子宮を貸して20話(最終話)の結末ネタバレと漫画を無料で読む方法を紹介します。
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前回、徳永にプロポーズされた円花。
まだ付き合ってもいなかったので戸惑った円花ですが、徳永の真剣な気持ちが伝わりプロポーズを受けます。
一方、これから生まれてくる子供を楽しみにしている莉央。
莉央の妊娠を知った姑は「そのお腹の子は一体誰の子なの!?」と言い放ち!?
結末ネタバレ
莉奈には卵巣がなく留学と嘘をついて不妊治療をしていたことを姑は知っていました。
莉奈は強気な態度で卵子を提供して貰ったことを説明します。
姑は真春の子であることを知ると、いつものように「莉奈さんよりも相馬家に相応しい血筋でよかったわ」と憎まれ口をたたきます。
かと思えば急に泣きだし不妊治療をしていた莉奈に感謝します。
「辛いんでしょう、不妊治療って。莉奈さんそこまでして真春の子を望んでくれてたのね、ありがとう。」
今まで莉奈につらくあたっていた姑ですが、本当は子供が出来ないのは自分のせいだと思っていました。
円花に中絶なんてさせた罰が当たったのだと思っていたのです。
莉奈は自然と「あの人はそんな人じゃない、もっといい人」と口にしていました。
姑は莉奈の妊娠を泣いて喜びます。
一方、円花は徳永と共に以前暮らしていた家へ。
自分の過去を全部徳永にさらけだしたかったのです。
円花にとってこの家はまるで”捕らわれの城”でした。
立派な家にエリートの夫、そして裕福な暮らし。
「あとは子供さえいれば」という呪縛に捕らわれていた場所。
でも今はこの家への執着が嘘のように消えていました。
円花は薬指に輝く指輪をつけて茜と高志に結婚を報告します。
初めは「なんでこんなおじさんと?」と思っていた茜ですが、姉が徳永の前でずっと優しい笑顔をしている理由が一瞬でわかりました。
茜は心から円花の幸せを願います。
茜は高志にプロポーズされたこと、そして光の父親として一緒に暮らすつもりだが結婚はしないことを話します。
円花をあんな風に裏切っておいて自分が幸せになる資格などないと思っていました。
茜はこの家も東京の暮らしも捨て、転勤になった高志についていくことに。
後日、茜たちが徳永の実家に挨拶にやってきます。
高志はけじめとして家を売ったお金と満子に返して貰ったお金を円花に慰謝料として受け取ってほしいと渡します。
一年後、莉奈が円花に謝りにやってきます。
莉奈は卵子提供で男の子を産み現在6ヶ月です。
恨まれることはあってもまさか祝福されるなんて思っても見なかった莉奈は、祝福してくれる円花に涙を流します。
子供を授かり初めて円花にどれ程酷いことをしたり言ってきたのかを莉央は知ったのです。
莉奈は以前とは違いとても優しい顔になっていました。
円花は紹介したい人がいると、娘の栞を会わせます。
栞は円花たちが養子縁組で迎えた5歳の女の子でした。
18の時、もう一度産んであげると誓ったあの男の子は、自分ではなく莉奈の子宮を選んで真春の元へと生まれ変わってきてくれた。
そう思うだけで円花は莉奈の幸せを許せ、愛おしくさえ感じるのです。
皆はそれぞれの道を歩み始めていきます。
もっと早くに不妊治療を始めていれば。
養子でもいいと思えていたら。
妹に代理出産を頼まなければ。
後悔したらキリがありませんが、それは全て過去の話。
今は何気ない日常がこんなにも愛おしいのです。
傷ついた過去が一つだけ教えてくれたこと。
それは「血の繋がりなどなくても本当の家族になれる」のだということです。
円花は今ある幸せを大切に生きていこうと心に思うのでした。
完結
感想
なかなか考えさせられる作品でした。
途中まで周りの人間がクズ過ぎて心配になりましたが、皆ちゃんと更生してるし収まるところに収まった感じ。
円花には絶対に幸せになって欲しかったので、最後は幸せそうな姿を見ることができて良かったです。
子供がいなくても幸せな夫婦もいれば、子供がいても不幸せな夫婦はいっぱいいる。
それでもやっぱり不妊って本人にしか分からない辛さがあるのだと思います。
胸に訴えかけるものがある作品でした。
興味のある方はぜひ無料で読んでみてくださいね♪