工場夜景1巻全話無料

有賀リエ連作集 工場夜景の漫画を最終話まで全部無料で読む方法と、結末までの全話ネタバレを紹介します。

工場地帯の近くに住む幼なじみの碧と貴臣。
惹かれ合っていた二人ですが、ある日突然の事件が二人の人生を大きく変えることになって・・・!?

詳しいネタバレの前に、まずは漫画を無料で読む方法を説明しますね。

工場夜景を無料で読む方法

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工場夜景|1巻1話

まるで煙のような雲を見ながら、碧のことを思い出す貴臣。

8年前、17歳の夏の出来事でした。

東海地方、臨海地区、企業城下町のこの土地は工場の囲まれていていつも空には白い煙が上がっています。

登校中のバスの窓からその煙を見ていると、碧は時々陰鬱とした気持ちになります。

いつか広い世界に飛び出してみたいと思っていました。

休み時間、いつものように貴臣が辞書を借りにやってきます。

「えーまたー」と言いながらも辞書を渡す碧。

その時、先生が貴臣に「英検1級受かったって?」と話しかけてきます。

1級を取ったと聞いた碧は驚きます。

こんな地方の公立高校で受かる人などそうそういないからです。

貴臣とは中一の時、同じ英語塾に通っていてそれからずっと友達でした。

周りの友達は「あんたたちっていつつき合うつもりなの?」と言っていますが、そういうのではないと碧は返事をします。

碧の父はこの町の工場のひとつで事業部長をしています。

母は元々父の部下で職場結婚でした。

父の些細な言葉に疑問を抱くことはあっても、碧は多分とても恵まれていてその疑問は傷まではなりません。

ただ漠然と過ごしていました。

ある日、碧が教室で一人居眠りしていると貴臣がやってきます。

貴臣の気配に気づき目が覚める碧。

貴臣は辞書のお礼だと言って、碧の好きなカフェオレのジュースを渡します。

それは学校前のコンビニまで行かないとないものでした。

母子家庭で経済的にそこまで余裕のない貴臣は国立の給付型奨学金が出る大学に進学するようです。

貴臣の母はこの町にある工場のひとつで働きながら2人の子供を育てました。

周りから見ても美人で貴臣とも似ています。

塾もやめて、家の為にバイトもたくさんして、それでも自力で英検1級まで取ってしまう貴臣に追いつける気がしなくて、碧は時々苦しくなります。

碧は英文科志望でどこの大学が迷っていますが、一度はこの町を出たいと思っていました。

嫌いなわけではありませんが、工場ばかりで息が詰まりそうになるのです。

そんな碧に貴臣は「夜の工場って見たことある?」と言います。

工場夜景は近くで見ると感動するほど綺麗で、昼間の景色とは全く違うのです。

「夏休み見に行く?」

突然の貴臣の誘いに碧はその日胸がいっぱいでご飯が喉を通りませんでした。

なかなか予定が合わず、二人とも予定があったのは夏休み最終日でした。

碧は初めて工場を見るのが待ち遠しいと思いました。

そして8月31日、まさに碧が家を出ようとした時でした。

警察が家にやってきます。

夏休みの間中待ちわびていたこの夜を、碧は一生忘れないでしょう。

17歳の夏、碧と貴臣の世界は失われたのです。

工場夜景|1巻2話

すでに待ち合わせ場所で待っていた貴臣。

碧から「ごめんなさい」「行けない」と連絡があります。

貴臣が家に帰ると、守叔父さんがいました。

なんとなくおかしいような気がしていた貴臣。

母親の様子がどこか変だと思っていました。

この夜、貴臣は全てを知らされるのです。

1か月半前、碧の父と貴臣の母が仕事関係の飲み会で一緒になります。

その時、碧の父は貴臣の母を泥酔させ、ホテルに連れ込みレイプしたのです。

加害者である本仮屋は逮捕されたと叔父から話を聞く貴臣。

学年に「本仮屋」は一人しかおらず、すぐに碧のとこだと気付きます。

夜景に行く約束をして呑気に浮かれていたあの日の夜、母は碧の父にレイプされていたのです。

新学期2日目。

何も変わらない日常ですが、碧はもう一週間ほど学校を休んでいます。

まさかこのまま来れなくなるってことは・・・と碧を心配する貴臣。

そんなことを考えていると碧が登校してきます。

二人きりになると碧は「ごめんなさい」と震えながら頭を下げます。

大人しそうに見える碧ですが、実は気が強く、本気の喧嘩になると一歩もひきません。「

こんなにも怯えている碧を見たのは初めてでした。

貴臣は碧の頭を撫でて「碧がやったことじゃないから」と言います。

父親のやったことは許せなくても、その罪を子供が背負うなんて間違っていると貴臣は思ったのです。

「俺たちは今まで通りいよう」

しかしこの小さな世界で「今までどおり」が許されるはずもありませんでした。

工場夜景|1巻3話

企業城下町のこの場所では、多くの大人たちが何らかの形で繋がっていて、父の職場の延長線上には当然のように学校の生徒の親もいます。

親から子供へ、子供から親へ少しずつ噂が広まり始めた頃、地元の新聞社がオンライン上で事件を記事にしました。

そこからはもう一瞬でした。

貴臣は周りからどれだけ好奇のまなざしを向けられようと、自分たちは今まで通りでいることを貫こうとしているように見えました。

「子供がやったことじゃない」と意思表示をしてくれているみたいに。

 彼さえそう思ってくれるなら碧の心は救われる。

人から何を言われても耐えられると思いました。

しかし当然碧だけでなく、碧の弟なども学校でいじめにあいます。

母は父と離婚することを決め、母一人では生活できない為千葉の叔父さんのところに3人で引っ越すことになります。

あと半年で卒業だった碧は、目の前が真っ暗になります。

一方、貴臣の母も子供たちの前では気丈に振る舞おうとしますが、やはりまだ普通に生活ができる状態ではありませんでした。

どうして母がこんな目に遭わなければいけなかったのか。

毎日働いて普通に暮らしていただけなのに。

貴臣は悔しい気持ちでいっぱいでした。

貴臣の暗い表情を見た碧は、自分が思い違いをしていたことに気が付きます。

「耐えられる」「頑張れる」は、加害者側に許される言葉ではないということ。

男の人に無理矢理されるなんて想像もできないことを、貴臣の母はされたのです。

碧は自分が貴臣に優しくされる資格なんてあるんだろうかと思うようになります。

少し前まで笑い合っていたのが夢のよう。

本音をさらす勇気がなくて、怒ったふりばかりしてた碧ですが、本当はいつだって貴臣が来てくれるのを待っていたのです。

そんな中、碧はクラスの男子が貴臣の母を侮辱する言葉を言っていたのを聞きます。

自分の家が何を言われても仕方ありませんが、被害を受けた側のことを侮辱するのは許せず言い返す碧。

言い返されてイラっとした男子は、冗談半分で碧のスカートをめくり上げます。

その現場を目撃した貴臣は相手の男を蹴り飛ばし殴りつけます。

壊れた貴臣の姿を見たのは初めてでした。

そして碧はもう彼の側にいてはいけないのだと心の奥で悟ったのです。

工場夜景|1巻4話

貴臣が殴った男子生徒は脳震盪を起こし病院へと運ばれます。

正当防衛だと主張する碧ですが、貴臣のしたことは過剰暴力であり処分は免れませんでした。

学校側から連絡を受けやってきた貴臣の母は、庇った女の子が本仮屋だと知り涙を流します。

「どうしてあの男だけじゃなく、その娘にまで苦しめられなきゃならないの」と。

白い目で見られたり、陰口を叩かれたり、碧はあんなことまでされて。

おかしいだろと思う反面、貴臣は自分の貫こうとしていることに自信がなくなってきます。

二人は学校ですれ違っても会話をしなくなっていきます。

そんな中、碧は貴臣に電話して「工場夜景」に誘います。

躊躇する貴臣ですが、碧が「一回だけ」とお願いするので待ち合わせ場所に行くことに。

待っている間、碧とのことを思い出す貴臣。

塾で話すようになった頃、貴臣はまだ勉強が出来ず碧はいつも分かりやすく教えてくれました。

碧の英語は発音も綺麗でかっこよくて、貴臣も英語が一番好きになったのです。

他の子とは確かに違う存在ですが、友達のままが無難な気がしてなんとなく言葉にしないまま何年も過ごしてきました。

なのに卒業が迫ってくるとだんだん変な焦りが湧いてきて、あの日教室で居眠りする彼女を見ていたら、貴臣はこの先も碧と繋がっていたいんだと自覚しました。

この先もずっと繋がっていられたらと・・・。

碧が待ち合わせ場所に付き待っていると貴臣からメッセージがあります。

「やっぱり今日はやめとこう」

この言葉を見た碧は涙を流しその場に立ち尽くします。

その後、碧の友達経由で貴臣に手紙が渡されます。

卒業まであと少しのところで学校をやめ、碧は誰にも見送られないまま知らないところへと行ってしまったのです。

貴臣は誰もいない場所で一人大声で泣きます。

工場夜景|1巻5話

あれから8年。

碧の夢で目が覚める貴臣。

実際はいつも憎まれ口を叩いていたはずですが、記憶の中の彼女は嬉しそうに笑っていました。

卒業後、大学進学で東京に出てきて、英語を活かせる仕事がしたく望んだ業種に就職して3年が経ちます。

過去を知らない人たちに囲まれて生活をしていると、昔のことが夢だったように思えます。

母も妹もあの頃の話はしようとせず、貴臣もできるだけ思い出さないよう過ごしてきました。

それでも心の奥底にはあの日の後悔が根を張って確かに残っているのです。

なので今朝碧の夢を見たのは、ある種の予感だったのでしょう。

貴臣の働く会社に碧が派遣としてやってきます。

貴臣は碧に話しかけようと近づきますが、碧には「全然知らなくて」「ごめん」と避けられてしまいます。

そこで貴臣は仕事終わりの碧の後をついて行くことに。

碧はスナックで働いていました。

貴臣は客として入り碧と話をします。

碧は両親が離婚した後叔父夫婦と祖母の暮らす千葉に引越し、残り5カ月編入できる高校を探しますが結局生活が慌ただしく卒業できませんでした。

通信で高卒資格を取り、父親とは今は連絡はとっていない様子。

碧が別の客に呼ばれいなくなった後、店のママが貴臣に話しかけてきます。

ママは碧から全て過去の話を聞いており、貴臣のことを知っていました。

碧はスナックで夜中の2時まで仕事をして、朝から夕方まで派遣の仕事という生活をずっと続けているそう。

碧の母は人目を以上に恐れるようになり働ける状態ではなく、代わりに碧が働いて弟の大学費を捻出しているのです。

それでも碧は、英語の勉強を続けることが心の支えでした。

碧は自分の心の中だけでも貴臣との繋がりを残しておきたかったのです。

もう会えないとしても。

17歳だったあの時、自分に出来ることは何もなかったと割り切れるほど大人になれなかった貴臣。

もっと違う方法があったんじゃないかと何年も後悔し続けました。

しかし今ならできるかもしれません。

碧との繋がりを守れるかもしれないのです。

工場夜景|1巻6話

8年ぶりに貴臣を見た時、息が止まるかと思った碧。

どれだけ後ろ指を指されても最後まで味方でいてくれた一生忘れられない人だから。

店に来た夜から貴臣は普通に話しかけてくれるようになります。

人前でも同僚以上の関係を悟らせない距離感で声をかけてくれ、やりがいのある仕事もふってくれます。

優しいところは全然変わりません。

しかし最近、その優しさが碧は辛く感じていました。

勘違いしないように、バカなことを見ないように自制するのです。

なぜなら過去に起きた出来事は変わらないのだから。

私と彼は対等な関係ではないことを自分に言い聞かせます。

社内で開かれた毎年恒例のBBQに参加する碧。

こんな風に誰からも咎められず貴臣と同じ空間にいるのが嘘のようです。

そんな中、ある女性が酔っ払って貴臣に絡んできます。

ノリで「いっそヨリ戻しちゃう?」と言う彼女の言葉を聞いてしまった碧。

その後、碧が何も聞いてないのに貴臣は彼女との関係性を話し誤解を解くように話します。

「気遣うことなんて何もない」「私達も付き合ってなかったし」と言う碧に、「付き合ってなかっただけでお互い好きだった」と貴臣は返します。

今でも気を遣う碧に、貴臣は昔のように対等な関係に戻りたいと伝えます。

被害者は一生傷を抱えて生きているのに、加害者側が手放すなんてあってはならないと思っていた碧。

しかし貴臣がそう言ってくれるのなら・・・と碧は考えを改めるようになっていました。

そんな中、営業1課の新入社員が社内BBQの写真をSNSに投稿します。

写真の隅には貴臣と碧が並んで話をしている姿が写っており、それを偶然にも貴臣たちの過去を知るものを見てしまい、会社にまで噂が広まってしまいます。

工場夜景|最終話

事情を知った貴臣は、碧がまだ出社していないことに気付き、急いで碧に電話をかけます。

もう黙って消えてほしくないのです。

碧は電話に出てくれるのですが、かなり思いつめている様子です。

貴臣は電話の向こうから聞こえた電車のアナウンスを頼りに、碧の居場所を特定し駆け付けます。

息を潜め暮らし、やっと自分にあった仕事に就けた碧。

仕事場にまで父親が性犯罪者だと知られたショックはかなり大きいものでした。

貴臣は碧の意志を尊重し、会社に残りたいというのなら残りやすいよう考えるし、離れるというのなら次の場所で頑張れるよう一緒に考えるつもりです。

周りの目に怯えて約束の場所に行かなかった貴臣は、もうあの時のように後悔したくないのです。

碧もまた後悔していることがありました。

あの夏休み最後の日、約束の夜30分早く家を出ればよかったということです。

何日も前から悩んで決めた服装を鏡の前で何度もチェックして、あんまり早く行ってはりきり過ぎと思われないように、かといって遅れて待たせたりしないように、
そうやって時間を計算していたら警察が家に来たのです。

さっさと出てしまえば、一つだけの特別な夢みたいな思い出を残せたはず。

たとえその後待ち受けている結果が同じだったとしても・・・。

二人は貴臣の提案で工場夜景を見に行くことになります。

工場夜景はとても綺麗で碧は感動します。

当時、貴臣は碧にとって奇跡のような存在でした。

被害の渦中に置かれているのに、一貫して碧と家族の犯罪を別物で見てくれたから。

それがどれだけ生きる上で救いになっていたか。

特別なことは望まないけれど、冗談言ったりくだらないことで笑ったり、たまには喧嘩したり貴臣とまたそういうことがしたいと思う碧。

あの日から二人の間には常に加害者家族と被害者家族という壁がありました。

そのままの二人でいられたらどんなに良かったでしょう。

二人は工場夜景の前で涙を流しながら抱きしめ合います。

碧は仕事を続けることを決意し、上司は碧たちを理解し味方でいてくれました。

この先2人にどんな未来があるのか分かりませんが、今二人で笑い合えていること、それを何よりも尊く感じているのでした。

完結

工場夜景|感想

被害者家族と加害者家族のとても重く、また難しいテーマでした。

当事者以外は悪くないのに、その家族まで影響してしまうのはやはり避けられない問題ですよね。

もうめちゃくちゃ切なくて苦しくて号泣しました。

この先は二人に明るい未来があるといいな。

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