デリバリーシンデレラ6巻のネタバレです。
前回、亜紀に真実を打ち明け和解した雅美はある決意を固めます。
そして春休みの旅行で大学の友達を実家の温泉宿に誘いますが・・・・!?

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デリバリーシンデレラ 6巻 ネタバレ

デリバリーシンデレラ6巻

進級試験に無事合格した雅美たち10人は2泊3日の旅行へ!

行き先は雅美の故郷”弥生村温泉”

雅美はこの旅で大切な友達・亜紀と香にずっと秘密にしてきた過去を打ち明けようと決意していました。

山猫壮に着き久しぶりに叔母さんと再会。

「ただいま・・・叔母さん・・・」

「よく来たわね!遠かったでしょう!」

叔母さんと美羽は客室に案内をしてくれ客として丁寧な対応をしてくれます。

「素敵な叔母さんじゃない」と亜紀

どうしてだろう
今ならわかる・・・
叔母さんの凄さも大変さも。
あの頃のアタシにそれが分かったらきっと何か違ったのかな?

みんなそれぞれ温泉や卓球などを楽しんでいる中、雅美はお土産を渡しに叔母さんの元へ。

スタッフルームへ入ると「ここへは入ってこないで。」と拒否られ、「人様に迷惑をかけるんじゃないわよ」と。

館内を一人で歩いていると亜紀と佐々木が迎えに来てくれます。

そこで雅美は自分の過去を二人に話し始めます。

全ての始まりは雅美が中学3年生の夏・・・

雅美が小さいころに父は事故にあっており車椅子生活だった。
仕事は自宅で出来たし、母が働きながら介護をしていた為生活に不自由はなかった。

しかし中学最後の夏休み直前、母は過労で倒れそのまま他界。

雅美は自分を責め、母の代わりに父の介護をするようになる。

夏休みも後半に入り、父に「お前受験勉強してんのか?」と言われる。

料理を作ってもそんな暇があるなら勉強をしろと言う父。

いっぱいいっぱいだった雅美は否定をされたようで父に反抗してしまう。

夏休みが終わり9月
相談もなしに叔母さんの家で面倒を見てもらうことになる。

「ヘルパーに来てもらうことにしたから。
お前は叔母さんに面倒見てもらうのが一番いい」

「それって・・・・でてけってこと・・・?」

それから雅美は叔母さんに引き取られ、山猫壮でお手伝いをすることに。
自分から言ってものの、山猫壮の仕事は思った以上に大変だった・・・。

役に立つどころか逆に迷惑をかけてばかり。
あっというまに年末になるが、相変わらずミスばかりする雅美。

ある夜、父と叔母さんの電話の内容を聞いてしまいます。

「冗談じゃないわよ!!大学なんて行かせる余裕ないわよっ!!」

「うちだって迷惑しているんですから!!」
声を張る叔母さん。

その時雅美は『このままじゃまた追い出される』と危機を感じます。

それから雅美はほとんど勉強もせず仕事ばかり頑張り、努力の甲斐もあって高校3年になる頃にはひと通りの仕事はできるようになった。

雅美は滅多に叱られることはなくなったが、叔母さんは相変わらず疲れていた。

「あの娘が来る前は雰囲気明るくて良かったのに。
女将がカリカリしだしたのもその頃からだしね・・・」というスタッフの会話を耳にしてしまう雅美。

ここでもやっぱり邪魔になるんだ・・・と涙を流します。

パシャッ!!

「いいねぇ良い表情だ」

そんな中、出会ったのが初恋の相手”相澤和哉”だった。

夏休みの間だけ山猫壮のバイトに来た和哉。
最初は無神経で見た目もチャラい和哉が大嫌いだった。

だけど本当はとても真面目で仕事もテキパキとこなし性格も明るい和哉は、すぐにみんなの人気者になった。

和哉の夢はプロのカメラマン。
夢の話をしている時はすごく輝いていた。

雅美は自分の夢を聞かれ”介護士”だと話します。

適職だと言われ笑顔になる雅美。

学校行かなくても働きながら資格は取れる・・・。
進路のことを温泉に入りながら考えていると、和哉に裸を見られてしまいます。

「マジかよ・・・!想像以上だ・・・!!」
それから和哉は執拗にモデルになって欲しいと頼んでくるように。

和哉は雅美のために都内の福祉に強い大学を探しパンフを渡します。

「楽しむことを学ぶのも大事なことなんじゃねーの?」

東京陽光大学

それは母が以前、介護を教えていた大学だったのです。

雅美は大学に進学することを決意します。

そうこうしているうちに夏は終わり和哉は千葉に帰って行きました。

受験料と入学日を必死に貯めながら勉強をする雅美。

しかし30万円入ったバックが盗まれてしまい・・・。
絶望を感じた雅美は、知り合いのおじさんに体を売ることを考えます・・・。

直前で怖くなり抵抗をしますが押さえつけられ、無理やり犯されそうになったところを和哉が助けてくれます。

「それでお前胸張ってられんのかよ。」

次の日の朝雅美は叔母に呼び出されます。

「使いなさい。受験料と入学日くらいにはなるわ」
と通帳とカードを渡されます。

「必ず・・・返します・・・っ!東京で働いて・・・!!」泣きながら感謝を伝える雅美。

もうあの時には・・・
気づいていた。
和哉が好きだということに。
もっと一緒にいたい・・・。

デリバリーシンデレラ 6巻 感想

6巻では雅美の過去がどんどん分かってきます。
叔母さんはそんなに悪い人ではないのかなと感じました。
女手一つで娘の為に必死で女将をやっていて、強い女の人だなと思います。
あたられていた雅美は可哀想に思いますが・・・。
雅美は本当に性格が良すぎる!!!

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