泡恋5巻(最終回)の結末ネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
過去のトラウマが原因で突然記憶を失い由花のことも忘れてしまう賢太郎。
「それでも賢太郎が好き」という気持ちを貫くと決めた由花。
そんな由花に再び惹かれた賢太郎は無事、トラウマを乗り越えることができます。
両想いになった由花と賢太郎ですが、そこに賢太郎が昔つるんでいた悪い仲間・氷高が現れ由花は罠にはめられてしまいます。
それを知った賢太郎は・・・!?
では最終巻のネタバレです♪
23話
あの日、賢太郎に出会えたことでついに始まった恋は、想像していたよりずっと大変で苦しいこともいっぱいあって。
だけどそれ以上に、ずっとずっと素敵なものでした。
だからたとえ誰に踏みにじられても会えない日々が続いても、由花がこの恋を諦めることはないのです。
賢太郎に「しばらく離れよう」と言われてから4カ月。
由花は会いたい気持ちを我慢して賢太郎を信じて待っていました。
一方、賢太郎は由花の画像を消す為、再び氷高たちとつるんでいます。
おそらくバックアップしているであろう氷高のPCを壊すチャンスをうかがっていると、ちょうど氷高の方から家へのお誘いがきます。
賢太郎はこのチャンスを逃がしませんでした。
24話
氷高の家に行き金属バットでPCを壊す賢太郎。
その様子を見て「やっぱりな」と氷高は言います。
氷高は賢太郎の様子がおかしいことに気付きわざと家に誘ったのでした。
「由花のあんな画像くらいじゃ記憶なくしてくれなかったかー。それとも対してショックじゃなかったってこと?」
氷高はそう言いますが、賢太郎が記憶をなくしていたのは弱い自分から目をそらしたかったから。
そこから救ってくれた由花に氷高がした最低なことを忘れるわけがないのです。
賢太郎がもう一つのPCも壊そうとバットを振り下ろした瞬間、氷高が身を挺してPCを守ります。
その時、氷高の父が大きな音を聞きつけ部屋に入ってきます。
父は氷高の負傷している腕など気に留めることなく挨拶を要求します。
氷高は当たり前のように土下座をし「お父さんのおかげで僕は今日も幸せに生きていられます」と言います。
その異様な光景に言葉を失う賢太郎。
父が部屋を出て行ったあと、氷高は自分が施設から引き取られた養子であることを打ち明けます。
氷高の「十和」という名前の由来は、母が「”永遠”に愛おしい存在」という意味を込めてつけた名前でした。
しかしシングルだった母に新しい男ができ、あっさり棄てられてしまったのです。
普通は皆当たり前のように手にしている最低限の親の愛情すら知らずに育った氷高。
「とわ」と呼ばれるたびに「価値のない人間のくせに」と笑われているような気がしていました。
それから生きていくことが苦痛で、金持ちの家の養子に決まっても、弱みを握って仲間を支配しても嬉しくもなんともありませんでした。
しかし記憶を失くしてしまう賢太郎と出会い、賢太郎の存在は氷高にとって奇跡で希望となりました。
だからなんとかしてあの頃の賢太郎に戻したかった。
結局、氷高が一番”永遠”に憧れていて、記憶をなくすたびに白紙に戻る賢太郎とならずっと同じ関係でいられると思ったのです。
「氷高、永遠に変わらないもんなんてこの世にはねぇよ。」
父が死に現実から逃げる為に記憶が不安定になった賢太郎ですが、その後に出会った人のおかげでもう昔に戻りたいなんて思いません。
氷高は由花の画像を自ら全て削除します。
そして頭を下げて由花にしたことを謝ります。
賢太郎は由花を安心させるため画像が消されたことを報告します。
そして「俺のことは忘れて下さい」と一方的に別れを告げます。
25話
自分が覚えていないだけで氷高以外にも危険な奴がいるかもしれないと考えた賢太郎。
由花をもう二度と傷付けたくないという思いから、由花と別れることを決意したのです。
電車通学を辞め、学校でも会わないよう徹底的に由花を避ける賢太郎。
そんな賢太郎に由花の友達は「合コン」の数合わせに誘います。
由花のことで貸しがあった賢太郎は断れず、今回だけ仕方なく行く事に。
その夏祭り合コンには、なぜか由花もいました。
賢太郎は「初めて」のふりをして由花に自己紹介をします。
すると由花も初めての感じで自己紹介をしてくれました。
由花がどうして忘れたフリをしているのか気になって仕方のない賢太郎は、由花を別の所に連れ出します。
由花を諦めると決意した賢太郎ですが、由花に会うともう揺らいでしまっていました。
一刻も早く忘れたいと思っていた賢太郎。
しかしもういっそ由花の匂いも息づかいも全てやきつけることに。
これが大好きな子の最後の記憶にしようと思っていました。
別れ際、由花は思わず気持ちが溢れ泣き出します。
「あたしたちは今日初めて出会ったってことでいいから。あたしは何度だってゼロから始め直せるよ。そしてきっと賢太郎を取り戻すの。」
26話
たとえ関係がゼロに戻ったとしても、これから先また一緒にいられるなら由花はいいのです。
涙を流す由花を賢太郎は抱きしめ謝ります。
「何してんだ俺・・・守るとか言って結局今由花のこと一番傷つけてんのは俺じゃねーかよ!」
賢太郎は由花をもう二度と放さないと誓います。
そして二人はそのまま賢太郎の家へ。
家には誰もおらず緊張気味の由花。
そしてそのままベッドへ行き二人は体を重ねあうのです。
最終話
生徒会役員選挙に立候補する由花。
演説を終え見事に生徒会長に当選することができました。
生徒会2年目なのは由花だけで、そこに賢太郎の姿はありません。
本当は賢太郎も立候補しようとしていましたが、賢太郎にはもう一つ誘われているところがありました。
賢太郎の中学時代の活躍を知る部員の人達が顧問を説得し、バイトの無い日だけ参加する形での野球部入部許可が下りたのです。
どっちにするか迷っていた賢太郎ですが、由花が野球部入部への背中を押したのです。
由花は生徒会長の任期中の1年は校内や通学路でカレカノっぽいことはやめる宣言をします。
イチャついているのをよく思わない人もいるだろうからです。
その代わりにと由花は「また今からお邪魔してもいい?」と自分から賢太郎の家へと誘います。
本当なら手を繋いで帰るのもアウトですが、生徒会会長は明日から。
「今日はセーフ!」だと言って賢太郎は由花の手を繋ぎ通学路を歩きだします。
賢太郎に出会って恋をして、一度失ってもまた恋に落ちて。
ただ好きでたまらない。
賢太郎がいるから由花の世界は毎日キラキラしているのです。
完結
感想
最終回めっちゃ泣きました。
話の展開がドラマチックで天才的です。
あとがきでこの作品が最後の青春モノ、そしてショーコミ卒業と知り少し寂しい気持ちです。
本編の他に鯨井先輩主役の番外編も収録されていて、こちらもすごく良かったです。
漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪