漫画、17歳の塔の10巻ネタバレあらすじです。

今回で最終巻となるようですが、この漫画は1巻ごとで話が完結しているので、最期だけ呼んでも楽しく見れます。

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ファムファタルとご昼食を

「野田、悪いけど明日から暫く別の子とお弁当食べてくれない?」

毎日、一緒にお昼を過ごしていた、幼馴染が部下うtの追い込みを期間ということでそう言われてしまう一人の女の子。

クラスでは目立ない生徒ですが、彼女は思い切って、このクラスのマドンナに声を掛けます。

「桃原さん私と一緒にお弁当食べませんか?」

勇気を出して声を掛けたのが良かったのか、あっさりとOKしてくれる桃原。

容姿が全く釣り合わない二人はさっそく噂されます。

桃原は容姿だけじゃなく、正確も美人で、野田は憧れずにはいられません。

自分もメイクをしたり、コンタクトをしたり、少しでも桃原に近づこうと努力します。

このクラスの担任はこのご時世だと言うのに、教室でタバコを吸います。

その煙にむせる桃原。

昼食中にその担任の話をして盛り上がったり、幼馴染の”のりちゃん”の話をしたり、二人は徐々に仲良くなっていきます。

日々、化粧や美容について勉強している野田もドンドンと綺麗になっていき、2週間後にはクラスの女子も綺麗になったと噂するほどでした。

完全にヒエラルキーが上がった野田。

今日はのりちゃんがクラスに戻ってくる日ですが、久しぶりに再会した2人がまた一緒に弁当を食べることはありませんでした。

ですがそんなある日、急に野田が倒れてしまいます。

これまでの無理がたたったのか、軽い貧血を起こし保健室へと運ばれてしまいます。

何故、彼女がここまで無理をしたのか?

理由はこのクラスの担任でした。

戸塚先生はいつも猫背で人の目を見ない。

だからいつも野田が先生を見つけている事にも気づきません。

ですがそんなある日、窓際で先生がタバコを吸いながら、桃原の事を見ているのに気が付いた野田は少しでも先生の目線が向くように彼女に近づいたのです。

日々、綺麗になっていく野田でしたがそれでも先生の目が彼女に向くことは無く、ついに限界がきたようです。

保健室で桃原と二人っきりになり、ついに本音を告げます。

「野田さんは私のこと嫌いなの?」

「うん、すごく憧れててものすごく嫌いだった。」

今日を気に二人のお弁当の会は解散。

去り際に桃原は

「ごめんね、戸塚先生は渡せないの」

と捨て台詞を吐いていくのでした。

完全に完敗した野田。

そんな彼女の元にのりちゃんがやってきます。

流石幼馴染と言う感じで、全てお見通しののりちゃん。

翌日、のりちゃんと二人で校庭で昼食をしているとふと、教室の窓から顔を出しタバコを吸っている先生を見つけます。

ですがそこに居たのは、なんてことない普通のおじさんでした・・・

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