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2巻ネタバレも書いているのでそちらも良ければ読んでいって下さいね。
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2巻ネタバレあらすじ
主な登場人物
春山 桜、由貴部長、児島(元カノ)、レオナルド(画商)
やっと結ばれた桜でしたが目を覚ますとそこに部長の姿はありません。
部長のこと少しは分かったつもりでいましたがそれでも不安になります。
職場で聞こうにも中々言い出せず、部長から話しかけられても児島さんに邪魔されてしまいます。
しかも今日は上司からレオナルドの接待に同行して欲しいと頼まれてしまいます。
レオナルドは暫く酒を楽しむと上司を帰らせ桜と2人っきりになります。
どうやら由貴部長に怨恨があるようで悲しませる為に桜をモノにしようとしていたようですが、彼女が何も事情を知らないと知るとあっさり解放してくれます。
ですが逆にレオが部長の事を知っているのだと分かった桜が詰め寄り、ホテルで話をすることになります。
すると彼は昔話を語ってくれました。
その頃、春山の接待相手がレオだと知り、血相を変えて探していました。
というのもレオは由貴と児島が付き合っていた頃、児島を奪った経緯があったのです。
その当時は今より口かずが少なかった由貴。
レオは今のように攻撃的な性格で由貴がいるからと断り続ける児島にガンガンとアプローチしていたのです。
街で偶然2人に出会ったときには強引に児島を食事に連れ出し、酔いして連れ帰ったこともありました。
そこから二人の関係はギクシャクし始めて、弱っていった児島にレオは漬け込み結婚までしたのです。
ですが今はそんな彼女から離婚を切り出されてると話します。
そのことを由貴部長に相談しているようで、これ以上、二人を近づかせないために協力関係を築かないか?と持ち掛けられます。
しかし、それに答える前にホテルの扉が激しく叩かれます。
「春山さんいるんでしょう!?」
部長が児島さんと一緒に部屋に入ってきます。
息を切らすほど必死に探してくれたようで
嬉しい反面、児島のことで部長を疑っていた自分が恥ずかしくなります。
由貴にとって辛い過去を暴いてしまった桜。
しかし、部長のことはもっと好きになるのでした。
それからはわだかまりも無く幸せが毎日が続きます。
ですが児島さんと白黒つけたくて、勝負を持ち掛けます。
「あなたって本当に幼稚ね」
まったく取り合ってくれませんでしたが、少し考えて面白いゲームを思いついたと言います。
”お互いのパートナーを変えて先にキスできた方が勝ち”
負けた方は由貴を諦める。
自分から勝負を持ち掛けたとはいえ、桜はレオとキスしなければなりません。
2人の勝負を知ったレオから電話が入り、さっそく会社に行ってキスをしようと言い出します。
桜の話も聞かずにドンドン話を進めるレオ。
そんなやり取りに我慢が出来なかったのか由貴が間に入り「業務中だから仕事の邪魔をしないでください」と桜を連れ出します。
「あいつには近づかないで下さい」
桜は部長にそうお願いされるのでした。
そんな部長に頬を赤らめていると。
「今日はホテルで児島さんと打ち合わせがある」
一難去ってまた一難!?
そのままにしておけない桜はレオと2人を尾行します。
由貴たちは話が終わったようでホテルを出ます。
「辛かったことも今は過去、もう大丈夫です。見ていなくても・・・」
そんな別れの言葉を遮る児島。
「いいわ。諦めてあげる。だから最後の思い出に・・・」
そう言って唇を近づけた瞬間!!
「だめぇ!!」と飛び出す桜。
何とかキスを阻止できたのですが、児島はまだあきらめていないようでした。
その後、レオナルドと連絡を取り合っていることに嫉妬した部長に一晩中、求められ続けたりと言うこともあったのですが二人の仲は深まって行きます。
そんなある日、桜の実家の定食屋が休業することを知ります。
父が老体で身体に負担が大きく続けられないのです。
せめて最後ぐらい手伝いたい、と桜は1週間、実家に帰ることにします。
久しぶりに一人で夕食を取る由貴。
すると郵便なのかインターホンが鳴ります。
「きちゃった」
玄関を開けるとそこには児島さんの姿があるのでした。
3巻へ続く