いくえみ綾先生の1日2回(漫画)を無料で読む方法と、2巻のネタバレ感想を紹介します。
園田れみ(39)は高校の同級生・忠と結婚しましたが4年で死別。
母のりら、中学2年生の娘・るりの3人暮らし。
ある日、隣の家に住んでいた幼馴染・鍵谷季(39)が男性不妊の発覚が原因で離婚し戻ってきました。
二人は小さい頃から一緒に過ごしてきましたが、それぞれ別の人と結婚し今はどちらもひとり。
1日2回ほどふと頭をかすめる恋人でもない、でも唯一の関係。
ずっとそばにいたいのに本心は知りません。
この漫画は、過去を追思し現在を生きる大人たちの物語です。
ネタバレの前に、漫画を無料で読む方法から説明しますね♪
1日2回を無料で読む方法
今回はコミック.jpというサイトを使って無料で読む方法を紹介します。
コミック.jpは新作コミックから話題の作品まで13万点以上が楽しめる国内最大級の電子コミックサービスです。
1日2回の漫画も全巻配信されていました。
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1日2回|2巻ネタバレ
娘のるりが文化祭で演劇をするというので見に行ったれみと季。
しかしるりの一人芝居な上、内容もさっぱり理解できません。
その時、脚本は成田で演劇部は成田とるりの二人だけだと知ります。
成田に「二人は付き合ってるんですか?」と聞かれ、れみは過去のことを思い出します。
それは季につき合っていると報告をしたときのことでした。
なんとも言えない気持ちの中、れみの父親が救急車で運ばれます。
季はれみと二人で電話番をすることになるのですが、忠は呼びませんでした。
忠は親のことに関して冷めきっていて、実感の湧かない他人の気持ちに無理に寄り添うのは面倒かな?とれみが気遣ったからです。
その話を聞いた季は「そんなつき合いならバカバカしいからさっさと別れちまえ」と言います。
実感のない気持ちだって自分にあてはめてみればいくらだって想像できます。
想像できなくても形くらいは取り繕えます。
形をつくれば気持ちも繋がり、何もなかったところから生まれるものができてきます。
季は「人は想像することで生きるんだよ」と熱弁しました。
父は病気で一年後に逝ってしまいますが、この夜のことはなぜだか時々思い出すのです。
熱弁をふるった季の顔、夜の闇、救急車のランプ、上になった季の重み。
ちなみにれみが覚えている「かっこよかった季」はこれではありません。
そんなことを思い出しながられみは季と声を揃えて「いいえ、付き合ってません。他人です」と言うのでした。
ある日、家族写真をじっと見つめるれみ。
るりが何しているか聞くと「見飽きたなと思って」と一言。
れみは急に、来月40代このままでいいいのかと思ったのです。
しかし衣替えをするにも家具を置ける位置が決まっている為、変えることはできなさそう。
「まずは自分の部屋からどうぞー」と言うりら。
そういえば父の余命が宣告されてから母は急に部屋の模様替えを始めたことがありました。
寝室のベッドが洗面所の真上に位置しており、風水ではよくないからです
母は父の病気はそのせいかもと思ったのです。
女2人で大型家具の移動はきついので、隣の何でも屋・季を呼び手伝ってもらいました。
父が亡くなった後、季と忠は家具の整理を手伝ってくれます。
片づけが終わった後、お茶をする4人ですが母は急に辛くなり1人部屋に戻っていきました。
続くようにれみも自分の部屋へ。
忠は泣く為に部屋に行ったのだと思っていましたが、季は自分たちが部屋にこもった母を気遣いぎこちなくなるのが嫌で部屋に戻ったのだと思っています。
二人は泣いているか泣いていないかで賭けますが、実際忠が様子を見に行くとれみは全く泣いていませんでした。
まさに季の予想通りだったのです。
その時、忠はれみがいつも季を殴りたいと言っている気持ちがわかるのでした。
もうすぐれみの誕生日ということで、るりは何かサプライズプレゼントを考えます。
れみが「飽きた」と言っていたのを思い出し、フォトフレームをプレゼントするるり。
さっそくるりに貰った新しいフォトフレームに写真を入れ替えるのですが、古いフォトフレームの中には忠からの手紙がありました。
「再婚するなら季がいいな(なぐりたくなるけどね)」
何を思ってこれを残したのか。
れみがいつか見つけるのを願ったのか、見つからずに朽ちてゆくのもアリだったのか。
手紙を書いた日付を見る限り、この時はもう忠の体は良く無くて、お正月だけ一時退院し家で過ごし3日目には病院に戻りました。
スプーンもうまく使えなかった人が、ペンを持って一人で多分時間をかけて書いてそっと隠した。
れみはこれを冗談だと切り捨てるのはよくないと思い、季に問い詰めます。
「もし私の知らないところで、私の知らない話があったんなら教えて欲しい。」
季は二人の結婚式の後、皆の前で泣いてしまったこと。
それが忠にバレてしまっていたことは話しませんでした。
「れみちゃん、そこに書いていることがチューやんの本心だったとしても、れみちゃんの何が変わるの?れみちゃんはるりちゃんが大事でチューやんとの思い出と大事に生きてて、僕は亡くなった親友に奥さんを任されるほど良い人だ。」
「それは今まで通りでなんにも変わるこたあないよね?」
3巻へ続く
1日2回|2巻感想
思春期の頃の恋愛と現在のアラフォーの恋愛、どっちもが詰まっててすごく良いです。
とにかく切なくてぎゅって胸が締め付けられる。
いくえみ先生の漫画は大人になった人たちの感情などがリアルに描かれているから好きです。
青春時代の恋愛って特別で、ふとした時に思い出しちゃうのめっちゃ共感でした。
キラキラした恋愛も好きですが、こういう大人の恋愛も楽しいですよね。
読み終えた後、しばらく余韻が残りました。
ネタバレは結構省略しているので、ぜひぜひ漫画の方も読んでみてくださいね♪