電撃デイジー16巻（最終回）のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています！
※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪
「Mの遺言」が国家の脅威となりうるアキラを葬るための作戦名だったことが判明。
そんな中、照が作戦の島へ連れ去られてしまいます。
罠だと知らずにシステムを起動させようとするアキラを必死で食い止める照。
黒崎が合流し、全員で脱出を試みるのですが「Mの遺言」が実行され、島が爆発してしまい！？
ではここから最終回のネタバレです！
16巻｜あらすじ
島に残された黒崎、照、そしてアキラの運命は！？
ネタバレ｜最終話
「泣くな、アキラ。ここからが大事なんだ。気持ちをしっかり持て。」
黒崎は自分もアキラも照も死なせるつもりはありませんでした。
生きて帰るにはアキラの能力が必要なのです。
システムの責任者はアキラを殺すことに反対でした。
しかしあえてMの遺言を止める仕掛けは作らなかった。
それはアキラを本当に自由にするためだったのです。
アキラの能力を恐れた勢力はMの遺言計画に全てをかけています。
この島の爆破が完遂の証。
アキラをそれで死んだと見なすものでした。
逆に考えればそれ以上追うつもりはないのです。
そこで設計者は誰にも知られずアキラを逃がすための仕掛けを作っていました。
最後の爆発が起こる直前の15分、この時間だけシステムが隠しコマンドを受け付けるのです。
そのコマンドは「君と見た映画でHALが歌った歌」でした。
誰に充てたヒントなのかは知りませんが、黒崎には十分なヒントでした。
「父さん、あの鼻歌覚えててよかったよ。」
黒崎が”Daisy Bell”と入力すると脱出ルートを開く暗号が表示されました。
「アキラ！お前にしか解読できない、頼む全速力だ！！」
アキラが暗号を解読すると脱出への入り口が現れます。
限界まで頑張ったアキラは力尽き倒れてしまい黒崎が運ぶことに。
「おまえ照を運ばなきゃいけねーだろ！俺なんか・・・」と言うアキラ。
すると黒崎は「照は大丈夫だ！」と言い、おにぎりを口の中に突っ込んで復活させます。
そうして３人は脱出ルートに用意をされていたボートで逃げることに。
脱出前、アントラが現れ無言でUSBを照に渡します。
脱出から数分後、島が爆発。
照たちは予めマスターに誘導されたヘリによって予定された地点で即座に救助されました。
これが二ヶ月前に起きた事件の結末です。
アキラは救助された後すぐに病院に運ばれ「脳腫瘍」を摘出するための手術を受けました。
アキラの疾患の件は緑川教授が情報を残してくれていました。
脳腫瘍が超演算能力の発揮と因果がある可能性があり、実験が終了したら手術をするつもりで準備していたそうです。
アキラを拉致した組織は、アキラの能力が消えるのを恐れ脳腫瘍を放置していたのでした。
手遅れ寸前でかなり難しい手術だったのですが、奇跡のように経過は順調。
アキラの人生はこれから。
照たちとの関係もこれからです。
照は二ヶ月前の脱出時にアントラから受け取ったUSBを手渡します。
「きっとこれだと思う。アキラがずっと探してた。緑川教授との”約束”。」
照は”ボートの中にあった”と嘘をつきました。
本当のことを言うにはまだ早いと思ったのです。
一体、どうしてアントラがあそこにいたのか、何を思ったのか、彼の狙いはなんだったのか？は分からないままです。
USBの中身は、緑川がアキラの誕生日の毎に歌を歌っている動画でした。
翌年もよく翌年もその次の年も、教授はずっとDaisyBellを歌っていました。
亡くなった年までずっと・・・
これが命をかけてまでアキラが探してたものの正体でした。
新学期、照たちは３年に上がり、清は副会長に。
黒崎が校務員を辞めると噂で聞いた照は、事実を確認しに黒崎の元へ。
「まぁ本当だよ。機関の方から来てくれって話があって、ここの公務員の仕事は辞める。おまえが卒業する頃にな。」
すぐに辞めないのは、拉致られ癖のある照が心配だったからです。
「おまえのこと守るのは俺の役目だからな。これからもずっと。」
学校内なのに、黒崎は照にキス。
今までもこれからもあなたは優しいDAISY。
そして照は今日もこれからも元気です。
完結
感想
泣けるし、笑えるし、少女漫画にはなかなか無い設定で最後まで楽しむことができました。
絆を大切にしようと思わせてくれる作品。
本編完結後も、たくさんの番外編が収録されています。
完結後のその後の二人を見れたのも良かったし、理子さんと奏一郎さんの二人の人生を詳しく知って涙が止まりませんでした。
本編だけでは物足りなかった部分もしっかり補った濃い内容で大満足です！
番外編まで全部読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてぜひ漫画も読んでみてくださいね( ´ ▽ ` )ﾉ
