人気の少女漫画、禁断婚約の最新6巻ネタバレあらすじです。
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6巻21話から25話|ネタバレあらすじ
美鞍を追いかけて電車に揺られる楓。
好きな人が生きていて、会えるとわかると自然と笑みがこぼれます。
その頃、美鞍は安積の看病のおかげもあり、かなり回復しています。
今では大分落ち着きを取り戻しているようで、自分の中で一つの結論を出したようです。
「自分の決意に従うだけだ」
安積にそう言うと、楓のGPSを頼りに向かうのでした。
楓はと言うと、錦と仲良く電車を乗り過ごしてしまっていました。
辿り着いたのは白浜、せっかくなので海でも見て行こうと言うことになり、タクシー運転手がおススメの場所へ連れて行ってくれます。
”この景色、出来るなら美鞍さんと見たかったな”
そんな楓の願いが届いたのか、2人の前に美鞍が姿を見せます。
まさかの再開に涙があふれ出します。
ですが唐突過ぎて思う様に言葉が出ません。
すると、美鞍の方から話し始めました。
美鞍は安積から、楓が抱える闇をすでに知っているようで、安積も朱門組の若頭たる行動を取ると確信していたので、楓に会いに行かせたのです。
その行動とは・・・
「別れよう」
突然の告白に固まる楓。するとタイミングを計ったかのように、安積が現れ、美鞍にキスをするのでした。
一瞬にして実感させられてしまう現実を前に、言葉が出ない楓。
その気持ちにやるせなくなり錦は美鞍に掴みかかります。
ですが自分の兄貴分である美鞍に手を出すのは思いとどまり、そのまま楓を連れ帰るのでした。
楓が居なくなった後、二人が落としていった荷物の中から自分へのプレゼントを見つけます。
”To美鞍さん From楓”
そう書かれた小包を手に持ち、美鞍は愛おしそうにキスをするのでした・・・
宿へと連れ帰られた楓、相模は丁度べつの用事で外出中のようですが、居てもたっても居られずメールを送ります。
「楓さんはそれであきらめてしまうのですか?」
相模は好きと伝えてもいないのにへこたれている楓に喝を入れます。
自分たちは楓の強い思いに背中を押され和歌山までやってきた。そもそも来る前から傷つく可能性があると覚悟していたのでは?
そう言われて気が付く楓。
自分がここに来たのは、ただ好きだと言いに来たのだと。
相模との電話が終わり、楓はさっそく部屋を出る準備をします。
その頃、相模は美鞍に呼び出されていました。
楓が落としていった荷物を返すために呼びつけたのです。
先ずは無事を喜ぶ相模、しかし、今だに楓の事が好きだということを知ると、それを自白させるために煽ります。
「アナタが要らないなら貰いますよ?俺が楓さんが好きです。」
明らかに表情を変える美鞍ですが、まだ意地を張っています。
なので、死んだと思って落ち込んでいる彼女を慰めたのは自分で、もうすでに肌の柔らかさも感じ方も知っていると挑発します。
流石に我慢できなくなった美鞍は、相模に殴り掛かります。
一発殴られたところで、美鞍の拳を止め、冗談だと誤解を解く相模。
「ったく、顔にかいてありますよ?まだ”好きだ”と・・・」
その言葉で吹っ切れた美鞍はもう一度、楓に会いに行く事を決めるのでした。
一方、楓も美鞍に好きだと伝える為に、錦と一緒に宿を飛び出していました。
しかし、その途中、チンピラたちに絡まれてしまいます。
錦が必死に抵抗しますが、相手も極道者のようで、完全に分が悪く。
遂には楓が抵抗を辞めるので錦を解放してほしいと言います。
人気の無い船着き場へと連れていかれる楓。
乱暴に押し倒され、見知らぬ男が覆いかぶさってきます。
”本当なら今頃、美鞍さんの所にいって思いを伝えられた筈なのに・・・”
最後の望みをかけて、美鞍に助けを求めます。
その声に呼ばれて、本当に現れる美鞍。
実は、安積の手下が楓が拉致られる所を目撃しており、たまたま合った美鞍に話していたのです。
完全にブチ切れている美鞍。
「てめぇら、詫びだけじゃすませねぇぞ!!俺の女に手ぇ出しやがって!!」
「遅くなって悪かった楓、ちゃんと好きだから」
チンピラ達はあっという間に美鞍にのされてしまいます。
改めて楓に気持ちを伝える美鞍。
2人は抱きしめ合い、この路の先がたとえ悲劇だとしても離れないことを誓い会うのでした・・・
感想とレビュー
やっと再開した2人がひっついて無事一件落着ですね。
楓が抱える謎には今回は触れられませんでしたが、これまでの布石から読み取るとまぁ王道のパターンかなと思います。
警視総監は自分の元に楓を置いておく必要があると、憎しみを持っていました。
美鞍は組の事を思って楓を棄てた・・・ということは楓の本当の父はどんな人か分かりますよね♪
漫画版ではその辺の布石も散りばめられていてネタバレとは違った視点で読めますので、是非、漫画版も読んでみて下さいね。