君に届け21巻のネタバレあらすじです。
今回は3年生となった爽子たちが進路に悩む様子がメインとなります。
漫画版を読みたい人はこの方法を使って下さいね。
21巻84話から87話|ネタバレあらすじ
今日はホワイトデー。
ピンは律儀にも、クラスの女子にお返しするようで矢野にも飴ちゃんを手渡します。
その大きな手にちょっとドキっとするあやね。
素直にお礼を言います。
あやねは勿論、本命であるケントにもホワイトデーのお返しを貰います。
そこで大学受験の事を話そうとしますが、腰を折られてしまいます。
「俺さ!絶対大事にするから、大学も出来れば同じとこ受かりたいし!」
「結婚しようね、あやねちゃん」
新生活に向けて盛り上がるケントでしたが、実はあやねは東京の大学を受験したいと思っているのでした。
そうとは知らず一人盛り上がるケント。二人の歯車は少しづつ狂い始めるのでした・・・
爽子はチョコを初めて渡したので、お礼を貰えるかソワソワ。
すると風早から放課後デートに誘われます。
どこか目指している場所があるらしく、二人で雪道を歩きます。
爽子は歩いているだけで幸せそうで、途中の休憩でジュースを渡すと、それがお返しだと思うほど盛り上がっています。
やっとたどり着いた場所、そこは街が見渡せる夜景スポットでした。
そこで渡されたのは綺麗な缶に入ったクッキー。
風早は爽子と同じ大学を受験するつもりだと言います。
”きっとずっとここにいる。風早くんと一緒にいたい”
眼下に見える自分たちの街を眺め、爽子はそう思うのでした。
3年になった爽子たち、みなそれぞれ進路に向かって動き出します。
ですがそうすればそうするほど、親友とまで言えるようになった友達や、好きな人との別れを実感してしまいます。
龍は地元を出ることを決め、あやねも自立がしたいとのことから、地元を出ることを希望しています。
”友達とは別れたくない、でも地元を出たい”
人生で初めての大きな決断にみんな悩むのでした。
風早とは順調で、5月15日の誕生日にはペンケースをプレゼントして、今までの感謝の手紙も手渡します。
いつもラブラブな二人。
ですがピンからは札幌の大学を進められてしまいます。
”教師を目指したいなら、そこも視野にいれてよく考えろ”
やりたいことが決まっている奴が潰しきかせてどうする!と言われてしまいます。
その後、図書館で偶然クルミと出会い、彼女も札幌のD教育大を目指していることを知ります。
おもいかけず自分と同じ教師を目指していることを知り、あつくなる爽子。
塾にも通っていると言う話を聞いていたので、体験で行くことにします。
皆が進んで勉強しに来ている塾は爽子にとってかなり刺激になり、今まで以上に勉学に励もうと決意します。
その手には、札幌の大学であるD教育大の資料があるのでした。
あやねは今だに東京の大学を受けるかどうか悩んでいるようです。
というのも、ケントがあやねの行く大学を受験するために猛烈に頑張っているからです。
進路相談を繰り返しますが、ピンはそんなあやねの相談にずっと真剣に聞いてくれます。
あやねの中でピンの好感度がドンドンと上昇してくのに反比例するかのように、ケントとの溝はドンドンと深くなっていくのでした・・・