一巻も終盤に差し掛かり今回はカルタ会との勝負の話しです。
千早達は勝利することが出来るのでしょうか?
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1巻4話|ネタバレあらすじ
気持ちいい!!もう一枚!!もう一枚取りたい!!
そんな千早の姿を見て綿谷の闘志にも火がつく!!
「そう言えば初めて千早とやったときも自分より早く反応していたな・・・」
そんなことを考えながらも「ごごごごごー」と心は燃えあがっていた!!
「どりゃーーーー!」
結局、千早は1枚その他、殆どの札を綿谷が取った。
でも本当につらいのはボコボコに負けた相手チームだった
「ダダダダダー」先生があわてて駆け寄ってくる
「君たちかるた会はいるかい?」
「はい!」綿谷は即答する。
綿谷 新(わたやあらた)です。
自己紹介をするとボコボコにやられへこたれているヒョロが「お前知ってる!!」
「小学1年から5年まで毎年全国優勝してる奴だ!!」と言った。
しかし綿谷の隠れたカルタの才能はそれだけではなかった。
先生は名前を聞いた瞬間ピン!とくる
綿谷と言えば80年代に7連覇した永世名人、この子はその名人のお孫さんなんだと・・・
「グッ!!」
無言でガッツポーズをする先生
いつか名人を・・・
この白波会の昔からの悲願だった。
結局3人とも入会することに
太一も他の習い事で忙しいけど出来るだけ来ると言っていた。
家に帰ると姉が千早の事を待ちわびていた。
明日のオーディションに着ていく服を大量に買ってもらったのでそれを写真に撮らせたかったからだ。
「かわいー!!」
「カシャカシャカシャ」
ムダに姉を取る千早
本当に姉の事が好きなんだなーと母が何気なく「今でも夢はお姉ちゃんが日本一になることかしら」と言った時
ふと綿谷くんに言われた言葉を思い出した・・・
「お姉ちゃんゴメン、やりたいことがあるから」とデジカメを返す。
千早はさっそく借りてきた百人一首を取り出し一枚一枚読んでいく。
トイレの時も。お風呂上がりも。寝る時でさえも札を握っていた。
その表情はなんだか微笑ましかった。
それから3人は出来る限りカルタ会に顔を出した。
ふと掲示板を見ると小学生のカルタ大会の告知が貼られていて千早達は3人のチームでその大会に参加することを決めるのだった。
今度は源平戦(3人で100枚の札)ではなくそれぞれが個人で戦う総当たり戦だ!
綿谷は勝つ自信があるが太一と千早どっちかが勝つんやろな!?と凄い形相で問いかけた。
3人は特訓を開始するのだった。
ある日のカルタ会の帰り。
外では雪が積もっていた。
せっせと千早が雪玉を作っていると。
「バシッ」っと綿谷の方から雪玉が!?「早ッ!!」
流石雪国育ちなだけあって、もうすでに何個も雪玉を作っている綿谷
3人は百人一首を読みながら雪合戦を楽しんだ。
「綿谷くん」千早が地元の事を聞こうとしたら「新(あらた)や」と綿谷は言った。
見つめ合う二人に「ドシャ!」と太一が雪玉をぶつける。
「じゃあ俺も新!いいよな」
3人の絆は日に日に深まっていくのだった。
翌日、学校に行くと太一が皆に囲まれていた。
どうやら名門中学へ受かったらしく皆に凄いねと言われていた。
通学に1時間半も掛かる場所にあるらしく千早は「かるた出来なくなるし行かないよね?」
と聞くが、太一からは「かるたより中学進学を取る」とはっきり告げられる・・・
「太一が冗談言ってるんだー」現実を受け止めきれない千早が新にそう話すと
新も、じいちゃんが倒れてしまって卒業したら福井に帰ることになったと告げるのだった・・・
「ずっと一緒にかるたはできん」
その言葉は千早の胸に深く突き刺さった。 ⇒5話あらすじ
まとめ|感想
なんか文字に書いているだけでこの場面が目に浮かんできて思わずうるっときてしまいます。
せっかく仲良くなり始めた3人に突如訪れた別れの期限。
こんなの悲しすぎますよね・・・
二人の現実を千早は受け止める事が出来るのでしょうか?
次話もお楽しみに。
いつものように漫画版”ちはやふる”を無料で読める方法も乗せておきますね。