う。
毎日頑張ってるお母さんに対してその言い方はないかなぁ。
普通の子だって子育ては大変なのだから自閉症の子となるとその大変さは想像を絶するものだと思うよ・・・。
心が折れても何とか這い上がるのは辛い毎日でもやっぱり我が子が可愛いから。
それはどの母親にも共通するものだと思います。
津川先生にも何かしらの事情がありそうですね。
とにかく涙が出る程感情移入しちゃって大変です。
気になっていた方はぜひ全巻無料で読んでみてくださいね♪