1122全巻

1122(いいふうふ)3巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています!

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自分が発案したはずの「公認不倫」ですが、嫉妬心なのか欲求不満が原因なのか、モヤモヤと悩むいちこ。
そしてついにいちこは初めての風俗を予約して・・・?

今回はおとやんと美月の関係にも変化が表れますよ!

3巻|ネタバレ

今日はいちこ初風俗の日。

待ち合わせのホテルへ到着するいちこですが、最悪のタイミングでおとやからぎっくり腰になったと連絡がはいります。

なんで今日!?
なんで今!?

見なかったことにしたいいちこですが、もう既読がついてしまっています。

ごめん。
今日は行かせてもらう。

助けてオーラが溢れているおとやのメッセージになんて返信しようかと悩んでいると、レンくんがやってきます。

レンくんは肩をマッサージしてくれてそのままベッドへ。

キスをされタガが外れてしまいそうないちこ。

なのに、どうしてかおとやの顔が脳裏にチラつくのです。

気になって仕方のないいちこは、レンくんに事情を話し今日は帰ることに。

お代だけ置いて帰ろうとするいちこですが、レン君は「今日の分はいいから、また指名してほしいな」と言ってくれました。

最後にもう一度レン君とキスをして家に帰るいちこ。

おとやの元へ帰ったいちこは、やらなくて良かったと心の中で思います。

他の人とセックスをして、その余韻の中でおとやと向き合う状況がキツイからです。

看病してくれるいちこに感謝をするおとや。

弱っているおとやはしきりに平和な未来を夢想していて、いちこはおとやの身体に触れながら別の男の身体を思い出していました。

”また”いや”今度”こそ私は彼を”買う”んだろうか。
”できた夫”のあなたは若い男の子をお金で買う妻をどう思う?

これは恋ではないといちこは知っています。

だけど今は他の人に恋をしているおとやの気持ちが少しだけ分かるのです。

でもそれはいちこだけの秘密。

腰がまだ本調子ではないおとやは、美月とホテルではなく喫茶店で会っていました。

「今日ごめんね、美月さん。ホテルとか行けなくて。」

美月はしばらくセックスができないよりも、おとやが弱ってるときに何もしてあげられないことに辛さを感じていました。

夫婦じゃなくて不倫だということが初めて辛いと思った瞬間でした。

「おとやさん、荒唐無稽かもしれない質問をしてもいい?私と息子とおとやさんと3人で暮らすっていうのはあり得ない?」

核心にせまった質問に動揺するおとや。

勇気が必要であったろう美月の問いに、おとやは向き合うことができませんでした。

美月と一緒になるということは、いちこと別れて血の繋がらないひろくんと3人で、新しい生活をゼロからつくるということ。

おとやにはその覚悟がないのです。

あれ?ちょっと待って。
もしかして、俺クズなのでは?

一方、美月の旦那・志郎は辞令が出て半年後シンガポールに最低3年の転勤が決まります。

美月はひろにとって大事な時期だから自分たちだけ残りたいと意見するのですが、志郎は許してくれませんでした。

住居は恵まれて環境だしひろにとってもマイナス要素はありません。

「むしろ東京を離れたくないのは美月なんじゃないの?」

志郎は美月が不倫をしていることをわかっているのです。

シンガポールに行けばおとやとの関係は終わる。

でももしも離婚すれば稼ぎもなく浮気をしている美月は、ひろの親権を夫にとられるかもしれません。

これは夫・志郎の温情措置なのです。

終わらせれば私の不貞はおそらく不問。
終わらせなければ・・・。

美月は覚悟を決め翌日おとやに転勤のことを告げます。

「ねぇおとやさん、もう少し仲良くしてくれる?」

おとやは美月のその言葉の意味が分かりませんでした。

おとやは美月が日本を離れて遠くへ行くことよりも、彼女にもう会えなくなるかもしれないことに対して、そこまでショックを受けていない自分を寂しく思います。

それからおとやと美月は、生け花教室のあと2人で1時間ほど食事かお茶をする関係が続いていました。

核心的なことは避けて注意深く振るまっています。

なんなら良き友人でありますよってふうに。

「おとやさん、わたし来週で生け花教室やめるの。最後におとやさんと2人でゆっくり会いたいな。」

そこで二人は来週いつもの場所(ホテル)で会うことに。

”ゆっくり話す”ってやっぱり別れ話だろうか。

来週の木曜日はおとやの誕生日。

お店も予約して楽しみにしていたいちこですが、仕事を理由におとやに断られてしまいます。

「仕事ならしゃーないね。」と言ういちこですが、おとやが嘘をついているのはすぐに分かりました。

いちこはこっそりおとやの携帯を盗み見ます。

やはり来週の木曜、美月と二人で会う約束をしていました。

人の携帯を盗み見るなんて惨めだ。
こんなことしたくないから”公認不倫”を選んだのに。

わたしは立派な”サレ妻”のカオになっていたと思う。

それからいちこはおとやの顔を見るのも嫌になり、嫌悪感を抱きます。

2人ともいい年齢ですが、お互いの誕生日は一年の感謝や労いをしようと大事にしているはずでした。

2人の雰囲気が少し悪かったり疲れていても、生活や気分を立て直すきっかけにもなっていました。

なのに、前からの自分との約束より、不倫相手との情事を優先されたのです。

それはないじゃん、おとやん。

いちこは恋も結婚も欲望もわからなくなってしまいます。

そして来週の木曜日、挿入ありのセックスにレン君指名で申し込んでしまいます。

いちこも楽しみを持てばこれから一週間、おとやをじめじめと恨まずに済むかもしれないからです。

”性は外”を夫婦共に守り、2人の間の問題や欠陥を掘り下げず対峙せずやんわり過ごせば、いちこたち夫婦の生活は存外平和で穏やかでした。

品行方正ではない歪んで矛盾した夫婦関係。

しばらくこんな時期が続くかもしれません。

でもいちこはそれでいいじゃないかと思っていました。

いずれにしてもいちこたちは夫婦の継続を望んでいるのだから。

でもこの時、二人は予想もできませんでした。

この日これから起きることを・・・。

4巻へ続く

感想

おとやん本当クズ過ぎる。

いちこへの愛情が全く感じられません。

男にとって不倫って良いとこ取りって感じで腹立だしい。

今巻でようやく自分がクズだと自覚してくれてよかったです。

美月も被害妄想と脅迫観念で自ら崖の方に走っていってる感じがして凄く怖いです。

ラストの予告は嫌な予感しかしませんね。

でも続きがとっても気になります!!

あとネタバレでは省略していますが、美月と志郎の出会いやおとやと美月の出会いなどが描かれています。

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