漫画、デイジー・ラックの最終回のネタバレあらすじを書いています。
今回はパン職人として働く楓の話です。
最終回は分冊版で言うと8巻(話)、単行本では2巻になります。
この漫画は無料で読むことも出来るのでその方法はコチラにまとめておきます。
最終回のネタバレあらすじ
楓の働くパン屋へとやってきたのは最近ミチルと付き合いだした、貴大でした。
知り合いのライターに男前職人の特集を組む予定があるようで、津幡はどうかと声を掛けられます。
貴大からは2人が仲が良いので、付き合えば?と言われますが、楓が好きなのは安芸さん。
その安芸さんは前の彼女のこをと引きづっていて、楓が入る隙はなさそうです。
そうこうしていると、正式に男前職人特集の話が来て、店長が安芸に決まったと発表します。
ですが、ただでさえ元カノ・リエコさんという大きな壁があるのにこれ以上、障壁を作られたらたまらない!と楓は津幡君を押します。
かという津幡もすでに特集を組まれると友人たちに言いふらしており、その日から店長へのバレバレなアピールが始まります。
しかし、作戦とはいえ二人が仲良く見られては癪だと、楓は安芸に事情を説明します。
誤解が解けたことで、安芸も協力してくれることになりました。
2人に嫌われていると思っていた安芸も勘違いだと分かり安心したようです。
どさくさに紛れて「安芸さんの事めっちゃ大好きなんですから!」と連呼する楓でしたが、仕事仲間としてと捕えられたようです。
結局、特集は津幡君に決まり、彼の面目と楓のライバル増加は阻止することが出来ました。
何故か津幡君押ししていたことで、自分の事が好きだと勘違いされたようで、告白もしていないのにフラれる楓。
これはもしや安芸さんにも誤解されているのでは?と告白を決意します。
仕事終わりに食事に誘い、安芸さんもOKしてくれますが、その時!元カレから電話があり、安芸はそっちを優先するのでした。
”まるで自分を全否定されたような気分”
トイレで一人泣き崩れ、ひなぎく会の3人に不満をぶちまけます。
しかしミチルが最近付き合いだしたという話になり、相手からすごく真剣に告白されて意識し始めた。と話しを聞き、楓も正直になりたいと思い、さっそく行動にでます。
翌日、仕事終わりに残ってもらう約束をし、いよいよ決戦の時。
その前に安芸からは元カノであるリエコさんが職場復帰するという話しを聞きます。
昨日会ってやっぱり好きだと思ったようですが、吹っ切れた。とも話すのでした。
楓は昨日ひなぎく会をそうそうに切り上げて、自宅でパンを焼いていました。
実は、少し前にお互いの為にパンを焼くと約束していて、それを守ったのです。
手渡したのはシュトーレンというクリスマスに食べるパン。
イブの4週目前に焼き上げ、そこから日にちを置くごとに美味しくなっていくパンです。
イブを楽しみに待つ毎日は決して無駄なものでは無いでしょう。
安芸が失恋してからの時間も決して無駄な時間では無かったように。
そんな思いを込めてこのパンをプレゼントしたのです。
「私、安芸さんが好きです。出会えてよかったです」
「俺も山城がいてくれてよかったって思ってる。山城がいたから吹っ切れたのかな」
見つめ合う二人、引き寄せられるように唇が近づきますが「あれー?お二人まだいたんですか?」とバイトの女の子に水を差されてしまいます。
キスはお預けですが、バイトの子に隠れて手を握ってくれる安芸さん。
その手は暖かくて胸いっぱいに幸せを感じるのでした。
最終話の感想とレビュー
全員がハッピーエンドで終わって良かったです。
みんなそれぞれ個性があって、それぞれ違った考え方で面白かったです。
涙が流れるほど感動する作品ではないですが読んでいてほっこりしたりドキドキしたりできる作品でした。
話しは1話で完結するので、途中からでも漫画を読んでみて下さいね。