初恋の世界5巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介します。
※漫画を無料で読む方法は下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
故郷の角島店で店長として店の立て直しを図っている小松薫。
店の方針に逆らい料理を提供するバイトの小鳥遊と対立していましたが、珈琲のテイクアウト販売に活路を見出します。
そしてランチを辞めることにし、小鳥遊を解雇したのですが・・・?
初恋の世界|5巻25話ネタバレ
小松薫、よくある”気が付いたら”40歳
彼氏いない歴そろそろ7年になります。
大学で東京に出てきて「このままなんとなくずっと東京かなぁ」と思っていたら、出身地の店を任されることに。
店は色々あってうまくいっておらず、この度営業の内容を少し変え「テイクアウト」を始めることにしました。
さっそく常連さんがお店にやってきます。
お好みの珈琲をオーダーできると知り、さっそく頼む常連のおじさんたち。
珈琲は気に入ってくれたようですが、ランチを辞めたと知り残念そうに帰って行きます。
解雇した小鳥遊のことを気にしつつ「私が心配するようなことじゃない」と連絡先を削除する薫。
数日後、薫が家に帰るとご飯のいい匂いと見慣れない靴が。
もう関わることは無いと思っていた小鳥遊が、1階の奥の部屋に住むことになったというのです。
角島に辿り着いた時スーパーで知り合った女性同士のカップルの家に住まわてもらっていた小鳥遊ですが、彼女らが分譲マンションを買って引越すことになってしまい、ここの大家さんに「番犬代わりに1万円でいい」と言われ住まうことになったのでした。
部屋なんていくらでもあるのにどうしてここに来たのか。
どんな顔して毎日会えというのか。
さらに翌日、店に小鳥遊が挨拶にやってきます。
2階の空いたテナントにカジュアルフレンチのお店を開店したのです。
初恋の世界|5巻26話ネタバレ
小鳥遊の両親は、小鳥遊が小さい頃から仕事で家を留守にしがちでした。
ある日、両親が事故で亡くなってしまいます。
親戚は一人残った小鳥遊のことを押し付け合っていました。
そんな中、小鳥遊は祖母の友人に「なにかあったらここにおいで」と喫茶店のマッチ箱を渡されます。
その後親戚に引き取られた小鳥遊ですが、その家での扱いは酷いものでした。
理不尽な罪をかぶされ家を追い出された小鳥遊は、マッチ箱を頼りにおばさんの喫茶ブーケへ。
おばさんは何も聞かず美味しいご飯をたくさん振る舞ってくれます。
小鳥遊は溜まっていたものが溢れ出すかのように涙を流します。
それからおばさんの喫茶店で働くようになりました。
おばさんは食事の楽しさを教えてくれ小鳥遊はとても幸せでした。
ある日、おばさんが病気で倒れてしまいます。
おばさんの代わりに店の厨房に立った小鳥遊。
店は大繁盛で小鳥遊一人でも回せるようになります。
一人の客が小鳥遊の腕を見込んで知り合いのパリの料理人を紹介してくれます。
そこで語学学校に通いながらレストランで見習いに入れと。
最初は入院しているおばさんを置いて行けないと言っていた小鳥遊ですが、おばさんの意志でもあると知りパリへ行くことに。
パリの料理界で有名となった小鳥遊ですが、おばさんが亡くなり店もなくなると聞き日本へ戻ります。
日本では色んな場所へ行きながら料理を続けます。
ついに日本の端に辿り着きそこでモリノカフェに出会います。
初恋の世界|5巻27話ネタバレ
食材は屋上の自家菜園と県内バイクで知り合った農家さんや釣り好きの人から仕入れています。
自分一人食べていければいいので、いいものを適正価格で仕入れ提供価格は抑えています。
小鳥遊は自分が本当に美味しいと思うものを出したいのです。
一方、オシャレをして銀行へと向かうよっさん。
支店長を見かけ嬉しそうに手を振るのですが、支店長は仕事中だった為よっさんに気付いてもお辞儀のみ。
よっさんは我に戻り自分の行動を反省します。
家に戻り子供達を習い事に送った後ボーっと一人考え事をします。
朝ご飯を作り、子供を送り出し、掃除洗濯して、子供の習い事の送り迎えをして、晩御飯を作って子供の宿題を見てお風呂に入れて寝かしつけて。
愛人の家から戻ってこない夫からの養育費を毎月記帳する日々。
嫉妬するほど愛していたわけではありません。
悔しさ、悲しさ、寂しさ、そして惨めさ。
夫の浮気が発覚してから1年、よっさんの感情には蓋がされています。
子供は愛おしいけど、全てを埋めてくれるわけではありませんでした。
数日後、晩御飯のカレーを作っている最中にルーがないことに気付き急いでスーパーへ。
お惣菜コーナーを横切ろうとすると3割引きの唐揚げが目につき手に取ろうとします。
すると横から別の手が伸びてきました。
その手は偶然にも支店長だったのです。
単身赴任で料理ができないと話す支店長に差し出がましいと思いながらも「おかずだけでもお届けしましょうか?」と提案するよっさん。
断る支店長ですが「心配です」と言うよっさんの言葉に、家に帰って一人涙を流します。
その頃、薫は小鳥遊のお店に来ている女性客の声にモヤモヤとしていました。
やはり小鳥遊のことが気になるのです。
小鳥遊のお店閉店ギリギリに、タウン誌の記者・岩切里美がやってきます。
里美が小鳥遊を湯の宿の山の中に先月できたお店のディナーに誘っていて、二人が一緒に行く約束をしていたのを盗み聞きした薫はさらにモヤモヤ。
湯の宿でディナーなんて日帰りコースじゃないでしょう。
分かりやすいデートの誘いを受ける小鳥遊のことを薫は理解できませんでした。
初恋の世界|5巻28話ネタバレ
大浦氏に漫画を貸していたことを思い出し、久しぶりに連絡を取るよっさん。
寿三郎とのことを聞き、二人をくっつけようとするよっさんですが、大浦氏本人は全くその気がありません。
不倫を否定され一方的に電話を切ってしまいます。
不倫が世間的に悪いことだと分かっている反面、よっさんも支店長への気持ちが大きくなっていき悩みます。
小鳥遊と里美のディナーの約束日当日。
食事を終えすぐに帰ろうとする小鳥遊を「ゆっくりで大丈夫です」と誘うもののあっさりと断られる里美。
里美は小鳥遊がフランスで名シェフだったことを薫に話せば珈琲を卸してくれるかもしれないこと、星が取れるような店になるようマネジメントすることを話すものの小鳥遊には「そういう世界には興味がない」とフラれてしまいます。
一方の薫は帰るか帰らないか分からない小鳥遊のことをずっと気にして寝付けませんでした。
帰ってきた小鳥遊に「おかえり」と言うと、小鳥遊は嬉しそうに「ただいま」を返します。
小鳥遊は「ただいま」と言える場所があることが嬉しく「おかえり」を言ってくれる人がいることが嬉しかったのです。
初恋の世界|5巻29話ネタバレ
会社の飲み会でも竹下を狙う気満々な黒岩嬢。
一次会が終わり帰ろうとする竹下をタクシーに乗せ、自分も強引に乗り込み一緒にラーメン屋へ。
ラーメンを食べた後、自分の家に誘いあからさまに雰囲気を作って「思い出だけちょうだい」と言って竹下を押し倒します。
しかし雰囲気づくりの為に焚いていたキャンドルに竹下のネクタイが引火しそれどころではありませんでした。
結局何事もなくその夜は終わり、その後竹下は焦るように薫に告白することを決意。
数日後、偶然にもスーパーで会った薫と黒岩嬢。
薫は黒岩嬢に小鳥遊について相談します。
黒岩嬢は「聞け、本人に!」「次会う時同じ愚痴聞かせないでよね」と言い帰って行きました。
どう聞けばいいのか分からない薫は、まずは「おかえり」から言ってみることに。
おかえりを言いたかったはずなのに「お疲れ様でした」と言ってしまう自分の気持ちが、自分でも分からないのでした。
初恋の世界|5巻30話ネタバレ
風邪をひいてしまった薫が寝こんでいると、それに気づいた小鳥遊は看病しようとします。
しかし頑な自力で治そうと小鳥遊を拒否する薫。
その頃、よっさんは誰にも言えない支店長への想いに悩み、一人夜の公園で雨に打たれていました。
偶然にも支店長が気付いてくれ傘を貸してくれます。
想いが溢れたよっさんは支店長に自分の気持ちを伝えます。
同じ頃、大浦氏も不倫相手に「帰らないで」「子供だけでも欲しい」と話していました。
10年後経ち、老いて子供も産めない自分と一緒になってくれる保証などないからです。
「もう待てない」と涙する大浦氏を置いて彼は出て行ってしまいます。
彼の物を全てゴミ袋に詰め、もう会わないと決めるのですが・・・。
一方、拒否されても薫を甘やかして優しく看病する小鳥遊。
「いい子、いい子」と撫でられた薫は、小鳥遊を部屋から追い出します。
しかし小鳥遊がもう一度部屋に戻ると、薫は涙を流していて・・・?
6巻へ続く
初恋の世界|5巻感想
やっと小鳥遊さんの過去が明らかになりましたね!
少し悲しい過去だったけれど、喫茶店のマダムに救われてよかったです。
メインストーリーは勿論、それぞれの恋愛が気になる。
みんな幸せになれる道を選んで欲しいな。
漫画を読みたい方はぜひ無料で読んでみてくださいね♪