窮鼠の契り-偽りのΩ-3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
絶対的なカースト制度が存在する獣の国。
最底辺種族に属するねずみの彩葉は、奴隷として売られそうになったところをキツネ種の美しい貴族青年・八雲に救われ、彼がオーナーを務める「狐牢館」へ連れて来られます。
狐牢館が禁忌の「カニバリズム」を斡旋する宿屋だという秘密を知った色葉。
「花宵の宴」でその実態を暴き八雲を解放する為、自らを囮に証拠を掴むと言いますが、八雲はそれを止め逃げるように告げました。
しかし花宵の宴当日、彩葉に喰らいついた客が逆に悶え苦しみだして・・・!?
窮鼠の契り|3巻ネタバレ
彩葉は下等と侮蔑される鼠ではなく、獣以上に希少種イノセンスでした。
彩葉がイノセンスだと知った右月は、「思いがけない駒を見つけた」とにやりと笑いその場から立ち去ります。
八雲は彩葉を心配し抱きしめます。
急いで止血をしようと彩葉を抱きかかえますが、彩葉の血量は獣には毒でこのままでは八雲まで倒れてしまいます。
彩葉は八雲から離れようとしますが、八雲は絶対に色葉から離れませんでした。
地を這ってでも彩葉を助けるつもりです。
狐牢館でのカニバリズム事件はあっという間に世間では噂となり、同時に餌となっていたのは”イノセンスの番なし女”ということも広まってしまいます。
彩葉が目覚めた時には、知らない場所で隣には八雲が眠っていました。
八雲だって苦しいはずなのに、ずっと彩葉の看病をしてくれていたのです。
八雲に対し特別な感情を抱く彩葉ですが、「絶対に気を許しちゃいけない」というハクリの言葉を思い出し、そっと八雲の側から離れようします。
しかし本当に自分の身を案じてくれる八雲を見て、信用してはいけないと思いつつも、八雲は「例外」だと思ってしまうのでした。
そんな二人の元にハクリが現れます。
八雲から連絡を貰い彩葉を里に連れ戻しに来たのです。
野蛮な獣型である上にお尋ね者の八雲とは一緒にいさせることはできないという判断でした。
彩葉はこの時初めて知りますが、カニバリズム事件が公となり狐牢館は封鎖、しかも駆け付けた憲兵に八雲は暴行を加え逃走したのです。
なにか理由があったはずだと八雲を疑わない彩葉。
彩葉の予想通り、八雲は封鎖後の従者の今後もあらかじめ段取りしており、逃走したのも彩葉を危険から守る為だったのです。
しかし八雲には「ここでお別れだ」と別れを告げられます。
一緒にいたい彩葉でしたが、八雲に突き放すような言い方をされ何も言えませんでした。
彩葉の為を思い別れを告げた八雲は、誰も見ていないところで倒れてしまいます。
右月の悪夢にうなされる八雲。
目覚めると目の前には彩葉がいました。
八雲に冷たくあしらわれた彩葉でしたが、それでも離れたくないとダメ元で捜しにきたのです。
首元の痣に苦しむ八雲に、彩葉は鎮静剤を飲ませようとしますが、鎮静剤を飲むことさえ出来ない状態の八雲。
苦しむ八雲の為に、彩葉は口移しで薬を飲ませます。
自分でも信じられないほど八雲のことが大事なのです。
落ち着いた頃、八雲は”痣”の話をしてくれます。
これは右月が自分の奴隷につける蛇の毒の印でした。
自分に逆らえないように死ぬまで一生仕えさせるためです。
つまりこの痣がある限り離れていても囚われているのと同じなのです。
話を知った彩葉は、毒を治す血清を作るため右月自身の毒を手に入れることを決めます。
もちろんハクリは反対しますが、彩葉が折れる気がありません。
八雲の提案でハクリにヒト型にする薬を作って貰い、目立たないように右月を捜すことになります。
ケモノ型からヒト型への擬態の苦しみは相当で、八雲はあまりの苦痛に正気を失っていました。
彩葉は八雲を少しでも楽にするため、一人街へと薬を調達しに行きます。
そこで彩葉は人攫いにあってしまいます。
体力が戻ってないせいで全然抵抗できない彩葉のピンチを救ったのは、ヒト型化した八雲でした。
「彩葉がいなくなった」というハクリの声が聞こえた瞬間、正気に戻れたのです。
せっかくなので二人は変装し人に紛れて街で開かれる市を楽しむことになります。
モフモフじゃなくなった八雲は味気ないと思っていた彩葉でしたが、毛がないからこそ八雲の体温が直に伝わりドキドキ。
八雲も彩葉の甘い匂いに抑えが効かなくなり、彩葉に噛みつきます。
てっきりキスをされるのかとドキドキの彩葉。
日も暮れ泊まる宿を探す二人ですが、鼠いじめのせいでなかなか泊まる宿が見つかりません。
その時、偶然彩葉を見かけた麗が声をかけてくれます。
麗は自分たちがお世話になっている宿に二人を連れて行ってくれました。
そこで律が宿のお客さんにいじめられているのを目撃する彩葉。
彩葉たちは麗たちを助ける為、宿の再築を試みます。
八雲は生き生きとしていてどことなく楽しそう。
八雲の指導の元、彩葉たちもてきぱきと働きます。
疲れた彩葉がベッドに倒れ込んでいると、八雲が町で手に入れた手土産を沢山持ってやってきます。
「やたら私のご機嫌取ろうとしてない?何企んでるの。」と彩葉が言うと、八雲は拗ねてそっぽを向きます。
八雲はただ彩葉の気を引くのに必死なのです。
ヒト型になった八雲は彩葉が思っている以上に自信喪失しているのでした。
拗ねる八雲にキュンとした彩葉は、思わずキスをして・・・?
窮鼠の契り|3巻感想
ケモノ型のモフモフな八雲もたまりませんが、ヒト型もイケメンすぎて・・・!
いつも自信満々な八雲だから、必死なとことか拗ねてるとことかギャップ萌え。
彩葉と同じくめっちゃキュンとしました。
どんどん恋心も加速していって、これから楽しめそうです♪
読みたいと思った方はぜひ無料で読んでみてくださいね。