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2話から3話｜ネタバレあらすじ
「今のは少しカッコよかった」と美苑（みその）に言われ舞い上がった斗和は勢いで2回目の告白をしてしまいます。
ですが彼女の返答は「は？」と怒り交じりの一文字・・・
精神的ショックからゲッソリとした斗和を母や姉は心配してチヤホヤ。
彼のモテ特性は家族にまで及んでいるのでした。
”どんな顔して会おう”
まだ気持ちの整理も付いていないのに、校門でばったり出会う二人。
でも彼女の顔が赤い？？
”何だ昨日のは照れ隠しかよ！！”
そう思ったのもつかの間、後ろから古典の教師が現れたのです。
先生が去った後、改めて美苑（みその）に挨拶すると、先生とは全く違う冷め切った表情で端的に返されるのでした。
それでも斗和はめげません、取り巻きの女子にはわき目もふらず、帰り際に美苑を見つけると「一緒に帰ってくる」と突撃します。
もちろんそっこーで断られるのですが、想定内。
美苑といつも一緒に帰っている友達、まっつんにターゲットを変えます。
彼女には斗和のモテ補正が効いているので、断ることなど出来ず、結局3人で帰ります。
途中でまっつんと別れてからはスタスタと歩く美苑に強引についていきます。
”どんなに酷いこと言われてもそっけない態度取られても毎日、顔見てぇんだよ”
斗和の中で彼女に対する思いはドンドンと膨らんでいるようです。
「あのさぁ。オレ毎日、美苑に告白するって決めた。だらら覚悟しとけよ！！」
そんな宣言にも相変わらずの塩対応を見せる美苑。
そうこうしていると彼女の自宅へと到着します。
”尾崎アパートメント”と書かれたそこは、斗和が廃屋？と勘違いするほどボロボロなアパートでした。
そそくさと帰っていく美苑の後を追おうとする斗和でしたが、敷地内は虫や爬虫類の巣窟となっており一歩も近づけません。
そんな斗和に止めとばかりに美苑が言います。
「告白しても無駄だから。カッコイイってチヤホヤ騒がれてる男って見た目だけだよね」
美苑との間にはくっきりとした境界線があるのでした。
それでも諦めない斗和は一時退散し完全武装で舞い戻ります。
両手には買ったばかりの殺虫剤を装備しいざ戦場へ！！
しばらく死闘が続いたのか、バイトから戻った美苑は家の前で屍となっている斗和を発見します。
このまま騒がれても面倒なので仕方なく家に入れてあげる美苑。
中は殺風景でとても女の子の部屋とは思えません。
家には誰もおらず、母は水商売のようでいつも朝帰り。
晩御飯はバイト先で破棄されるパンです。
美苑がそんな生活を送っていると知った斗和はついつい余計なことを言ってしまいます。
「俺が毎日ここに着てやろうか？なら一人ぼっちにならなくてすむじゃん？」
それが地雷だったのか彼女は血相を変えて斗和に掴みかかります。
「勝手に決めつけるな！！私は平気って言ってるの！帰れ！」
怒鳴りつける彼女の後ろには父親と思われる遺影が飾られているのでした。
家に帰って斗和は家族に相談します。
”俺はもう今までの俺でいたくない”
翌朝、携帯のアラームで目を覚まし、窓を開ける美苑。
すると隣には見知った顔が！？
「おはよう。隣に越してきた古谷斗和です。」
分冊3巻に続く
分冊2巻の感想
斗和の恋が本格的に動き出したようですが、彼のメンタルが強すぎて笑えます。
完全にドMの域に達してますよね？（笑）
美苑の塩対応がどうゆう風に変わっていくか続きが気になるところです。
漫画版は誰でも無料で読むことが出来るので、分冊や単行本を読みたい人はこの方法を使ってくださいね。
