蜜味ブラッドの漫画を無料で読む方法と、2巻(完結)の結末ネタバレを紹介します。
前回、たとえ吸血鬼でも好きだとひなたは潤夜に告げました。
そして「未来が真っ暗でも平気」と言い放つひなたに潤夜はついに口づけをして・・・!?
結末のネタバレの前に、漫画を無料で読む方法から説明しますね♪
蜜味ブラッドを無料で読むには?
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次にネタバレです!
2巻|ネタバレ
吸血鬼にとってキスは”契約”。
契約者の血しか受け付けなくなった吸血鬼はその身の永遠を失い、契約者の死によって吸血鬼自身も最期を迎えます。
「ずっとこの血を求める忌まわしい身で永遠に独りさまよい続ける運命だと諦めていた。愛しいものだからこそその血を奪ってはならぬと。ひなたのことも想うだけに留めるべきだとわかっていたのに。」
「すまぬ・・・今幸せだと思うワシを許してくれ。」
ひなたも同じくすごく幸せでした。
しかし花塚にとって厳しい現実を突きつけられます。
恋人同士である前にひなたは潤夜の獲物であり、潤夜が吸血鬼だってことは絶対に周りにバレてはいけません。
”日の当たる未来なんてない”
解っていたはずなのに、幸せで忘れてしまっていました。
元カノのことも気に掛かりモヤモヤと一人考えるひなた。
潤夜は元気のないひなたを気遣い夜のデートへと誘い出してくれます。
「花塚が言ったことは気にするでないぞ。」
「確かに昔の恋は今も忘れられぬ。けれど過去じゃ。これから作るひなたとの未来がきっと忘れされてくれる。」
潤夜が吸血鬼だという事実はひなたを苦しめ傷つけるでしょう。
だけど潤夜だってもう今さらひなたのことを放せないのです。
「代わりなどいない。その無垢で清らかな身も心もこの身の深淵を照らす光。ひなたでなければ愛せない。」
ある日、ひなたは街でホストに声をかけられます。
「カモられる」と思ったひなたは逃げるのですが、ホストの名刺を見た潤夜は嫌な予感がしていました。
潤夜は不安を取り除くためにホストクラブへ。
しかしお店には潤夜が会いたかった刹那は出勤していませんでした。
その頃、刹那はひなたの元にいました。
「本当によく似ていますね。まるで生き写しだ。潤夜が執着するのも仕方ありませんね。」
刹那はひなたと潤夜が恋仲になるこの時をずっと待っていたのです。
復讐のために・・・。
「130年前、潤夜は僕から恋人を奪った。だから今度は僕が潤夜から君を奪う。」
刹那に見せられた写真には、当時の潤夜と刹那、そしてひなたにそっくりの女の人が映っていました。
刹那は潤夜と同じ吸血鬼で、女性は潤夜が今も忘れられない人・美景だったのです。
当時、美景に狩りをしている現場を見られてしまった刹那と潤夜。
美景の甘い香りに誘われ刹那は美景も襲おうとするのですが、潤夜は美景を庇います。
2人が吸血鬼だと知った美景は街の治安を守るため「私の血をあげるわ」と2人に自らの血を差し出します。
美景は他の人間と違い、「あなたは優しい人よ」と潤夜のことを恐れていませんでした。
その後、美景は結婚し家庭を持ちました。
「赤の他人でここまで似るなんてありえない。つまり君は美景の血を受け継いだ子孫。」
「だから美景の面影を求めて潤夜は君に近づいたんだよ。潤夜は君を愛しているわけじゃない。」
その時、ひなたを助けにきた潤夜が駆けつけます。
「何故今ワシの前に現れる。吸血鬼事件を起こしたのも貴様なのか!?何をしようとしてる!」
刹那は吸血鬼仲間を増やそうとしていました。
吸血鬼に血を吸われ死んだ者、吸血鬼の血を体内に取り込んだ者は新たに吸血鬼となります。
刹那は美景も吸血鬼にするつもりでした。
刹那は美景が死んだことを潤夜のせいにしています。
「お前が殺したんだ、潤夜。」
「そのお前が今さら美景の子孫と幸せになろうなんて冗談じゃない。許さない。全て奪って苦しめてやる!」
ひなたは頭の整理がつかず、しばらく放心状態でした。
潤夜に何を言われても刹那に言われた言葉を気にしてしまうのです。
(信じなきゃ・・・信じたいのに)
(潤夜はあたしを見てなかったんだ)
(潤夜が想っていたのは、あたしと同じ顔の過去の恋人・・・あたしの先祖)
ひなたは潤夜を避けるようになり、会わない日々が続きます。
ある日ひなたは潤夜に血を与えないといけないことを思い出します。
急いで家に向かうと潤夜は血が不足しすぎて理性が飛び花塚を襲おうとしていました。
花塚は必死に抵抗をします。
「あの子と契約したのなら先生の体はあの子の血しか受け入れない!私の血はもう毒と同じなんです!」
潤夜を落ち着かせひなたを呼ぼうとする花塚。
「・・・ひなたなら来ぬよ。ひどく傷つけてしまった。」
初めてひなたを見た時はあまりにも美景に似ていて驚きました。
興味が抑えられずにひなたに近づいたのは事実です。
昔守れなかった女への罪滅ぼしで勝手に守ろうと決めていました。
だけどひなたは似ているどころか正反対の女でした。
「吸血鬼との未来など捨ててしまえば楽なのに、信じて真っすぐぶつかってくる聞き分けのない馬鹿な女・・・そんな女が愛しくて仕方がない。」
隠れて聞いていたひなたは、涙を流し潤夜の元へ。
「あたしがもう来ないと思ったの?あたしの全部は潤夜のものだって言ったじゃない!」
ひなたは潤夜の気持ちを疑うことをやめ信じることに。
潤夜はひなたの血でしか生きていけません。
それはいつかひなたが死ぬとき、潤夜も死ぬということ。
潤夜はひなたから離れないというこれ以上ない約束なのに、ひなたはどうしてか幸せな結末を想像できずにいました。
刹那は潤夜の「彼方まで」の小説を読みクスクスと笑います。
「あの娘と契約したつもりでいるのか・・・潤夜。キスだけじゃ契約は成立しないのに。」
”この幸せはいつまで続くんだろう”
きっとひなたのこの不安はずっと消えないでしょう。
(それでも願わせて)
(どうか信じさせて)
(いつか永遠の愛を神様に誓う日が来ることを)
しかし潤夜の小説のラストには「最期は静かに君の元を去ろう」と書かれていたのでした。
完結
感想
完結したのですが、ラストはとても含みをもたせるような終わり方となっています。
やっぱりというか長期連載用に作られた設定だったのですね。
色々想像することはできますが、もう少し読みたかった~!
シリーズに関わる読み切り(続編?)もあるようなので、そちらの方も読んでみようと思います。
漫画を読みたい方は、ぜひ無料で読む方法を参考にしてくださいね♪