うちの夫は、私を異常に愛している2巻

うちの夫は、私を異常に愛している2巻のネタバレ感想と、漫画を無料で読む方法を紹介しています!

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夫・冬樹の異常な束縛に支配されている由利子。
冬樹の弟・秋良と一緒に住むことになるのですが、由利子はその弟に冬樹につけられた身体の傷を見られてしまいました。

由利子を救おうと近づいてくる秋良。
それに気づいた冬樹は監視カメラを仕掛けて・・・?

4話|求めあう二人

あれから由利子は秋良を避けていました。

さすがに無視は大人げないと思うものの、どんな顔をしたらいいのか分からないのです。

(あんな姿見られてなかったことになんてできないよね・・・)

由利子は冬樹の言葉も気になっていました。

(今更なんであんなこと・・・)
(本当は信用なんてしてないくせに)

由利子はその夜、友達に誘われ外に飲みに出かけます。

友達に義弟との同居生活を聞かれた由利子は、お酒のせいもあるのかつい「かわいいよ」と本音がぽろり。

その日は友達と盛り上がり、由利子は潰れてしまいます。

迎えに来てくれたのは秋良でした。

拒否する由利子ですが、足元ふらふらで秋良を頼らざるを得ません。

タクシーに乗り込む2人。

いつも通り接してくる秋良に由利子は戸惑います。

「どうして。この前あんな姿見たのに、引いてないの・・・?酷いこと言って突き放して拒絶したのに。」

「これ以上優しくしないで!」

それでも秋良は諦めませんでした。

「好きな女は放っておかない。守る。」

だけど由利子は冬樹の妻で、秋良は由利子の義弟。

そんな簡単な話じゃありません。

すると秋良が突然キスをしてきました。

突然のことに驚きビンタする由利子。

「簡単な話だろ。そうやって嫌なら拒否してぶっ叩けよ!あんたが望まなきゃ何も変わらねーよ!」

今まで耐えてきた由利子ですが、その糸は切れ秋良に助けを求めます。

「助けて・・・。」

「俺はあんたと一緒なら地獄でもついていくから。」

家についた2人は、お互いを求めあい体を重ねます。

歯型と鬱血だらけの体なんて可愛いわけがないのに、秋良は何度も何度も言い聞かせてくるみたいに「かわいい」と言い続けます。

(痺れる)
(求めあうように愛し合うのがこんなに気持ち良いことを忘れていた)

その頃、2人の様子を監視カメラで見ていた冬樹。

「嘘の出張期間教えたらこれかよ。あーあ、しぶとい虫だなあ。」

5話|離婚を決意

昨日の夜が嘘だったように、日常が由利子を冷静にします。

秋良の言葉は全部嬉しくて全て委ねてしまいたかったけど、現実はそんなに甘くはありません。

秋良は2人の将来を考えていましたが、由利子は違いました。

(私の意思は)
(彼をまきこむ未来じゃない)

由利子は区役所に離婚届をもらいに行き、家に帰ります。

家に帰ると冬樹が帰ってきていました。

「ただいま。早く由利子に会いたくてさ。」

由利子は離婚の話を切り出そうとするのですが、冬樹に言葉を遮られます。

「久しぶりにさ、デートしようか。」

冬樹に誘われランチを食べに出かける由利子。

いくらでも話を切り出すタイミングはあるのに、いざ本人を目の前にすると何て伝えればいいのか言葉が見つかりません。

浮かない表情の由利子を見て寂しげな冬樹。

「俺と出掛けるの嫌だった?」

「俺は由利子と一緒の時だけが幸せだよ。」

冬樹の言葉に胸を痛める由利子。

それから映画を観に行くのですが、傍から見れば仲の良い普通の夫婦にしか見えません。

帰り道、ついに由利子は話を切り出そうとします。

しかしその前に冬樹に先手を突かれてしまいます。

「何?秋良と寝た話?寝ただろ?」

冬樹はパソコンを取り出し仕掛けていたカメラに映っていた映像を見せます。

映像を見た瞬間、ぞっとして涙が溢れてくる由利子。

「そんなに泣かなくてもいいのに。もしかして怒られるって心配してる?大丈夫俺は由利子が他の男とセックスしても愛してるよ。」

笑顔の冬樹とは対照に、由利子はひどく怯えています。

「別れて下さい。もう・・・あなたが怖いの。」

冬樹は由利子を家に連れて帰り、手首を縛ります。

「どうして逃げようとするのかなあ。いつも以上に教え込まないとダメだね。」

冬樹を泣きながら拒む由利子。

すると冬樹は監禁していた秋良をクローゼットから出します。

拘束され身動きの取れない秋良の顔を踏みつけ言います。

「由利子は誰のもので誰を一番愛してて誰が一番愛してるのか、よく見とけクソガキ。」

冬樹は秋良の目の前で由利子を犯します。

「お前のそれはただの暴力だ!愛じゃねえよ!」

「・・・なら普通に愛されてたお前が憎いよ。」

6話|冬樹の過去

冬樹がまだ幼い頃のお話です。

冬樹の母親は父親に暴力を受けていました。

「お母さん大丈夫?僕のせいでお父さん怒ったの?」

「冬くんのせいじゃないよ。お母さんは冬くんが居るから大丈夫。愛してるわよ。」

両親は離婚し、しばらくして母は再婚し子供を授かります。

その頃から徐々に母親の冬樹への態度は変わっていきました。

元旦那にどんどん似てくる冬樹の顔を見ると過去のトラウマが蘇るのです。

「あの男の血が入ってるあの子をどうしても愛せない!」

母がそう言っているのを聞いてしまった冬樹は、ショックで一人涙を流します。

それでも冬樹は母のことを愛していました。

母に愛されている秋良とは反対に、母の冬樹への態度はどんどんエスカレートしていきました。

「母さん、俺の顔よく見てよ。俺は父さんじゃないよ。」

冬樹に腕を掴まれた母親の口からは、冬樹がずっと求めていた言葉が発せられるのですが、それは本心ではありませんでした。

恐怖に支配され出た言葉だったのです。

(現在に戻る)

冬樹の支配から逃れるために、2人は家から出ていくことに。

もちろん冬樹は気づいていました。

涙を流しながら離婚届をびりびりに破り捨てます。

「好きなだけ逃げればいい。今のうちに・・・。」

ひとまずホテルへ逃げる2人。

秋良は「大丈夫」だと言ってくれるのですが、由利子は冬樹からこんな簡単に逃げられるわけがないと思っていました。

その由利子の予感は的中し・・・!?

3巻へ続く

感想

今巻では冬樹の闇が明かされています。

一方的に冬樹を悪者だと思っていた私ですが、過去を知り冬樹の見方が変わりました。

親に十分な愛情を貰えず育った子は、こんなにも歪んでしまうのか。

異常なのは変わりないけどなんだか冬樹が可哀想・・・。

私的にラストは由利子と冬樹で落ち着いてほしいな。

また気になるところで終わってしまったので続きがとっても気になります!

ぜひ漫画の方も読んでみて下さいね♪

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