少女漫画、スプラウトの最終巻ネタバレあらすじです。
今回でついに実紅の恋に決着が付きます。
この漫画は無料で読むことも出来るので気になる人はこの方法を使ってみて下さい。
ネタバレは最終回の結末まで書いているので是非、読んでいってくださいね。
25話から最終回｜ネタバレあらすじ
草平と話を終えたみゆは実紅を呼び出します。
「みくちゃん、わたし草ちゃんに別れようっていったよ」
あの日、草平はみゆじゃないと駄目だと思っていた（今は思ってない）ことを正直に伝えます。
そしてみゆもまた、草平が好きでいてくれるのが当たり前になっていて他の人を考えてることが”不安”では無く”不満”だと気づいたと話します。
それだけ言うと、彼女は帰っていきました。
家に帰るといつものように草平の姿。
しかし一本の電話で事態は一変します。
清佳の父がいきなり倒れて入院したという知らせが来たのです。
動揺する清佳を支え夜も遅いので病院へは実紅の両親が車で付き添うことになります。
家に残った実紅、草平、タッキーが無事を祈っていると電話が鳴ります。
「ふざっけんじゃなわよ！！」
電話向こうで清佳のそんな声が聴こえます。
どうやらただの過労で貧血を起こしただけで命に別状は無かったようです。
一通り父に文句を言い終えると清佳は電話で皆にお礼を言います。
「下宿させてもらってよかった。みんなが居てよかった。」
何事も無く一件落着で皆にも笑顔が戻ります。
「出てく前に清佳さんが悲しい顔じゃなくてよかった」
草平のその言葉に思わず声をかけてしまう実紅。
「みゆちゃんと別れた？あたしなんか出来る？あたしのせい？」
「うん・・・嘘」
それだけ言って自分の部屋へ帰っていきます。
草平の引っ越しは次の土曜日、それまでに二人は溝を埋めることが出来るのでしょうか？
翌朝、学校ではみゆが別れた話で持ちきりです。
今朝から何人にも告白されているようで彼女のモテっぷりは健在です。
草平は学校で実紅の事を無視するようになり何だか胸が痛みます。
”別れたからってどうこうなるわけじゃなく、好きになって嫌な思いさせて本当、迷惑なだけだったな”
そんなことを考えていると涙があふれてきます。
ですがその日の夜は草平のお別れ会、といことで家では明るく接する実紅。
清佳とタッキーが酔いつぶれてお風呂上りの草平が片づけをしていた実紅と話します。
「ゴメン、無視して。まわりうるさいから」
それをきっかけに実紅を始めてあったころの話をします。
「あーこの子絶対いい子だ！！って超嬉しかった。」
「下宿下のがここで良かった。ここ来てよかった」
「後悔してない？嫌じゃなかった？あたしといて 嫌 じゃ・・・」
大粒の涙を流す実紅を草平優しく抱き寄せ「ありがとな」というのでした。
草平のいなくなった池乃内家はどこか元気がありません。
もう10日ほど経つというのに今だに草平の食器まで用意してしまいます。
そんな時、母がポロっと清佳も来年の春に出て行くことを喋ってしまいます。
ここに来て今まで自分が甘えていたことに気が付てい、これからは父を支えていくと決めたようです。
これまでの習慣は中々抜けないもので清佳は家の連絡事項をグループにしていた草平にまで今だに送っているし、草平もきをつけないと実紅の家に帰ってしまいそうになります。
そんなある日、あのキャンプで買ったストラップを公園で無くしてしまった実紅。
グループメールに遅くなると送ると草平が心配して来てくれました。
「こんなダセーの誰も拾わないって。明るくなってから探そ」
そう説得され家まで送ってもらいます。
「ていうかなんで知ってんの？」
「あっ下宿の皆に送るつもりだったのにごめんね！」
「出てって2週間しないうちに部外者扱いか、傷つくなぁ。」
そんなやり取りが友達に戻れたみたいで嬉しい実紅。
でもそれはすぐに間違いだと気が付きます。
上がっていきなと誘っても帰ろうとする草平、すると途端に心が寂しくなります。
”友達と別れるときはこんなに淋しくならない”
呼び止めたい一心で偏屈なことも言ってしまいます。
「淋しがってたくせに・・・」
「うん。淋しいよ。実紅の顔、見たかった。」
いつか実紅が草平に言った言葉を今度はが草平が言います。
そして草平は実紅を力強く抱きしめるのでした。
数日後、仲良く手を繋ぐ二人。今日は鍋だからと買い物をしてきたようです。
「ただいまー」
そんな二人を清佳とタッキーが出迎えるのでした。
－完－
最終巻の感想
やっぱり最後の最期でひっついちゃいましたねー
個人的にはまぁこんな終わり方も有りかなーと思いますが草平はまた同じような女の子が現れたらすぐ心変わりするんじゃ？と思っちゃいました（笑）
全てが急展開すぎて脇役たちがちょっとおざなりな結末なのが残念でしたね。
もう少し話を広げて欲しかったです。
とはいえ全7巻で程よくまとまっているので読みごたえがある作品でした。
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