セフレの品格―プライド―13巻

セフレの品格―プライド―13巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています!

※漫画を無料で読む方法は、下の記事で説明しているので参考にしてくださいね♪

⇒セフレの品格―プライド―13巻を無料で読む方法はこちら

大樹と再会した一樹は、前妻・多恵とも向き合おうとするのですが、多恵は北田家を憎んでいました。
多恵の憎しみは殺意へ変わり、ついに抄子の家に火をつけて・・・!?

13巻|ネタバレ

華江のおかげで目が覚めた抄子。

火事に気付き、慌てて春翔と遥を探します。

幸い、春翔と遥はおらず、自分一人だということを思いだします。

安心したのも束の間、炎は燃え広がり出口がふさがれていました。

偶然近くを通り、火事に気付いた一樹は急いで駆け付けます。

救急車で運ばれている女性を抄子だと勘違いをした一樹は、一緒に救急車に乗り込むのですが、途中で人違いだということに気づき急いで戻ります。

消防団が止めるのも聞かず、危険を覚悟で家の敷地へ。

家の中に逃げ場がなくなった抄子は屋根の上にいました。

「抄子!飛べ!!」

一樹は屋根から飛び降りる抄子を無事受け止め、助けることが出来ます。

もしあの時、華江が知らせてくれなかったら、眠ったまま死んでいたかもしれません。

華江・・・ありがとう。

抄子は無事だったものの、家は全焼。

思い出のものも何もかも焼けてなくなってしまいました。

現場に落ちていた物から、放火した犯人は多恵だと特定されます。

どうして私が一樹の元の奥さんに恨まれなきゃならないの?

悲しい気持ちでいっぱいの抄子。

多恵は放火の時に追った大火傷で集中治療室にいました。

火傷が全身の半分以上で、脳に出血もあり、とても危険な状態でした。

多恵の姿をこの時初めて見た抄子。

深く刻まれた多恵の眉間のシワを見て、今までどれほど歯を食いしばって生きてきたのか想像がつきます。

その後、多恵の容態は安定し、ICUから一般病棟へ。

一樹は「多恵にはちゃんと償ってもらう」と言うのですが、抄子はそれを望みませんでした。

「私、多恵さんの気持ちが・・・少しわかる。」

シングルマザー歴が長かった抄子は、女が一人で子育てしながら働く辛さや大変さを知っています。

以前は抄子も見ず知らずの幸せそうに笑っている夫婦を見て、酷い目にあえばいいと思ったこともありました。

それに、一樹が多恵と幸せな夫婦のままなら、同窓会で誘われることもなかったでしょう。

今、春翔がいること、遥に素敵なパパができたこと、一樹の両親をお父さん、お母さんと呼べること。

「多恵さんのしたことを差し引いても、私の幸せはおつりがくるよ。」

2か月後。

多恵は脳のダメージのせいで、記憶がなくなり大樹のことも分からなくなっていました。

大樹と一緒に様子を見に来た一樹に「医院長」と笑顔で呼ぶ多恵。

多恵は大人の男性を見ると「医院長」と呼ぶのです。

「医院長=祖父」だと知る大樹。

母がずっと愛していた人、自分の本当の父は、祖父であると気づきます。

僕は、生まれてきちゃいけなかったんじゃないか。

大樹は思いつめるように。

辛いときは、いつもリナが隣にいてくれました。

しかし大樹は知りませんでした。

リナの抱えている闇も、絶望も。

リナは相変わらず路上ライブの後にデリヘルのバイトを続けていました。

早くこんな場所から抜け出さなきゃ。
早く、早く。心が腐る前に。

ある日、リナはお客さんで音楽プロデューサーと知り合います。

焦りを感じていたリナは、少しでも希望を持つため、本番を断れませんでした。

その後、プロデューサーから音楽関係者と飲むからと誘われ行くことに。

業界では有名な社長の期限を損ねないように、言う通りにするリナ。

成功するためにはプライドなんて必要ない。
夢を捨てたら私には何も残らない。

歌手デビューをちらつかされ、みんなのいる前で屈辱的なことをやらせられます。

疲れて帰った翌朝。

大樹の寝ているベッドへそのまま倒れこみます。

帰ってきたリナにキスをしようとする大樹ですが、リナには拒否られてしまいます。

その後、リナは何度も何度も歯を磨きます。

そしてついにリナはカミソリを手に取り手首へ。

リスカをしようとしているリナを止め、話を聞く大樹。

しかしリナは、「大丈夫、たいしたことじゃない」と打ち明けてくれません。

「だって私、まともな職も嫁の貰い手もないだろうし・・・。」

「僕がリナをもらってあげるから大丈夫だよ。」

大樹はいつもリナに守られてきました。

だからいつか自分がリナを守れる男になると思っていたのです。

リナの歌手デビューの話は結局なく、グラビアで話はまとまり、支度金を渡されるのですが、リナは受け取りませんでした。

これ以上落ちたらもう戻れないと感じたのです。

リナは他のバンドマンに誘われ、地方のライブツアーを回ることに。

半年か、一年になるか分かりませんが、ラストチャンスに賭けたのです。

リナは旅に出る前に大樹に想いを伝えます。

「大樹・・・好きよ。ずっと前から。気づかなかった?」

その日、大樹とリナは愛し合います。

次の日、大樹が学校から帰るとリナはいなくなっていました。

一方、家が全焼して週末婚から同居婚になった抄子と一樹。

相変わらず性欲の強い一樹に対し、抄子は性欲がなくなってきていました。

白衣を着て診察する一樹は素敵ですが、家でのだらしない一樹を毎日見ていると、セックスする気がなくなってしまったのです。

そういえば最後にしたのはいつだったっけ・・・。

抄子のそんな気持ちを感じ取ってしまった一樹。

「・・・オレがいない方がいいと思ってんなら別れるよ。」

一樹は冗談と言っていますが、抄子は冗談とは思えず。

微妙な雰囲気の中、一樹は島の産科医へ出張に行ってしまいます。

そんな中、北田レディースクリニックに昔抄子と関係のあった航平がやってきます。

心のない航平を見て、改めて一樹の良さを実感する抄子。

早く会いたいと思っていた時、一樹から手術道具を忘れたから持ってきて欲しいと連絡があります。

急いで持っていく抄子ですが、実は2人きりになるための嘘だったのです。

どちらかが我慢するなんてよくない。
この幸せな奇跡みないなものなのに。

2人は宿に着く前に、車の中で愛し合います。

ああ、やっぱりあなたが好き。
この世に永遠なんてものはない。
だから情熱の火を絶やさないように・・・。

抄子は別々に暮らそうと提案します。

何もかもさらけ出すのではなく、一樹とは緊張感を持っていたいのです。

それは一樹も同じことを思っていました。

しかし同居を解消するだけですべてがうまくいくとは限りません。

そこで、一樹はいつでも別れられる状態にしておくことを提案します。

帰ってきて抄子は区役所で離婚届を用意するのですが、結局一樹に破り捨てられてしまいます。

「やっぱりダメだ。一生一緒がいい。ずっとオレと結婚してて下さい。」

身体の関係だけだったのに心も欲しがった。
でももぅセフレの品格(プライド)はいらないのです。

完結

感想

え!完結!?と思ったら1部完結ということで、続きもあるようです。

好きな漫画なので続きが読めると思いホッとしました。

最初はセフレに対してあまり良いイメージがなく、偏見でしかなかったけど、こんな結末ならアリだな~と思いました♪

女は子供ができるとママの顔になる。

難しいかもしれないけど、旦那様とはいつまでも恋人のような関係が理想ですね。

結婚まで色々あった2人だからこそ、こんな素敵な関係が築けているんでしょうね。

終わったばかりなのに、もう第2部が気になります!

次は大樹が主役のお話かな?

漫画を読みたい方は、無料で読む方法を参考にしてくださいね♪

⇒セフレの品格―プライド―13巻を無料で読む方法はこちら