極妻デイズ ~極道三兄弟にせまられてます~というマンガの4巻ネタバレを紹介します。
このマンガは無料で読むことも出来るので、自分で読んでみたい人は下のリンクを使って下さい。
極妻デイズ7話|父の命日
7月上旬、天羽組ではビックイベントが行われるようで、皆準備にいそしんでいます。
そのビックイベントとは、鷲介らの父の命日でした。
全国の組から色んな人が集まるようで、遺影の下には本物らしき銃も飾られてたりと桜の知ってる命日とはだいぶ違うようです。
参列者の列が途絶えない中、突然停電が発生し、復旧したときには正面に飾っていた天羽組跡取りが代々受け継ぐ大切な銃が何者かに盗まれていました。
一気に殺気立つ城内ですが、監視カメラを確認すると犯人は手に三つのホクロがあることが分かり、同じホクロがある鷲介が疑われてしまいます。
ざわつく場内ですが、見るに見かねた桜が変わりに犯人を見つけるということで一端の落ち着きを取り戻します。
与えられた時間はたったの8時間でさっそく犯人捜しを開始しますが、鷲介は葬儀に参列する資格は無いと犯人探しにも協力するつもりは無いようです。
仕方なく、それぞれが犯人捜しを開始しますが、なかなか右手にホクロがある人間は見つからず、いよいよ制限時間が迫ってきてしまいます。
焦っても仕方がないので、一息つくとふと湯のみに月が写りこみます。
それを見て、ひらめき、盃の儀を利用してその人物を探します。
実は監視カメラに映っていたのは右手では無く、ガラスに反射した左手で、盃を左で掲げさせることで、その人物を特定したのです。
「犯人はお前だったのか神崎」
冷戦状態にある、神崎組の組長の息子が犯人だったのですが、当の本人は悪びれる素振りも無く、盗んだ銃を桜へ向けます。
すると、兄弟まるで息を合わせたかのように、桜の前に立ちふさがり、彼女を守ります。
鷲介も銃を片手に駆け付け、相手と刺し違えてでもヤルつもり用で、流石に神崎も手を引きます。
ちょっとした悪ふざけで、抗争するつもりは無かったようで、取りあえずは一件落着します。
ですが、桜には少し引っかかることがありました、組を大切に思う鷲介の行動は見て取れましたが、自分が組長を継ぐ気はまるっきり無いようで・・・
極妻デイズ8話|誘拐事件
そんな心の引っかかりを色々と考えていると、組に強面の女性がやってきます。
「こんな地味でダサい女のどこがいいのよ」
酷い言われようで拉致される桜はあれよあれよという間に変身させられ、可憐な美少女へと返信します。
何が何やら分からない桜でしたが、怜王が怒鳴り込んできたことで、この女性が誰だか判明します。
「オイ!開けろ!!居るんだろ?お袋!!」
「お・・・お母さん??」
戸惑う桜のこと等、お構いなしで、面倒な息子を撒くため窓から桜もろとも飛び降ります。
「私があんたを立派な極妻にしてやるよ」
そう言われてやってきたのは、麗子が怜王を生むまで働いていた高級クラブでした。
取り合えず、追手を撒くために、桜と縁が無い場所へと連れてきたのですが、今日は女の子が足りないとオーナーママが言うので、一肌脱ぐことになります。
麗子さんは銀座で伝説となるほどの人気だったらしく、臨時でクラブに居ることを聞きつけた、常連たちがこぞって会いに来ていました。
何でもできる、カッコいい姉御肌気質の麗子さんを素直に、すごいと思う桜。
そんな時、店でJK売春をしていた男が暴れ出します。
止めに入った麗子さんにも絡みだし、放って置けなくなった桜は思わず、間に入ってしまいました。
向こうも桜の事を覚えていたようで、あの時の怨みを晴らしてやる。とアイスピックを手に持ちます。
そこへ、怜王たち三兄弟が駆け付けます。
アイスピックがかすり、顔に傷がついた桜の姿を見た3人は激怒。
敵をボコボコに懲らしめるのでした。
これで一件落着とはいかず、桜に傷を付けてしまった責任を取らなければなりません。
今回は麗子が独断で桜を連れ去ったことが原因ですが、女には手を出さない組の掟により、怜王が責任を取ることになります。
「俺は組長選びから降りる。もう二度とお前には近づかない」
しかしそれに桜が待ったをかけます。
私は攫われていない、これはネクラな自分が極妻になるための修行だから。
少し強引ではありますが、このまま怜王が下りるのは何だか、後味が悪く、必死に言い訳をします。
それにおじい様も賛同してくれ、何とかその場は収めることが出来たのですが、見る人から見れば、桜は必死に怜王を庇ったように見えます。
「なんでここまですんだよ。一生惚れられる覚悟あんだろうな!?」
”もしかして私やっちゃった?”
そう思ったときにはすでに手遅れなのでした。
5巻に続く