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3巻|ネタバレ
出来ない部下を持ってしまった林。
飯田という女性社員で、容姿は可愛いのですが、見た目以外にとりえも無く、先輩の松原にも度々迷惑をかけています。
顔も良く、人当たりが良いので、皆は甘やかしていますが、林は厳しく指導し、時にはキツイ言葉も投げかけます。
すると飯田は仕事の都合も考えず、早退してしまいます。
尻ぬぐいは松原に回ってきますが、自分のせいだと思っている林はそれを引き受けます。
そんな環境が松原にも良い刺激になったようで、今後は同僚として飯田をちゃんと指導して、いずれは自分の年収を超えて行って欲しいと久我に話していました。
しかし、久我はその内容に少し違和感を感じます。
すぐにその違和感の真意を確かめると、確かに原因がありました。
「松原さんは飯田さんより給料が低い」
本来、同じ部署の同僚であれば、給料が上がるほどの成果を出せばわかる筈、それなのに自分より給料を低いと見ていたというのはおかしいと考えます。
すぐさま、社内探偵の山下へ連絡を入れ、調査を開始します。
適当な会話を挟みつつ、企画部の最近の成果状況を聞き出します。
やはり目立った成果は上げておらず、とはいえ人事部部長は飯田さんがプロジェクトを成功させたと言っており、それは正式に提出された評価ということになります。
これらの事から推測するに”誰かが成果をでっちあげた”その可能性が高いと推測します。
若林課長は飯田を贔屓している部分があり、最有力人物です。
飯田が相対した仕事は問答無用で松原に振ったりしてきます。
とは言え社会に属するので逆らうことは出来ず、命令に従うしかありません。
ですが、今の所、証拠はなく、かといって3人の関係を放っておくことも出来ないので、松原にメールで3人でランチでも行ってみてはどうか?とメールを入れます。
さっそく、そのアドバイスに従い、松原が林を誘い、林には飯田を誘って欲しいとお願いします。
飯田にキツイ言葉を言って泣かせてしまったのは事実で、チームとしてこのままでは駄目だと思っていた林は素直に言うことを聞きます。
翌日、彼女が出勤してきたので、ランチに誘ってみますが、食い気味に断られてしまいます。
少しイラっとしますが、それをぐっとこらえ「僕はキミと行きたいんだ」と真摯にお願いします。
それが彼女の気を引いたのか、無事にランチに行くことを了承してくれて、親ぼくを深めます。
昔ながらの定食屋に行き、それぞれ注文をしますが、飯田は普段はオシャレなカフェしか行かないので、メニューが分からず、適当に林と同じ生姜焼き定食を頼みます。
しかし、いざ料理が運ばれてくると脂身の多さに驚く飯田。
「美和、あぶらみ食べれなぁい」と言い、松原に食べて欲しいと言い出します。
彼女もあぶらみだけ食べるのなんて嫌なので断り残せばいいと思う言うと、何故だか彼女が悪者のように言われてしまいます。
「ひどい!両親からご飯は残さず感謝の気持ちで食べるように言われてるのに」
すかさず林が間に入るのですが、そこでまたデリカシーの無い言葉を言ってしまいます。
「飯田さんは少しはあぶらみ食べた方がいいよ。乾燥肌でしょ?顔の粉ふいてるから」
結局ランチの後は飯田は姿を消してしまい、あからさまにサボります。
それだけでなく、飯田は企画部に抗議のメッセージを一斉送信していて、すぐさま問題が明るみになります。
ランチでの件をパワハラだと言い、林が居ると胸が苦しくなるので、暫く仕事を休むと言う内容でした。
久我は直ぐさま林を呼び出し、何か策を練ろうとしますが、時すでに遅く怒りを露にした若林課長が怒鳴り込んでくるのでした。
”これは誰か移動させられる”
4巻続く