天は赤い河のほとりの結末までのネタバレを書いています。
28巻は最終回の話とその後の話が結構なボリュームで収録されていました。
漫画版で読んでみたい人はこの方法があるので使ってみて下さい。
最終話|ネタバレあらすじ
「結婚してほしい」
カイルは明日の結婚式の前にもう一度、ユーリに気持ちを伝えます。
改めてプロポーズされたことでさらに2人の愛は深まります。
それを祝福する国民たち。
まるで国中の民が集まったのでは?と思うぐらい人であふれかえっています。
嬉しいことにお腹の中には新しい命が宿っていることも分かりました。
名実ともにムルシリ2世の正妃であるタワナアンナに立后したユーリ。
その後、150年間、栄華を極めるのでした。
しかし、その後、帝国は忽然とその姿を消します。
滅ぼされたとも疫病が蔓延したともいわれていますが真相は闇の中。
事実として残っているのはトルコ共和国の首都から東に約150㎞の位置に赤い河に抱かれて残る僅かばかりの遺跡だけなのでした・・・
最終話の感想
本編はあっさりと完結しました。
ここからその後の話が3話ほど収録されてるのでボリュームはたっぷりで内容も面白かったので安心して下さい。
少女漫画にしては結構な巻数が出ている大作ですが最期まで面白かったです。
後半では読み切りの話もいくつか紹介していくので引き続き読んでいただけると幸いです。
※漫画版を読みたい人はこちら⇒天は赤い河のほとり28巻を無料で読む方法</a>
番外編|キックリの一日
世界最古の馬術調教師と言われているのがこのキックリで本作でも登場します。
現在はアスラン2世を調教しています。
ユーリにはデイルという息子が生まれており、キックリの双子の息子をよく遊んでいます。
両親は相変わらずのラブラブっぷりですが、政治手腕も中々のようでユーリも各地を飛び回っていました。
キックリは毎日、馬の調教に明け暮れており、その詳細を仕様書としてねんど板に書き残していました。
それから数千年後、遺跡後からこの板の一部が見つかるのでした。
番外編|カッパドキア奇譚
トルコ中央部アナトリアに位置するカッパドキアと呼ばれる一帯。
地上にはキノコのような奇岩群があり地面の下にはアリの巣のような地下都市が広がっています。
現在ではトルコ有数の観光地となっているこの場所をユーリが発見したのは偶然でした。
カッパドキアを散策中に商館から逃げてきた少女を匿います。
何とその少女は地下都市の住民、ユスラ族の生き残りだったのです。
彼女は奴隷として売られ、せめて最期に故郷を訪れようとしたのですがすでにそこには骸骨があるだけ。
最愛の人達に再会することは叶わないのでした・・・
まとめ
番外辺は本当にあった話を作者が修正して書いている物だと思われますがどれも面白かったです。
ユーリの息子が成長して出てきたり、それから何代も後の末裔が出てきたりもするのも良かったです。
漫画版は誰でも読めるので気になった人は是非、読んでみて下さいね♪