娚の一生4巻

甥の一生4巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています。

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互いを意識し始める2人ですが、恋に臆病なつぐみは海江田の求愛を受け止められずにいました。

年齢のこと、周囲の反対、前の恋人への思いなど、さまざまな障害が2人の前に横たわります。
それを一つ一つ乗り越え、ようやく結婚生活が始まるのですが・・・!?

4巻|ネタバレ

明日は海江田の助手・西園寺真保と、二世市議会議員・園田哲志の結婚式。

前日くらい休めばいいものの、2人ともいつも通り働いています。

その後、哲志とつぐみは新幹線で式が行われる会場へ。

「ねぇ、つぐみちゃん。真保さんと海江田先生ホントに切れてるのかな。」

元々西園寺の一方的な片想いなので、そんなこと全く心配していなかったつぐみ。

しかし哲志はとても不安でした。

先生ほど魅力的な人間ではないから自信がないのです。

彼女は結婚後も海江田の元で働くわけだし、なんだかんだ二人でいる時間は長い。

その頃、海江田と西園寺は離島へ向かうフェリーに乗っていました。

西園寺が誘ったのです。

あの日、研究室で「次に来る男の人を好きになる」と決めた西園寺。

そんなふざけたことで海江田を好きになったのですが、本当に海江田は西園寺が初めて好きになった人でした。

「結婚してもきっとあたくし一生・・・。」

西園寺は涙を流しながら海江田に抱きつき、目をつむってキスを待ちます。

「あかんよ、奥さん。」

一方、西園寺と海江田に連絡がつかないと知った哲志の不安は加速されメソメソ。

翌日の結婚式当日。

「困ります。お式前夜なんて微妙な時に!」

つぐみは海江田に怒るのですが、どこに行ってたかなんて野暮なことは聞きません。

戻ることは分かっていたからです。

「困るちゃうやろ。嫌や言い。」

2人がいちゃついている中、西園寺と哲志も昨夜のことを話していました。

「許していただけませんの?夕べ本当は他所で先生にお別れをしていたこと。」

「許すも許さないももう式は始まるんだし・・・。」

せっかくの結婚式なのに、元気のない哲志。

そんな哲志に西園寺は誓います。

「よき妻になるかどうかは分かりませんけれど、あたくしこれから哲志さんのお側にずっとおります。一緒のお墓に入る時まで。」

式も無事終わり、西園寺は退職願を提出。

お腹には3カ月の赤ちゃんがいます。

感想

神ではなく哲志さんに愛を誓う西園寺さんがとても可愛らしかったし、うるっときました。

4巻は完結後のスピンオフが全部で7つ収録されているのですが、どれも納得のいく内容の詰め合わせでした。

ネタバレでは、西園寺さんと哲志くんのエピソードしか書けていませんが、他にもまことくんとの再会や、念願のつぐみたちの結婚式などなどが描かれています。

白無垢姿のつぐみさんとっても素敵でした。

愛に疲れた彼女でしたが、一生を共にする人に会えて感無量です。

最後には二人の間にできた子供まで登場。

とても可愛くいい家族だなとほっこりしました。

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