輝夜伝3巻無料

輝夜伝(さいとうちほ)3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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前回、入内決まったかぐや姫は月詠に身辺警護を申し付け、月詠も自分と同じ天女だと語りました。
月詠は、禁じられていた十五夜に満月を見てしまい、月詠の身体は宙へと浮かび上がります。

その体を抱き止め、地上に留めたのは梟で・・・?

輝夜伝|3巻ネタバレ

梟は大神に月詠を預け消えていきます。

大神は後頭部から血を流したせいで、月詠を抱いたまま一緒に倒れてしまいます。

月詠も大神も目が覚めた時には記憶が曖昧であまり覚えていませんでした。

月詠は騒がしい滝口を離れかぐや姫の元へ。

昨夜から見るもの聞くものがまるで違う者のよう。

月詠は「やはり私は天女なのか?「人ではないものなのか?」と思い悩むように。

入内が決まったかぐや姫ですが、毎年行われる帝の安穏を祈願する祭祀で「帝に災いをもたらす禍々しいもの」と暗示がでたことから、宮中から追い出されそうに。

冷然院では治天の君の頭の痣が大きくなっており、治天の君はかぐや姫を呼び戻そうと躍起になっていました。

実権を握る治天の君には逆らえず、帝は不本意ながらかぐや姫が災いだという疑いが晴れるまで宮中を退出させ、一旦治天の君の元へとかぐや姫を戻ってもらうことになります。

冷然院へ戻る途中、かぐや姫一行は叡山の僧兵を目にします。

院への強訴(僧兵が集団で朝廷などに訴えること)と鉢合せてしまったのです。

このままひた走り院の門に逃げ込もうとする一行ですが、門を閉められてしまいました。

姫に危険が及ぶのを避けるためひとまず御所へ戻ることになるのですが、かぐや姫が乗っている牛車に気付いた僧兵たちはかぐや姫を人質に取ります。

その際にかぐや姫と一緒にいた月詠は背中を斬られ倒れてしまいます。

治天の君の耳にかぐや姫が襲われたと入る頃にはすでに遅く手の届かないところまで運ばれていました。

かぐや姫は牛車の中で不思議な力を使い月詠の傷を癒します。

目が覚めた月詠は「そのお力自らにお使いください」とかぐや姫だけでも逃げて貰おうとします。

月詠を抱え一緒に消えようとしたかぐや姫ですが、重すぎる為一緒に消えることはできず、仕方なく一人で竹取の翁の邸へと消えていきます。

かぐや姫になりきり人質となった月詠。

無空寺につくと仏眼大師が現れ、月詠を一目見るなり「もしや天女?」と問います。

逃げようとする月詠ですが、かぐや姫に治して貰ったはずの傷が燃えるように痛み出し倒れてしまいました。

寺の中にある医療救護の為の施設に運ばれ手当てをうける月詠。

隙を見て逃げようとしますが、いくらたっても体に力が入りません。

月詠は手当と見せかけ毒を盛られてしまったのです。

領地を取り戻すためには人質である月詠を逃がす訳にはいかないのです。

仏眼大師は「半月も静かにしておればよくなる」と月詠に話します。

仏眼大師も昔月詠と同じような奇妙な傷をもったことがありました。

修業に入ったばかりの頃、山の中で傷を負って動けなくなった時、白い狼がやってきて倒れていた仏眼大師にのしかかりほんの数回傷を舐めてくれました。

しかし何かの音に驚き、すぐに白い狼は姿を消します。

治療は途中だったのでしょう、表面の傷は失せましたが熱を持ち半月は床から離れられませんでした。

白い狼ははるか昔から山に住みつき、ごく稀に姿を見せることがあるといいます。

仏眼大師はこの狼を真神(神の使いの狼)と呼んでいます。

比叡に現れる白狼は天女の供をして昔この地に降った天界のものと言われており、白狼と一緒に降った天女は美しさが評判となり帝の想い人になりました。

その帝とは今の治天の君です。

しかし地上に長くとどまれない天女は、月に帰る時愛おしく思っていた治天の君に「不死の薬」を渡します。

その不死の薬を飲んだ治天の君は、不死の体を手に入れることができました。

大師は「治天はかぐや姫と帝を結ばせて若き日の幻を見たいのであろう」と話しますが、月詠は天女が帝を愛すると出てくる不死の薬が欲しいだけでは?と思います。

月詠は治天の君の気持ちが理解できませんでした。

愛する天女が手の届かない世界へいってしまった後、きっと一人残されるのは哀しいものでしょう。

ゆえに大師は、月詠に月に帰る折は一人残されて寂しい思いをしているであろう真神様を供に連れ帰ってやってほしいと懇願します。

その頃、冷然院にはかぐや姫は竹取の翁の邸にいると文が届きます。

そしてもう一通、大師からはかぐや姫を人質に取っているという文も。

ただの脅しとも思えず混乱する治天の君。

出たり入ったりが得手のかぐや姫ゆえなおのことです。

一方、寺を張っていた梟と大神の元にもかぐや姫が竹取の翁の邸に戻ったという文が届けられます。

人質は用なしと判断されれば月詠が危ないと思った2人は、正面から乗り込むのですが、当然素直に返してくれるはずがありません。

一旦引き下がり作戦を考えていると、大神が牛車の中に落としていった月詠の私物を持っている事に気が付きます。

梟は月詠の私物を太郎丸に匂わせ追跡させます。

月詠は寺から離れたところに監禁されていました。

助けようとした時、見張りの僧兵たちが大師と共に戻ってきました。

大師は一人で扉の中に入り月詠の前でロープを出します。

人質は用なしと判断され殺されると思った瞬間、梟と大神が突入し助けることができます。

大師は「逃げよ!わしは天女を無事に天に返したい」と梟に言います。

月詠を抱え逃げようとする梟たちですが、僧兵が行く手を阻んできます。

その時、白い狼・真神さまが現れます。

狼は月詠をじっと見つめながら近寄りひざまずきます。

その光景を見た大師は驚き僧兵たちは月詠たちに道をあけます。

日が暮れる頃には真神さまの住処に辿り着く月詠たち。

今夜はここで一夜を過ごすことに。

その時月詠は幼い頃「物の怪」や「化け物」だの言われいじめられていた夢を見ます。

悪夢にうなされ目覚めた月詠は「私は人だ。かぐやさまと同じじゃない!月になんか帰らない」と涙を流します。

それを聞いた梟は「おまえはずっとこの地にいる。おまえの好きなだけ」と慰めてくれます。

夜が明けると真神さまはどこかへ消えていました。

梟とは分かれ大神と月詠も下山し宮中へ戻ります。

竹取の翁の邸へ行きかぐや姫に大師から聞いた話を伝える月詠。

かぐや姫は不死の薬とかなにか、月に帰る時なにが起こるのかを知る為に、治天の君に会いにいくことを決めます。

一方の月詠は過去の自分に何があったのか知る為里に帰ることに。

二人はこれから起こることを知る為に、過去を辿ることになるのですが・・・?

4巻へ続く

輝夜伝|3巻感想

誰もが知っている「かぐや姫」がベースとなっているので馴染みもあるしやはり面白いです。

今回少しだけですが、治天の君の目的も見えたような。

恋愛要素もあって大神は月詠に想いを寄せていますが、個人的には梟とくっついて欲しいなあ。

月詠がこれからどうなっていくのか、過去を辿ることで何がわかるのか、とにかく毎回続きが気になります。

漫画が気になる方はぜひ無料で読んでみてくださいね♪

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