37.5℃の涙24巻無料

37.5℃の涙24巻(最終巻)のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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「37.5度」それは子供が保育園に行ける体温のボーダーライン。
リトルスノーの病児保育士・桃子は、働く親と子供の為に奮闘中!

小さい頃から「あたしなんて」と思いながら育った桃子は、病児保育の現場で様々な子供や家族達と向き合い、色々な温かさを知ってついに上司の朝比奈と結婚しました。

仕事やPTAを通じて母親としての自分について考えることが多くなって・・・?

37.5℃の涙|24巻ネタバレ

今日、桃子はめぐみと柳の披露宴に来ています。

とても幸せな空間に「こんなに楽しいなら私も披露宴すればよかった」と感じる桃子。

しかし式が進むにつれ桃子には小さい頃の写真が一枚もないこと、花嫁からの手紙も送る相手がいないことに気が付き気持ちが落ち込みます。

朝比奈や小春という家族がいて幸せなはずなのに、今でも母のことを思い出してしまうのです。

そんな中、桃子の妊娠が発覚。

朝比奈、小春も喜んでくれ、桃子もこれ以上にないほど幸せでした。

仕事を続ける中で、桃子は鶴本さんという母親に出会います。

鶴本さんは、母親に嫌われて愛情を貰わずに育てられたせいなのか、子供に対してどうやって可愛がればいいのか分からなくなる時があるのだそう。

自分と重ねてしまった桃子は、少し不安に感じつつも、今の私なら大丈夫だと言い聞かせていました。

しかし鶴本さんが娘・柚希ちゃんに手をあげてしまったのを見て「母親」になることに自信がなくなります。

そんなある日、突然母が桃子を訪ねて家にやってきます。

「帰って!」と追い返そうとする桃子ですが、母は反省の言葉を並べ桃子にしてきたことを謝罪します。

桃子が動揺していると、母が桃子に会いに行ったと知った姉が駆けつけ母を桃子から引き離します。

その後、桃子は母に誘われこっそり二人で会う事に。

「もう来ないで」と言わなければと思う桃子ですが、昔とはまるで別人のような優しい母に言葉が出ません。

そして母から初めて手作りのお弁当を貰い号泣します。

桃子が泣きながら不安な気持ちを打ち明けると、母は優しく頭を撫で「今までの分ずっと桃子を愛してあげる」と言ってくれます。

桃子を心配しやってきた朝比奈は「妻から離れて下さい」と桃子と母を引き離そうとします。

邪魔をされ作戦失敗した母親は本音を話し始めます。

母が今さら桃子に会いにやってきたのは、桃子の子でもいいから孫と一緒にいたいからでした。

母の言葉や優しさは全て偽りのものだったと知った桃子は母を拒絶しますが、母には「いいの?お腹の子愛せないかもしれないって言ってたじゃないの」と朝比奈の前で話してしまいます。

その時桃子は、自分が不安に感じているのと同じように、母も誰かに言われてきた言葉を桃子に言っていたのかもしれないことに気が付きます。

桃子の予想は的中でした。

仕事で帰って来ず帰って来たと思ったら酷い言葉を言う父、3歳違いの子供が3人いて、特に育てにくかった桃子。

その環境が母を追い詰めていました。

それに気付いた桃子は「大変だったね」「辛かったよね」と母を抱きしめます。

しかし桃子は母にされたことを絶対に許しません。

桃子はどうか母が誰も憎まず幸せに暮らしますようにと願い「さよなら」と決別します。

桃子の悩みを知った朝比奈は、桃子は一人ではないことを話し桃子の気持ちを軽くしてくれます。

桃子はふと鶴本さんのことを思い出し、朝比奈に助けを求めます。

後日、鶴本さんの自宅に区の保健師さんと共に出向いた桃子。

最初は虐待を疑われていると取り乱す鶴本さんでしたが、二人が味方であると知り涙を流します。

鶴本さんと柚希ちゃんはとても安定していて、それも桃子が早期発見をしてくれたおかげでした。

子育てや親のことで悩んでいる人には、第三社の介入が必要であると改めて感じた桃子。

自分ひとりで抱えるのはとても大変なことだから。

保育士は体力面や精神面で大変な時もあるけれど、周りから喜んで貰えるのは嬉しく桃子はやっぱりこの仕事が好きだと実感します。

そしてなによりリトルスノーで働いたことは桃子の中でとても大きな変化でした。

そんな桃子も今日から産休に入り、自宅に帰ったと同時にまさかの破水。

一緒にいた小春に泣きついていると朝比奈も帰ってきます。

破水してパニックになっている桃子に、冷静で適切な対応をする朝比奈。

ちゃんとした母になれるのか悩んでいたことが嘘のように、今はただただお腹の我が子に会いたい気持ちでいっぱいです。

陣痛を経てようやく会えた息子は、とても愛おしく桃子も小春も朝比奈も「産まれてきてくれてありがとう」と涙を流し喜びます。

1年後、産休を終え今日から仕事復帰の桃子。

愛する我が子と離ればなれになるのは辛いですが、保育園が子供にとっていい出会いがたくさんあるといいなと思っています。

桃子は今日も笑顔で困っている家庭へと向かうのでした。

完結

37.5℃の涙|24巻感想

未熟だった桃子が愛を知り成長していく姿、そして母になるまでの姿に感動しました。

最終巻では母とのけじめをつけられてよかった。

病児保育や親子の在り方についてなど勉強させてもらいました。

桃ちゃんが素敵な笑顔で笑えるようになって本当に良かったです!

ネタバレでは省略している部分もあるので、ぜひ漫画の方も無料で読んでみてくださいね♪

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