ふれなばおちん最終巻である11巻のネタバレあらすじです。
最終回の結末までしっかり書いていきます♪
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11巻41話から最終話
深夜番組に出演していた佐伯さん。
その番組を子供たちとみる夏はそこで改めて佐伯さんの気持ちを知ります。
記者の質問には当然、あの舞台での大告白の事も触れており、彼は「好きな女を想っていいました」と断言したからです。
子供たちには気丈に振る舞っていた夏でしたが、夜な夜な一人で佐伯さんが住んでいた部屋を訪れ、一人で悩み続けるのでした。
一度は破り捨てた名刺を再びつなげ、せめて最後に声を聴きたいと電話を掛けます。
でも、佐伯が出る寸前でやっぱり駄目だ!と思い直し、電話は切ったのです。
そんな様子を直帰してきた旦那に見られてしまい疑いを持たれてしまいます。
携帯からリダイヤルで電話をかけなおす夫。
たまたま女性社員が「信田企画です」と名乗ったことで確信に迫られることはありませんでした。
一方、佐伯の方も、仕事に精を出す傍ら、やっぱりまだ夏の事を振り切れてはいないようです。
それを見かねた社長が壮行会の日にホテルのスウィートを取ってくれました。
最後ぐらい会ってしっかり抱きしめてくればいい。
「勝手なことを言いやがって」
と悪態をつく佐伯でしたが、我慢できず夏にメールを送ります。
”会いたい会えるかな?来てくれた嬉しい。”
そのメールを見た夏は嬉しさがこみ上げ、息が出来ないほど心が高ぶります。
すぐに小牧さんに相談しますが、彼女はもちろん行くなと止めます。
これがおそらく最初で最後。どっちにしろ今までの関係では居れなくなる。
それでも、夏の気持ちは止めることが出来ず。
「行きます。」
と返信するのでした。
いよいよ壮行会当日。
夏はアリバイとしてみどりに誘われた壮行会に行くと伝えていましたがそれをドタキャンして、佐伯さんが待つホテルを訪れます。
しかし、夫も先日からの妻の行動に不信感を抱いており、同じ職場であるみどりに探りを入れます。
そして分かったのは先日、妻が調べていたアネックスホテルは壮行会を行う会場とは違うということ。
そんなことも知らずに夏は久しぶりに佐伯さんと再会します。
抱き寄せられベットに押し倒される夏。
その頃、夫は会社を早々と退社するとアネックスホテルへと向かっていました。
そんな修羅場に気が付いたみどりも慌ててホテルへ向かいます。
夫がホテルに到着したころ、夏は何とか佐伯の性欲を抑え、持ってきた弁当を食べます。
そうこうしているとみどりからかかっている電話に気が付き夫が向かっていることを知ります。
ですが時すでに遅く、フロントで部屋を調べた夫が今まさにチャイムを鳴らしたのでした。
「何があっても出てきてはダメだよ!!」
そう言ってクローゼットの中に夏を押し込めます。
”一世一代の芝居をうつぞ”
意を決して部屋のドアを開けます。
部屋に広げられている弁当箱を見た夫は「うちのが来ているのか!?」と確信したようで、部屋中を探し始めます。
佐伯は弁当を置いてすぐに帰ったと説明しますが聞く耳を持たず、今度はボコボコに殴り始めました。
そんな時にみどりとその旦那が駆け付けて、何とかなだめます。
興奮冷めやらぬ夏の夫でしたが、みどりが妊娠していることやそれを夏が気遣っていることなど伝え何とか信じてもらう事が出来ました。
夏もまた、佐伯たちがついた嘘を無駄にしないためにも、一世一代の嘘をつくために家路を急ぐのでした。
何食わぬ顔で夫を出迎え、今までと同じ日常を過ごします。
夫が夏に追及することは無く、夏の人生で一番激しかった一日は日常にかき消されていくのでした。
”手紙のやり取り9通”
”2人だけであった夜、1回”
”キス 3回”
数を数えるとこんなにも儚い二人の関係。
彼との思い出を胸にしまい、夏は心に鍵を掛けます。
でももし、彼と次の世で出会えたのなら。次こそ落ちていくでしょう。
深く、深く、どこまでも・・・
まとめと感想
最後は全てを隠し通して二人の関係は終わりました。
何故かラストシーンでは佐伯が交通事故に巻き込まれて死ぬような描写がされていましたが拙い私にはそのメッセージが分かりませんでした。
先に来世に行ってるよ。的な感じなのでしょうか?
不倫が題材なだけにハッピーエンドとはいきませんでしたが、一応はスッキリ終わってくれて良かったです。
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ふれなばおちんの意味とは
漫画内では特にこのことに触れていなかったので気になって調べてみました。
”ふれなばおちん”とは”触れれば落ちる”という意味らしく、この漫画に当てはめると「少し誘惑するだけで落ちる女性」つまり夏のことを言っていたんですね。
タイトルの意味を知ると、またぐっと漫画への思いも強くなりました。
「んーすっきり♪」