うそカノの最終刊の11巻を読んだのでネタバレあらすじや感想を紹介したいと思います。
最終話まで書いているのでネタバレより漫画が読みたいという人はこの方法を使って漫画版を読んでみて下さい。
56話から最終話|ネタバレあらすじ
高校3年も終わりに差し掛かったとある登校日、入谷君が急に発表します。
「春から大学の近くで一人暮らしすることになった」
どうやら母親が子供たちが巣立つことを機に父親のいるパリで暮らすことにした。と家を売っぱらったのです。
相変わらず自由な入谷家に驚かされながらも翌日は入谷君、すばる、吉野、むっちゃんの四人で新居の家具を見に行くことになります。
きゃっきゃ言いながらあれだこれだと家具を見ていく4人、途中、吉野の一言で入谷君が”タコパ”するためにたこ焼き器を買いに走ったり、モフモフのヌイグルミで意気投合したむっちゃんと入谷君が話し込んだりと楽しい時間を過ごします。
すばるはふと食器を買うときに自分の分も当たり前かのように手に取ってくれている入谷君を見て、幸せな気持ちになるのでした。
これからの未来もずっと一緒にいれることを喜ぶ半面、もう制服デートが出来なくなっちゃうと悲しい気持ちもあります。
すると入谷君がこの1か月で取り合えずしたいことを10個しよう。と言うことになり高校でしか出来ないことを次々書きだしていきます。
- 制服で放課後デート
- 校内で写真
- 卒業記念におそろいで特別なモノ
などなど・・・
と言うことで次の登校日、新入部員として入谷君が写真部にやってくるのでした。
理由は一度、部活動をしてみたかったのとこれなら一緒に写真が撮れる。と言う事です。
その数日後、3年の送別会を兼ねた合宿をすることになった写真部。
2人も校内で色々な写真を撮ります。
夜はみんなで大宴会、あらかた片づけて入谷君と和久井君は銭湯へ行きます。
珍しいツーショットで今日のことやすばるの事を話す二人。
「あの人、俺が何しても笑うし、嬉しそうだし、もう全部、マジで好き」
すばるの前では中々言えないことも男同士ならいえるようで、彼女への愛を長々と語る入谷君。
実はその全てが壁を一枚隔てただけの女子風呂に居たすばるに丸聴こえなのでした。
その夜、嬉しすぎる入谷君の言葉が頭を巡って全く寝付けないすばる。
せっかくだらか散歩しようと外を歩いてると同じく和久井君も目を覚ましていて、夜明けを取るためにスタンバっていました。
これまで8年間一緒に居た二人、思い出を振り返るといつもそばにいてくれた和久井君。
「ずっと楽しかった。ありがとう」
思わず涙が溢れてくるすばる。
2人は一緒に朝日を眺めるのでした。
送別合宿も終わり、とある日。
一人、将棋道場へと足を運ぶ入谷君。
そこにいたのはすばるの父でした。
棋書を勉強したので卒業前に一度手合わせをしときたいと思い訪れたのです。
「全力できなさい」
2人は意気投合して対局の後、焼き肉を食べに行くほど盛り上がったようです。
-3月8日-
いよいよ今日が高校最後の日。
当時は入谷君です。
学校で過ごした3年間はそれぞれにとってかけがえのないものだったようで皆涙を浮かべます。
すばるはこの日の為に用意していたケーキで入谷君の誕生日をお祝いします。
プレゼントは入谷君専用の卒業アルバムです。
「これで卒業までにしたい事だいたい叶ったね♪1コだけ残っちゃったけど」
「あるよ」
「特別感のあるおそろい」
そう言って彼が取り出したのは婚姻届けでした。
「入谷すばるになる?」
突然のプロポーズに固まるすばる。
実はこれを渡すためにすばるの父にも自分の事を知ってもらいたくてわざわざ会いに行ったのです。
「俺の横で一生笑っててよ」
「わたしも入谷君をいっぱいいっぱい幸せにするね」
”これから何度季節が巡っても入谷君と恋を”
-完-
最終話の感想
最後には入谷君かなり積極的になっていましたね。
あそこでプロポーズってちょっと急展開過ぎな気もしますがキラッキラな二人ならその夢も叶いそうな気がして応援したくなります。
巻末では閑話が3話ほど描かれていてどれも面白かったです。
最終巻までよんで私的にはトモちゃんの話をもっとしてほしかったなぁと言う感じがありました。
何気にキャラで一番好きかも♪
最後には同じ部活の時田君と付き合っていました。
そのあたりの細かい部分はネタバレには書いていないので是非、漫画版も読んでみて下さいね。